アメリカ在住マカベェがジム・クレーマーの発言等の米株情報をアップデートします。

アメリカ発ーマカベェの米株取引

【ジム・クレイマー】今はアイディア主導の一攫千金時代!一番儲けるのはアイディアを信じて個別株を持ち続ける人!【Mad Money】

投稿日:

 

こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの6/30のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

さて、今日で今年の第2四半期が終わったわけやが、本当に熱狂的な展開だったよな。この四半期でDowは5%上昇して、S&Pは10.5%のラリー、そして何よりもNasdaqは17.75%という驚異的な跳ね上がりや。それも、その大部分はMagnificent Sevenによるものではないんや。いったい誰がこんなに株を買っているんや?誰がこの相場をここまで押し上げているんや?

 

ヘッジファンドではないで。彼らはFedの動きを待っとるんや。機関投資家でもないで。彼らは関税を気にしているようなんや。じゃあ誰が買っとるんや。ざっくりいうとわいは個人投資家やと思うんやが、特に若い世代に注目したいと思うで。Great Wealth Transferの受益者たちや。ベビーブーマーからGen Z、Gen X、そしてもちろんミレニアル世代へと巨額が移転する現象の受益者なんや。

 

若い世代こそが多くの銘柄を大きく押し上げている張本人とわいは見とるで。彼らは今まとまった資金を手にして、年配層とは異なる投資スタイルをとっとるんや。しばしば行き過ぎた買い方をするとはいえ、この新世代の買い手たちに敬意を表すべきなんや。例としてRobinhoodの株を取り上げようやないか。Robinhoodはなんとも彼ららしい銘柄やが、今日だけで10ドル超急騰して、史上最高値を更新したんや。なぜかと言えば、この会社社がブロックチェーンを利用してユーザーに未公開企業の株式取引を提供したからや。

 

こういう銘柄は株式市場のベテラン投資家にはばかげていると映るかもしれん。でも若くフレッシュな投資家たちには、奨励されるべき巧妙な金融エンジニアリングと映るんや。彼らはベテランのようにシニカルではないで。ではどうするのかというと、こういう株を狂ったように買い漁るんや。まさにBuyBuyBuyや。どんな株価でも高すぎることはないで。明日もきっと買いに戻ってくるやろう。

 

こうした行動が最近の相場の動きを大きく支配しとる。今日だって、ダウは+0.63%、SP500は+0.52%、そしてナスダックは+0.47%と上昇してこの素晴らしい四半期を締めくくったんやが、その背後には若者投資家の行動が関係しとる。Robinhoodだけが例外ではないで。いわば成長株の再評価、あるいはアニマルスピリッツとしか呼べない高騰を見せる銘柄がほかにもあるんや。

 

例えばオンライン掲示板サイトのRedditは5%超上昇、DoorDashはいつものごとく2%高、Cavaは材料なしで8%急騰や。コスト削減を即座にもたらすソフトウェア企業Palantirも、金曜日の珍しい下落後に再び4%上昇したんや。Palantirが50ドルのとき、わいは100ドルになると言うたで。そして100ドルに達したときには200ドルに行くと宣言したんや。わいはその予想はいまも変えてないで。

 

わいがほかの年配の評論家と違って若者投資家を批判しないのは、後ほど触れる二つの例外を除けば、彼らが極めて優良な企業を買っているからや。将来、巨額の利益を生み出し得る一流企業ばかりに見えるで。例えばDoorDash、この会社は単なる配送会社ではなくて、広告の巨人へと変貌するかもしれん。Redditの株価は高すぎると思うか?彼らの広告は驚くほど価値があるんや。そのことを考えると、株価はまだ安いとさえいえる。この株はまだ十分な評価を受けていないと思うで。

 

Reddit が今日史上最高値をつけた Meta の次にならないと、どうして言い切れるやろうか? Metaに関しては、Mark Zuckerberg は新たな才能の獲得に向けて財布のひもを一気に緩めとる。あなたは彼を疑うか?Amazon も成長期には同じことをしてきたんや。要するに、若い投資家たちは大胆な行動を報いるんや。逆に、Apple のように大胆さを避け、自社株買いばかりする企業は罰するんや。彼らにとって自社株買いは「アイデアが尽きたときにやること」なんや。

 

それからもう一つ。彼らは Fedを気にしないんや。だからこうした買い手は、Fed の次の一手を推測してじっと構えているわけではないんや。Fed がどこにあるかさえ知らないし、Philadelphia Fed の総裁が筋の通った発言をしようが、Cleveland Fed の総裁が関税をめぐってしかめ面をしようが耳を貸さないんや。さて、このFedに対する姿勢はわいらメディアを含むすべての人が直面する本当の疑問や。

 

わいらは Fed 高官の一言一句に息を呑んで待つべきなんやろうか?それが金儲けの道なんやろうか?それとも若い投資家のほうに理があるんやろうか?かつては Fed を鷹のように監視しなければならない時代があったんや。ヘッジファンドが市場を支配していたころや。でも今やヘッジファンドは主役ではないんや。じゃあ何が主役なんや?

 

わいは今の株式市場を「アイデア・マーケット」と呼ぶで。アイデアが響き、「正しい」と感じられれば、年配の層も株を買うんや。必ずしも若者だけが飛びつく派手な話とは限らんが、でも若い投資家が真っ先に動くんや。そう、空飛ぶ車のようなアイデアだってそうなんや。わいはもうその流れに抵抗しないで。たとえば今、Oracle が建設するデータセンター向けに何十億ドルもの注文が入っとる。

 

Oracle が好調なのは分かっていたが、この会社は今日「さらに好調だ」とのプレスリリースを出したんや。するとどうなるか?株価は118ドルから218ドルへと数か月で駆け上がり、その後も上昇を続けとる。ここでわいにとって重要なのはファンダメンタルズが素晴らしいことやが、それが続く限り若い世代だって株を買い続けるんや。これは若さと老いの合流やろうか?至る所で熱気が示される奇妙な交点やろうか?

 

いや、わいはただ1990年代前半から中盤の古き良き時代、すなわち群衆を魅了する何かを持つ企業なら、その株を買って大金を稼げたあの頃に戻っただけだと思うんや。Philadelphia Fed の Harker が今日退任したとか、Goolsbee が関税の行方を見定めかねているとかいう状況で、あなたはそれを実践すべきやろうか?90年代にはそんなこと、誰も気にせんかった。わいらは彼らが誰なのかすら知らなかったんや。知っていたのは企業のことや。

 

良いストーリーを持つ株があれば、売りがぶつかるまで買い、そして売るか持ち続ける、それだけやった。だからまるで、天が落ちてくるその時まで行けと言わんばかりに押し切れたんや。昔は個別株で大金を稼げるのが当たり前やった。シングルストック・リスク?そんなもの考えもしなかったし、「それは何だ?」という感じやった。そんなもの新参者たちが持ち出してきた概念やった。

 

わいらが気にしていたのはシングルストック・リワード。Nvidia、Netflix、Amazon、そういう銘柄の前身になるような銘柄を探し当てては財を築いたんや。実際に莫大な儲けを手にしたし、大方の場合、Fed のことなど気にも留めんかった。Fed を見てもお金は稼げん。わいらが重視したのはアイデアやった。もちろん、そんな時代は25年前に終わったと皆思っとる。人々は当時がどんなものだったか忘れてしまっとる。個別株が叩き潰され、平均株価とその物語ばかりが幅を利かせる時代しか経験していない人が多いんや。でも今、わいらのあの時代が戻ってきたんや。それも大々的に。

 

結論やが、いまの市場はストーリー主導型や。それなのに報道は依然として「Fed が次に0.25ポイント動くか」「ヘッジファンドがどう反応するか」ばかりや。そんなのは指数を1〜2%上回ろうとする機関投資家向けの話で、多くの人が聞くのは割に合わんで。いまは“アイデアで一攫千金”を狙う人たちの時代や。正しいのはどちらか?答えは簡単や。指数ではなく個別株を選び、最高のアイデアを見つけて持ち続ける者こそが一番儲ける、そして結局、それがすべてなんや。

 

 

この勢いが続くといいですね。

 

応援よろしくお願いします。


にほんブログ村

米国株ランキング

  • B!