こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーがMad Moneyで、原油の暴落について語っています。
原油マーケットの崩壊は、今経済がうまく行ってないことの象徴や。とても多くのことが崩壊しておる。多くの業界がやばいことになっとる。
WTIが歴史上はじめてマイナスになったで。火曜日までの、5月期限のコントラクトが、全部の価値を失ったどころか、一バレルあたり-$37.63というとんでもないことになっとる。
石油を生み出しとる人は、石油を備蓄してくれる人に、お金を払ってでも石油をあげたいということや。世界中のロックダウンは、クルーズ業界、航空業界、レストラン業界に多大な打撃を与えていて、旅行の需要、ひいては石油の重要が著しく無くなっとるんや。これらの業界は本当は、安い石油価格から恩恵を受けるはずなんやが。
この状況は、石油の備蓄施設を持っとる人たちにとっては、とんでもない棚ぼたや。石油を引き受けるだけでお金をもらえて、後々、例えば一か月後とかにその石油を売れるわけやからな。やけど、そんな人は多くないで。今日の取引のボリュームも多くなかった。だからこんな状態になっとるわけやが。
この混乱の中、株価指数は下げたで。やけど、AmazonとかAlibabaとかVertexとかShopifyはこんな状態でも上がっとるんやで。Shopifyなんか7%近くも上がっとるんや。これが以前にも言うた、Stay-at-Homeエコノミーの恩恵を受けまくる勝者たちや。半面、石油関係にはさわらんほうがええで。投資できる状況やない。今までもさんざんそう言ってきたやろ。
今日の状況でわかることは、シンプルに、わいらの移動経済は閉まっとるということや。移動経済が閉まっとったら、石油はいらんのや。
歴史的な出来事でしたね。
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