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【ジム・クレイマー】データセンターは恥の烙印!?泥沼の終わらせ方は「ゴッドファーザー」に!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの12/16のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

ウォール街は、AIに関わる企業がデータセンターの拡張のために、あまりにも多くの資金を払っている、という結論に至ったんや。彼ら全員が投じている何千億ドルもの支出が、マネーマネジャーたちをうんざりさせ、別のテック企業へ、あるいは工業株や製薬株など、データセンターとは何の関係もない別セクターの他の成長株へと向かわせとる。実際、ウォール街では今やデータセンターは「Scarlet letter(恥の烙印)」になってしまったんや。そしてウォール街は、こうした“金食い虫”と一切関わりのない株を好んどる。

 

そういう流れの中で今日の状況ができあがっていて、今日はダウは-0.62%、SP500は-0.24%、そしてナスダックは+0.23%だったで。正直、かなり望み薄に見えるんや。データセンター関連株について言えば、今年のS&P 500の上位パフォーマー5銘柄のうち4銘柄がテック銘柄やからな。でも、個々の銘柄に注目してみてほしいで。SanDisk、Western Digital、Seagate、Micron。なぜこれらか? それは、昔ながらの“データストレージ企業”だからや。需要は莫大なのに供給が全然足りてなくて、そしてストレージ企業というのは本質的に「好況→不況」になりがちや。昔からそうで、これからもそうやろう。

 

いまは市場の逼迫を和らげるだけの資本設備が足りないので、これらの企業は際限なく値上げを通せるんや。でも、これらの製品を製造するための機械が十分に揃った瞬間、株価は、いつもそうであるように、急落するやろう。Micron は明日の夜、引け後に決算を発表するで。わいはこの銘柄が大好きやし、素晴らしい四半期になると思っとるが、それでも株価は“天井”だと言い出すアナリストが出てくるやろう。では、テックの残りはどうなるのか? データセンター、ハイパースケーラー、半導体株といった、長いあいだわいらが愛してきたものは、どうなってしまうのか?

 

その答えは、このトレーディングデスクでも、この部屋にもないで。答えは、史上最高の“ギャング映画”にある、と言ってもいいんや。答えは『The Godfather』にあるで。ビジネス番組ではあまり語られないんやが、とはいえ“ひとりで回すビジネス番組”がいくつあるというのか? なぜ『The Godfather』が関係するのか? いま、巨大テック企業が5つ、言ってみれば5つのファミリーがおる。Amazon、Microsoft、Google、Meta、そしてOpenAIや。Oracleとも提携しながら、彼らは全力で、可能な限りあらゆる場所にデータセンターを建てようとしとる。宇宙にまで進出しているほどや。

 

彼らはそれぞれ、競合より多く金を使おうとしとる。すべてをやり切るというより、少なくともライバルが自分たちの中核事業を奪い取ることを防ぐためや。Metaは、多くの人が「実は遅れを取っている」と感じていて、自分たちのソーシャル領域を命がけで守ろうとしとる。Amazonは、誰にも小売をやらせないように締め出そうとしとる。Microsoftは、自社の高収益なコンシューマー向けおよびビジネス向けアプリケーションの両方に割り込んでくる可能性のある企業を、締め出したいと考えとる。誰もWindowsに正面から挑もうとはしないんや。潰されると分かっているからな。

 

ところが、OpenAIは違うんや。彼らは“全員”を相手にしようとしているんや。Oracleへの融資に少なくとも3,000億ドルの予算が組まれ、さらに他社に対しても数多くのコミットメントがなされ、その合計はなんと1兆4,000億ドルにも達しとるんや。この無謀で軽率なデータセンター投資が、あらゆる株の価値を崩壊させてきたんや。多くの人が支出を抑え込もうとしてきたが、まったく効果がないんや。その大きな理由の一つは、OpenAIがベンチャーキャピタリストに資金提供されていることや。あの会社は、自分自身を破産させるまで金を使うことも厭わないように見えるんや。その悲劇性は、ほとんど自殺的や。でも彼らは未上場や。

 

ただ、AIの“大物”たちにとっては朗報があるで。そこで『The Godfather』の話になるんや。映画の中で、Don Corleoneは、短気な息子Sonny Corleoneを死に追いやった戦争を終わらせるため、他の5つのファミリーと講和に同意するんや。あの料金所の場面、Jones Beachのあのシーンは本当に別格や。実際は使われなくなった空軍の燃料施設で撮られたとしても、とにかく圧倒されるで。さて、わいの“これから起きること”の見立てでは、いまのところOracleとOpenAIが、この場の“ならず者”を代表しとる。不要なまでの力の誇示をしているんや。

 

実際、OpenAIのCEOであるSam Altmanは、Sonny Corleoneを思い出させるで。衝動的すぎて、ファミリーを率いるには向かないタイプや。彼はOracleを使い、3,000億ドル規模のパワープレイで、誰よりも金を使って、来る者すべてを相手にしようとしているんや。Samにはおそらく500億ドルの資金がある。でも支配の夢を実現するには、その約25倍が必要だ、とも言えるで。まあ、分からんけどな。ただ、悪いニュースなのは、Altmanが狂ったように支出している限り、他の全員も、彼に追いつくために金を使わざるを得ないということや。

 

でも、戦争を終わらせ、これらの株を息を吹き返させる可能性のある“何か”が潜んでいることもわかるで。それは「規律」や。9月にOracleは社債市場で180億ドルを調達したんや。いいか? その社債発行は、クレジット・デフォルト・スワップの積極的な買いによって、監視の目を集めとる。それはどういう意味か? 簡単に言えば、債務不履行が起きたときに支払われる“保険”や。会社がOracleに対する義務を履行できなくなった場合に支払われる、ただし、その保険(CDS)を買うのに債券保有者である必要はないで。つまり、彼らはOracleに逆張りしとるんや。Oracleがバカげた額の金を使っているからや。

 

Oracleはもともと借金が多いし、バランスシートもそれほど良くないんや。いずれOracleは債券市場からの警告に耳を傾け、ペースを落とすやろう。さもなければひどいことになるやろうからな。そして彼らはその「さもなければ」を望んでいないんや。データセンターには莫大な費用がかかり、どれほど優秀な建設業者でもつまずくことがあるで。Oracleは、Sam Altmanのために自社のバランスシートを吹き飛ばすようなリスクは取れないんや。そういう形が、わいらがこの泥沼から抜け出す道や。

 

Oracleが一度でもひるむ。Oracleが規律を示す。そうせんとあかんのや。債券市場は残酷な監督者だからや。それはちょうど、料金所でSonnyが撃ち殺され、Don Corleoneが争っているファミリーたちを集めて「これはすべて終わらせなければならない」と言い、そして実際に終わる、あの場面のようなものや。もちろん、わいらは企業が談合したり価格を操作したりしてはいけない国に住んどる。それは分かっとる。でも、もしOracleが規律を見せ始めたら、ほかのハイパースケーラー、つまりファミリーたちも、みなペースを落とし、もっと妥当なスピードになると思うで。

 

そうなれば、支出の大半はほとんど気づかない程度になり、理性が戻ってくる。そうすると、電力が欲しすぎるあまり、スリーマイル島を再稼働させようとしたり、うまく動くか分からない小型原発を建てようとしたり、そんなことをしなくて済むようになるんや。こうしてOracleは生き残り、OpenAIは「自分たちは本当にどの事業を狙いたいのか」を選ばざるを得なくなるんや。なぜなら「すべてを守ろうとする者は、何も守れない」からや。これはフリードリヒ大王や。

 

さて、あなたは「5つのファミリーの休戦」は実は巨大データセンターにとって悪材料なんじゃないか、と思うかもしれん。でもBroadcomやNvidiaに関して言えば、それは間違いや。どちらも十分なビジネスを得るで。必要だと言われているデータセンターを全部建てるなんて、そもそも実現可能ではないんや。だから皆がこれらの株を嫌っているんや。まさにそれこそが、これら2銘柄が下がり続ける理由や。けれども、Oracleがひるめば、状況は変わる。そしてOracleは実際ひるむやろう。最近の状況を見れば、そうせざるを得ないやろう。そうなったら、わいらは、データセンターに関連するものなら何でも、保有していてとても気分がいい、という状態に戻るやろう。

 

結論やが、はっきり言おうやないか。今、データセンターの将来の拡張計画の数字に織り込んでいる人たちは、過大評価しすぎやと思うで。わいは「荒れない」と言っているのではないが、「Sonny Corleoneの結末よりは、OpenAIとOracleにとって良い形で終わる」と言っているんや。その後に訪れる現実は、みんながそれぞれ自分のレーンで走れるようにし、設備投資予算を削り、莫大な利益を稼ぎ、そして株価が本当に飛ぶのを可能にするんや。Meta、Microsoftは月まで行くやろう。でも、Oracleが“永遠に晴れ男みたいな”OpenAIと組んで「5つのファミリーの休戦」を呼びかけない限り、まず事態はもっと悪い方向に行きかねないんや。そうなったら株価はもっと下がるやろう。

 

 

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