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【グレタ・トゥンベリ】蘇る黒歴史。。。それは誰の言葉なのか?【国連演説1】

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こんにちはマカベェです。

今話題になっている、グレタ・トゥンベリさんの、国連気候行動サミットでの演説を見てみました。

ああ。。。

これは。。。

自分の中での黒歴史が蘇ってきました。。。

自分は小学校六年生の時、児童会長なるものをやっていました。

修学旅行で広島に行き、広島平和記念資料館に行った後に、原爆死没者慰霊碑の前で自分が何か言わなければいけないということになりました。

その有名な碑には、「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから。」と刻まれています。

一字一句覚えているわけではありませんが、戦争はいけないね、もう二度と起こらないようにしなければいけないね、等ということをごにょごにょ言った覚えがあります。

このことは自分の中でひっかっかっている思い出です。

年をとるにつれて、どんどんわかってくることがあります。

言葉の軽さや重さ、軽々に言ってはいけないことがあるということ、それまでの歴史とそれぞれの人々の思い、第二次世界大戦におけるあれやこれや、生活をして生きてくということ、思惑に乗せられるということ、正義は偽善になり得ること。

平和への祈りは別に非難されるものではないとは思いますが、それをただ家でご飯を食べて学校に行っているだけの小学生が、この場面ではこういうことを言えばいいんだろみたいな感じで、ごにょごにょ言ったことを思い返すと、申し訳ない気持ちになり、いたたまれない気持ちになり、今も思い返すと体をよじってもんもんとしてしまいます。

そういうことを如実に思い出した、グレタさんの演説でした。

 

 

これはいいと思います。注意深くみましょうよ。

 

 

画面の訳はやや適当で、本当なら私は海の反対側で学校に通っているはずなのに、こんなところに呼び出されて、、、みたいに言っています。そうです、母国のスウェーデンで学校に行って勉強してください。こんなところに呼び出したあなたの親とあなたを取り巻く活動家にこのセリフを言ってください。ちなみに学習障害があって学校に行っていないという情報は本当なのでしょうか?もしそうだとしたら、これは自分への相当な皮肉ではないでしょうか?

 

 

この、よくも無礼にも~できるものだという、How dare you~。これ、この演説で何回も使われていますが、英語だとかなり強い表現です。希望を求めて若者のもとに誰がよってきたのですか?環境活動家のあなたの両親ですか?取り巻く誰かですか?その人たちに言うべきです。そして、そんなことをここでいう自分に。

 

 

誰があなたの夢と子ども時代を奪ったのですか?あなたは何ができなくなったの?

 

 

そうでしょうね。環境活動家の両親に育てられ、こんなところで演説をして注目を浴びることができていますもんね。

 

 

この字面の上っ面をなぞるような物言いはやめたほうがいいと思います。人々は苦しんで死にかけていますが、CO2の排出量を削減したら、経済停滞してより苦しむよ?

 

 

お金の重要性がわかるには、16歳は早かったかな。私みたいに、自分の中の黒歴史にならないことを願います。

 

 

経済成長は人類の幸福の根源だという考え方もあると思います。あなたは扶養されているのではないのですか?スウェーデンの高福祉でこういう考え方になってしまったのですか?

 

 

私が一番引っかかったのはここです。科学は「クリスタル・クリアー」だと言っていますが、あなたは本当に理解していますか?統計学を理解して、CO2排出量と気候変動の因果関係がどうなのか、理解していますか?もしそうなら、先にそれを教えてもらいたいです。私は納得のいく説明を未だ聞いたことがありません。実験で証明することは不可能です。あなたが説明できないのならば、ある科学者達の自説を持ち出して、それをクリスタル・クリアーだと言うのは、それこそ非科学的な態度で、借り物の言葉でしゃべるのは、黒歴史になるのでやめたほうがいいと思います。

 

 

目をそむけ続けている面もあると思いますが、How dareはどうでしょう?無邪気ですね、あなたは。

 

 

多くの人がなんとかしようと自分なりに頑張っています。あなたは文句をいうだけなのですか?

 

 

あなたの言葉を聞いているわけではありません。気候変動の研究は多くの人の驚くほど地味な調査の長年の積み重ねで成り立っています。私はそれに敬意を表しますが、そのデータの意味を理解し得ないあなたの言葉を聞いているわけではありません。

 

 

信じる必要はありません。

 

 

座視では無いのです。様々なことの結果なのです。

 

 

信じなくていいです。

長くなったので、次に続きます。

とにかく言いたいのは、子供は自分の言葉で語らないと、黒歴史を作ってしまうということです。

昨日、下の息子のお誕生日会が補習校でありました。

お誕生日会では誕生月の子が前に出てきて、将来何になりたいか先生にインタビューされるという儀式があるのですが、うちの息子は前日から何を言おうか迷っていました。

 

だって何になりたいかわからないんだもん。

 

ほんとに?サッカー好きじゃん。去年はサッカー選手って言ってたじゃん。

 

もう違うもん。でも何か言わなきゃいけないんでしょ?わかんないもん。

 

ここで、何か言いなよと、一緒に考えて誘導することも出来たと思うのですが、やっぱり子供は自分の考えを言った方がいいと思ったので、わかんないなら素直にそう言えばいいじゃないかと言っておきました。

当日の息子。

 

何になりたいか、わかりません。わかってても言いたくありません。

 

困惑する先生。

どっとわく子供たちと保護者。

そうだ、それでいいんです。

自分の言葉でしゃべろう。

全てはそこからだ。

 

 

グレタさん、それは誰の言葉ですか?

 

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