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【ジム・クレイマー】退屈な株ばっかり持っていないかい!?投機で勝負に出ないのかい!?【Mad Money】

投稿日:2025-02-21 更新日:

 

こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの2/20のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

あなたは自分が完全に分散された株式ポートフォリオを持っていると思ってないか?そうだとしたら今日のような日も大丈夫なはずや。でも今日、大きな下落に見舞われて打撃を受けた日になったと思っとるんやったら、あなたのポートフォリオは実際にはそれほど分散されていない可能性が高いで。なぜかというと、今日はいわゆる「ハイフライヤー(急騰株)」と呼ばれる銘柄が打撃をうけたからや。あなたが持っとる銘柄それぞれの属するセクターにかかわらず、ハイフライヤー自体が一つのカテゴリーを形成しとって、いくらセクターで分散されていても、似たようなSpeculative株ばっかりもっていたら、それは十分分散化されたポートフォリオとは言えないんや。

 

今日はダウは-1.01%、SP500は-0.43%、そしてナスダックは-0.47%と下落の日になったんやが、今日は特にハイフライヤーたちが一斉に大きく売られて、平均的な指数よりもずっとひどい下落に見舞われたんや。ということで、こういうことになるという状況を踏まえて、最もボラティリティの高い、いわゆるモメンタム株に資金を集中投入する前に、よく考える必要があるということをわいは今回強調したいと思う。特に、オプションやETFを使って、事実上これらの株にほとんどの資金を賭けているような若い投資家には、今日わいが言うことを肝に銘じてほしいと思うで。今日は痛い目を見た人も多いやろうからな。

 

一日に巨額の損失を出すのは好ましくないで。なぜなら、この株式投資というビジネスで最も難しいのは「株式市場にとどまり続ける自分を納得させること」だからや。自分が持っているものすべてが打ちのめされる光景ほど、気力をくじくものはないんや。さて、わいは常に、投機じゃなくて投資をしようと言うとる。わいの目線は常に中長期目線や。でも、短期でSpeculativeな株に投資する投機も、正しい情報に基づくものならば、そしてきちんと規律を守り、何もかもを最高値の急騰株だけに注ぎ込まなければ、大きな投資へとつながる可能性があるんや。

 

いくつか例を挙げようやないか。今の株式市場で最も投機的な株の一つが、Palantirやろう。この会社はデータ分析およびAIの会社で、特に若い世代から大変な人気を誇っとる。投機的な株の頂点と考える根拠は、その非常識なほど高いバリュエーションや。今期の利益予想をベースにするとPERが197倍にもなっとる。しかも、ここ2営業日で約15%下落した後でさえ、この水準や。とはいえ、わいはPalantirをある種の優良なSpeculative株として高く評価しとるで。

 

カリスマ性があり、メシア的ともいえるCEOのAlex Karpがとにかく人気なんやが、ソフトウェア会社の評価方法として「40の法則」を用いるべきだという説がある。これは売上高成長率と営業利益率を足して40を超えていれば優良ビジネスだ、というものや。例え利益を出していなくても、売上高成長率が高ければ正当化される、ということやが、実際、直近の決算説明会でKarpは、Palantirの売上高成長率と営業利益率を足すと81%になると言うらんや。81%はとんでもない数字や。株式市場全体でもトップクラスや。

 

でも、それがForward PER197倍を正当化するかと言われれば、今日みたいな相場ではそうではないやろう。このコンサルティングやデータ解析を行う会社は、国防総省との取引をはじめとして多くの事業を展開しとるんやが、最近ニュースとして出たのは、今後5年間で、国防費が毎年8%ずつ削減されるかもしれないという話や。そうなったら国防費に紐づく企業であるPalantirは打撃を受けるんやないか、という思惑で株価がどんどん下がっとる。もちろん、DOGEのトップのElon Muskが、無駄を省くために実際によりPalantirを起用する可能性があるとも考えられるし、議会や司法が法案なしに国防予算の削減を許すとは思えないという反論もあるやろう。

 

まあでもそういうこともここ二日間は関係なく、株価が下がった。なぜかというと、 一部はやっぱり国防総省の国防費削減の噂によるものかもしれんが、あとは単にPalantirのバリュエーションが高すぎるためで、インサイダーの売却計画が取り沙汰され始めていることも要因やろう。まあでも、実のところ、わいはあまり気にしてなかったりもするんや。というのも、今回起きたことの本質は、逃げ腰になった株主層の動向にあるからや。Palantir は主に、強い信念を持つ個人投資家が保有しとる。彼らはAlex Karpの失礼ともとれる態度や、彼の「Palantir の社員は一般庶民よりはるかに頭がいい」というような大言壮語が大好きなんや。そして、この銘柄は今日の終値である106ドルではなく、本来なら1,000ドルに行くべきだと考えとる。

 

その株価を正当化する指標が何かあるんやろうか?答えは否や。まったくない。でも今の株主やトレーダーにとって重要なのは、CEOのカリスマ性と天才的頭脳であり、彼の言うことをそのまま信じとるんや。実際、Palantirは顧客に対して素晴らしい仕事を提供して、この企業を採用した直後から成果が得られるといわれとる。あと、株主としては、個人投資家だけではなく、Palantir のような銘柄に熱中している、いわゆる熱狂的な投資信託が存在するで。彼らの中には “Rule of 40” などの概念に心酔し、荒唐無稽なバリュエーション手法でも信じ込んでしまうマネージャーがおるんや。

 

こうしたマネーマネージャーたちは、株価が下がったときに買い増すための厳密な根拠や手法を重んじるわいらのような人間を、まったくバカにしながら売買をしとる。彼らは投資をしているというより、ただチャンスに賭けているだけや。ただし、四半期ごとの派手なパフォーマンスを測りつつ、下落局面で買い増すというある程度賢明な計画を持ってやっているのであれば、ひょっとすると当たる可能性はあるやろう。でも今日のような下落の日こそはっきり言っておきたいんやが、Palantir のような銘柄を持っている人にとって、熱狂的なマネーマネージャーは最悪の敵になり得るで。なぜなら、この手の銘柄が一斉に下落しているのを見ると、大手の資金運用者が撤退しているとわかって、売りが売りをよぶからや。大口投資家こそ面目を失いやすく、その結果売り浴びせがおこって、あなたが持っている銘柄を引きずり下ろしてしまったりするんや。

 

さて、誤解しないでおいてほしいんやが、わいはPalantirのような株を買う、いわゆる投機を頭から否定しているわけではないということや。もしあなたがリスクを取る覚悟があるなら、Palantir が下がるたびに買うのも立派な手法や。今回の下落も含めて、や。実際、わいは投機的な銘柄をポートフォリオで一つか二つだけ選んで持つことを勧めるで。でもそれだけや。幻想は抱かないでほしい。投機銘柄の数を増やしたらあかん。Palantirのような銘柄を5つも6つも持とうとは思わんで。

 

なぜわいがこのような投機を容認しているのかというと、それは、うまくいけば本当に圧倒的なリターンが得られるからや。たとえば Amazon。いまでは信じられないかもしれんが、かつては「Amazon はとんでもなく割高だ」という声がずっと絶えなかったものや。わいは2002年にわいの本の『Confessions of a Street Addict』の宣伝で少しAmazonの人たちと時間を過ごした後、この企業なら書店業界を簡単に壊滅させ、さらに小売全体をも淘汰し得ると考えて、投機的だとわかっていてもわいのファンドは参入を決めたんや。こういう株を投機とわかりながら早いうちから持って、確固たる信念でポジションを持ち続ければ、大きな利益を得ることができるんや。

 

Netflix や Tesla もまったく同じや。ずっと非常に割高に見えた時があったが、でもある時点では厳密な計算や用心深さを横に置いてでも持ち続ける必要があったんや。そして昨日や今日のような局面では、必死にしがみつかなくてはならなかった局面があったんや。わいの知っている大半の投資家は、それができないんや。あるいはオプションでやっているかもしれんが、そういう人たちはもうやりきってしまって、手元には何も残っていなかったりする。でも世の中にはすばらしい投機の機会があちこちにある。

 

もし辛抱強くいられるなら、たとえば Carvana を見てほしい。この会社は昨夜決算を発表して、その結果を受けて今日株価が12%も急落したんや。でもここまでは株価が上がってきていたんやが、でもこの株も、どんな指標、例えば利益でも売上でも、Rule of 40 でも何でも、何を見ても、株価を正当化できる根拠はまったくないと思える時があったんや。でもわいが実際に Carvana を使って新車を買ったとき、受け取った車が気に入らなかったんやが、そのことを伝えると彼らは何も言わずに引き取ってくれたんや。それでわいは「これはすごい」と思ったわけや。当時の Carvana の株価は一桁台で、バランスシートも良くなかったが、再編と資本注入によって状況を立て直したんや。その時に株を買っていたら、今頃大きな利益になっとったやろう。昨夜の決算は、多くの人が「売りに値するほど弱い」と考えとるが、実はわいはそうは思わないんや。

 

では名前は似とるが全然別の会社、Cava Group はどうやろうか。健康的で新鮮な地中海料理をリーズナブルに提供していて、次の大物になるかもしれないレストランチェーンや。もっとも、Forward PERは191倍や。こんなの誰が正当化できるやろうか?正当化するのはCava Group が、史上でも最高のパフォーマーのひとつである Chipotle の次に来る存在だと信じる人だけや。もしあなたが、上場直後の Chipotle に1000ドル投資していたら、今では12万ドルになっとるんや。すごいやろ?

 

Approbinはどうや?モバイルゲーム向けの広告をプレイヤーに届ける企業やが、去年は NASDAQ 100 の中で最もパフォーマンスが良くて、年初来で700%以上も上昇したんや。一時は「世界で最も割高な株」に見えたが、最近の四半期決算を見てみると、実はかなりの利益を上げていることがわかるで。いまは Forward PER が 68倍ほどや。もちろん依然として高い数字やが、以前に比べればだいぶ安くなったんや。ただ、こういう銘柄は今日のように引けまで下落して終わる日でも持ち続けないとあかん。でも多くの人にはそれができないんや。なぜなら、そういう投機性の強い銘柄が好きな人は、そういうものを5つも6つも、場合によっては10も持っているからや。そして大打撃を受けて、もうどうしていいかわからなくなってしまう。もう株式投資をやめるしかない、となってしまう。

 

でも、持ちすぎなければ、そして逆風の時にも耐えることができれば、大きな儲けをもたらしてくれるのがこういう銘柄なんや。もしあなたがこうした企業を信じていて、多少リスクのあるバランスシートでも平気なら、ぜひ買ってみてほしいで。投機的な銘柄を1つか2つほど保有するのはいいと思うんや。ただし、同じ株主仲間の多くは、自分の持ち株が軒並み叩き売られるのを目にしたら、一斉に逃げ出したくなるものだということを忘れないでほしいで。

 

一般投資家だけではなく、投機的な銘柄だけを大量に抱えているプロも存在するんや。そういう人たちが一斉に動くと、まさにここ2日間で起こったように、一気に壊滅的な事態になる場合もある。だからこそ、わいが知る限りここまで堂々とテレビで投機を推奨しているのはわいだけかもしれんが、わいはあくまで「情報に基づいて」投機を推奨しとるんや。同時に、ポートフォリオを投機的な株だけに偏らせないように、きちんと分散することを強くお勧めするで。こういう銘柄は大体似たような動きをするからな。

 

結論やが、わいがこの番組で目指している一番の目的は、皆さんが株式投資を続けていけるようにすることや。わいとしては、皆さんに市場にとどまってほしい。もし Palantir や Carvana、Applovin といった銘柄だけを持ち、さらにオプションとかやっているようでは、生き残るのは難しくなってしまう。でも投機的な銘柄は時に大きな儲けを生む。だからポートフォリオの一部に留めるんや。そうしたら、今日のような荒れ相場がやってきても耐えられる。すべてを売り払って投資自体を諦めなくていい。投機的な銘柄を2つほどに留めておけば、この荒波をくぐり抜けて、他の人たちが痛みに耐えきれず逃げ出している局面で、逆に安値で買い増して、その後栄光を手に入れるんや。あなたにはそれができるはずや。

 

 

自分はちょっと投機株を持ちすぎかも。

 

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