こんにちはマカベェです。
先日、アメリカは全ての州で人口が増え続けている国家だということを書きました。
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【成長し続ける】これはすごい!全ての州の人口が伸びるアメリカ!どの州が最も伸びている?【アメリカ】
こんにちはマカベェです。 アメリカ株はこれからも伸びます。 なぜならアメリカはまだまだ人口が増えているからです。 アメリカは先進国の中でも、人口が増え続けてい ...
盛んに言われているように、日本は高齢化、少子化のトレンドが続いています。
このトレンドはまさに、日本株の将来に影を落とすものであります。
個人的には、この要因と共に、以下の記事に集約される日本の凋落が、自分が日本株に手を出さない原因になっています。
科学研究支える博士、日本だけ減る傾向とNISTEP 人材育成・確保は喫緊の重要課題
ここではいろいろなことが書かれていますが、一番端的に状況を示しているのはこの表です。
1995ー1997年に比べて、2015ー2017年における日本の凋落はどうでしょうか?
確かにアメリカや中国は圧倒的な研究費がありますが、日本はそれ以外の国と比べても研究者の数や研究費は決して見劣りするわけではありません。
それどころか、状況はまだとてもいいとさえ言えるのですが、ざっくり言うと、科学研究論文の数は減り、更に悪いことに、論文のインパクトが劇的に減っているのです。
科学政策で集中と選択を行うと、論文数は減るかもしれませんが、インパクトは上がるはずです。
研究力とそのアウトプットが質も量も減っている。
ずいぶん前から言われていますが、抜本的な対策が取られないばかりか、責任をとる人もいない。
竹本直一科学技術政策担当相の下、「科学技術・イノベーション」「総合科学技術・イノベーション会議」「日本学術会議」「遺棄化学兵器処理」「原子力委員会」「原子力発電施設等立地地域振興」「日本医療研究開発機構・医療情報基盤」「宇宙開発戦略推進」「宇宙開発戦略本部」「宇宙政策委員会」「知的財産戦略推進」「知的財産戦略本部」の多岐にわたる12分野を担当する人って誰か知っていますか?
そうです、この度内閣府政務官に起用された、今井絵理子参院議員です。
このTweetの嘆きがわかりますか?
本当にこのTweetの通りです。
アメリカと日本の両方を研究生活を経験した私の印象です。
日本の方が圧倒的に学生が優秀。
日本の方が圧倒的に学生が勤勉。
日本の方が教授が勤勉。
アメリカの方が教授が優秀。
アメリカの方がもうとにかく圧倒的に、科学政策を決定する上層部が、平研究者の上のあらゆる層全てが、それはもう圧倒的に優秀。
日本は技術力で戦えないと、何を武器にこれからいくのか?
自分は日本株を長期目線で買う気にはなりません。
武器が見えないからです。
応援よろしくお願いします。