こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーがMad Moneyで、売り払うべき株のセクターを語っています。
株が比較的好調な今、敗者の話をしておくべきやろう。残念ながら今の相場には、勝者より多くの敗者がおる。そしてそれらの多くの敗者は絶対に投資してはいけない銘柄になっとる。もしあなたが敗者の株を持っていたら、上がりに乗じて売って、勝者に乗り越えんとあかん。
わいがいつも話しているヘルスケア株やテクノロジー株の中の勝者に乗り換えんとあかん。多くのテクノロジー株の勝者がNasdaq 100に含まれとって、だからQQQが上がっとるんや。あとはヘルスケア株ではGileadや。今夜ええニュースがリークされたやろ。
シカゴ大学の臨床試験の一部で、125人のCOVID-19の患者にRemdesivirが投与されたんや。そのうちの113人は重症やったんやが、二人が無くなった他は、ほとんどの患者は症状が回復して退院したんや。しかも一週間以内にや。まだまだこういうリークじゃなくて、コントロールを含めたきちんとした臨床試験での確証は必要やがな。この結果だけで十分じゃないことはわいもわかっとるが、希望が持てるで。
もしこういう、重症化が高確率で治る薬が認知されたら、全ての株が上がるやろう。死ななくなるというのは、このマーケットをあきらめてはいけない大きな理由の一つや。
銀行の決算があったが、その中のconference callで何を言ってたか？家から多くの人が働いておると言っていた。これらの各行の数字を見てみい。すごいやろう。Goldman Sachsなんか、98%の従業員がリモートーワークをしていると言っておるんやで。今は通常の2-3倍の株の取引量をさばいているのにも関わらずや。
もう世界中どこでもリモートワークが根付いとるんや。なんてこった。Holy Cow! 世界は変わったんや！アメリカのホワイトカラーは古いやり方に戻ることはあるんか？家から問題なく働けるんやったら、なんで通勤せんとあかんのや？誤解せんとってくれよ、わいは、安全性が担保されたら、経済活動がはやくオープンすればええと思うとるで。やけど、オープンしても多くの人がリモートワークにとどまる可能性があるで。その中で明らかな勝者が出るし、今日は敗者を取り上げるで。
まずは車会社や。通勤せんかったらなんで車がいるんや？わかっとる。人々は買い物とかには行き続けるで。やけど、車ってそのためだけに持たんとあかんか？UberやLyftもあるんやで。ちなみにUberやLyftの株を薦めてるわけではないで。車で一つだけ薦めるのはTeslaや。それ以外はきれいさっぱり忘れるんや。
もし通勤の必要が無くなったら、ガソリンを多く使う必要が無いで。トランプが交渉してOPECプラスの減産合意をとりつけても、オイルの価格は上がらんかったやろ。もしかしたら、$15、$10、あるいは一桁までいくなんてこともあるかもしれんで。石油関係の会社に触るんやないで。配当が魅力？そんなの安全やないで。
次は航空株と旅行株や。飛行機のファーストクラスやビジネスクラスの多くは、皆がビジネスで出張しとるから需要があるんや。もしビデオ会議が根付いたら、出張は減るで。出張を減らすことは明らかなコストの削減につながるで。航空会社は財政支援を受けるが、その後需要は盛り返すんか？ホテルも同様や。これらの株はもう既に下落しとるが、上がりに賭けたり、そういうことはせんほうがええで。触るんやないで。
最後はオフィスのREITや。この業界は今までは素晴らしく運営されとった。やけど単純に、オフィススペースの需要が減る可能性があるで。Boston Propertiesとかそういう、今まで超優良な銘柄も、もう買う対象じゃないで。業界全体としてはますますあかんで。皆家賃で今苦労しとる。誰が大きなオフィスビルを今から欲するんや？成長が無く、家賃も下がるかもしれんビジネスに、足をつっこむ理由は無いで。
これらのセクターは確かに避けようと思いますよね。
応援よろしくお願いします。