こんにちはマカベェです。
私事で恐縮です。
当方仕事で厳しい状況に陥っています。
今週か来週に判明する結果次第では、当方のただでさえ小さい組織の半分を縮小せざるを得なくなります。
前々からこのことに備えて皆一丸となって頑張ってきました。
その審判が近々くだされます。
何日徹夜をしたとかは全く問題ではありません。
私は今の仕事環境に基本的に感謝していますが、頑張ったという状況証拠は何の役にも立ちません。
結果責任が問われるというのは社会人として当たり前かもしれませんが、以下に書いた通り、アメリカと日本のアカデミックの決定的な違いであると感じています。
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さて、泣き言を言いたいのではなくて。
香川選手がやってくれました。
https://number.bunshun.jp/articles/-/833376
香川は若いころから天才と言われました。
全盛期のドルトムント時代はまさに千両役者。
マンUに誘われたときは突出した芽が出なかったものの、ドルトムントに帰ってきてからの再びの大活躍。
しかし。。。
最近はドルトムントで試合に出れていませんでした。
先日のロシアワールドカップで活躍した男です。
自分が香川なら、以下のようなことを思っていたでしょう。
俺は長らく日本代表の中心選手だった。
ヨーロッパで日本人で俺以上実績を残した選手はいない。
どれだけドルトムントと日本代表で実力を示し続けてきたことか。
なぜ試合に出れない？
なぜ日本代表には呼ばれない？
中島？
南野？
堂安？
青すぎるだろ！
何故俺をよばない？
SHINJI KAGAWAだぞ！
その上でのベシクタシュへの、給料度外視の移籍と、移籍初戦で衝撃の2得点！
俺は、今度の仕事の結果が悪かったら、少なくとも一か月はやさぐれてやろうと思っていた。
誰も俺の、俺のチームの仕事を評価してくれないのか、と不貞腐れてやろうと思っていた。
やめてやるまではいかないまでも、とにかく休憩を置いてなんとか整理をつけないと今後やっていけないと思っていた。
ところがどうだ、あの香川の体の切れは。
本当のところの気持ちと努力は本人にしかわからない。
しかしどう見てもやさぐれていた男の切れじゃない。
ドルトムントで試合に出れなくても、時にベンチにすら入れなくても、二軍扱いの起用のされ方をしても、日々まじ丁寧にトレーニングを続けていた男の切れだ。
自分を見失わなかった男の切れだ。
だからあんなに美しいゴールやフリーキックが、いきなりきめれるのだ。
感動した。
そして思い直した。
繰り返すが、俺にとって天王山の結果発表が近づいている。
失敗すれば路頭に迷うまではいかなくても、俺が育ててきた組織が崩壊する危機にある。
でも、試合に出れなくても香川が丁寧に仕上げてきたように、俺も投げやりにならない方がいいのかなと思い始めた。