アメリカ在住マカベェがジム・クレーマーの発言等の米株情報をアップデートします。

アメリカ発ーマカベェの米株取引

【ジム・クレイマー】今のような難しい時は、HALOとかいう言葉に惑わされずに、基本に立ち返ろう!【Mad Money】

投稿日:

 

こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの2/24のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

なぜ今、ウォール街はこんなにもややこしくないとあかんのやろうか。市場全体が、かつて愛された ソフトウェア会社や、昔の Magnificent Seven に背を向ける中で、投資家たちが今何に夢中になっているのかを表すために、新しいばかばかしい用語まで出てきたで。それは HALO と呼ばれとるんや。つまり、heavy assets, low obsolescence(重厚な資産を持ち、陳腐化しにくい)という意味や。今日の市場は、見つけられる限りどこででも HALO を探し求めとった。そしてその結果、堅調な上昇となり、ダウは+0.76%、SP500は+0.77%、そしてナスダックは+1.04%だったんや。

 

さて、今日は、何でもかんでも買われるような回復局面やったで。なぜか?売られすぎているからや。HALO に対する買い圧力が強すぎるんや。一方で、ソフトウェア株には、売り圧力が強すぎるんや。では、実際に何が起きているんやろうか?本当にわいらは、陳腐化しにくい企業を探しているんやろうか?いや、違うで。では、本当に heavy assets を重視しているんやろうか?もしそれが本当なら、PepsiCo、P&G、J&J、Colgate のような 一般消費財株の強さをどう説明するんや?いま人気なのは、むしろそちらなんや。

 

わいは、HALO という頭字語は、完全に本質を見誤っていると思うで。わいらが本当に欲しいのは何か?それは、自分たちに理解できるものを作り、実際に何かをしている企業や。逆に、理解できないもの、頭で整理できないものは避けたいんや。なぜなら、そういう種類の株こそ、Anthropic によって簡単に打ちのめされかねないからや。たった1本のプレスリリースで、めちゃくちゃにされかねないんや。そして、そのリリースは必ず出てくると考えたほうがいいんや。

 

というのも、Anthropic は code を書く agent を作るのがうまいだけでなく、特定の業界を狙い撃ちするプレスリリースを書くことにおいては、さらに優れているからや。わいがこれまで見た中でも、最高レベルかもしれん。というか、あまりに出来がいいので、もしかすると人間が書いているのかもしれん。Anthropic は、破壊的な内容のプレスリリースを、攻撃的な頻度で次々と打ち出すんや。そして、それによって Anthropic が業界全体を破壊してしまうかのように聞こえさせるんや。投資家も、その企業群も、そこに金を貸していた人たちも巻き込み、浮かれた private equity や private lending の業者を、あちこちで次々となぎ倒していくんや。

 

昨日、Anthropic は、IBM に打撃を与えかねないと思わせるようなものを発表したで。そして IBM の株は 13%超も下落したんや。全部こんな感じや。これは、ここしばらくで最悪クラスの下げの一つやった。IBM は、強く打たれているソフトウェア 群と同じ問題を抱えとる。つまり、事業の一部が複雑すぎて、理解しにくいんや。実際にはかなりうまくやっている企業にしては、驚くような下落やった。でも残念ながら、売り手たちにとって必要なのは、「それが成功している ソフトウェア企業である」ということ、あるいは IBM の場合は「ソフトウェアを売る ハードウェア 企業である」ということだけや。Anthropic は、それをもっと安くまねできる、そう見なされてしまうんや。

 

Anthropic の AIのニュースが出るだけで、顧客は購入をいったん止めて、Anthropic に何ができるのか様子を見るようになるんや。あるいは、ベンダーに対して、より短い契約期間を、より安い金額で求めるようになるかもしれん。どちらにしても、悪いニュースや。IBM のビジネスの一部が崩れる可能性もある。つまり、人々は、かつては盤石で、強固な moat を持つと思われていた企業が、実はそうではないかもしれない、ひょっとすると何の価値もないかもしれない、と突然考え始めているんや。

 

もちろん、こうした ソフトウェア 株には断続的な反発局面があるかもしれん。でも、その会社が何をしているのか分からない、何を作っているのか分からない、ほかの人にその事業を説明できないのであれば、その株を保有してはいけないんや。そうした反発は、どれも一時的な買い戻しにすぎないやろう。数日、あるいは数時間だけ持ち直し、その後にさらに売られるための小休止なんや。それによって、破壊されつつある業界に投資している private equity 企業の株まで反発したで。

 

たとえば、Workday は今日、安心感からの反発を見せたんや。でも、その後の引け後に失望的な数字を発表したで。そこに救いはないんや。こうした反発銘柄は売るべきや。なぜなら、それは一時的なものだからや。わいはこう言いたい。すべてを破壊する者、Anthropic 万歳。少なくとも、彼らが語っている筋書きはそういうことや。そして今や ウォール街はそれを信じているんや。では、なぜ HALOという言葉が面白くはあっても、あまりにわかりにくく、しかも愚かで、わいらが使うべきでないのかを説明しようやないか。

 

わいらが本当に欲しいのは、heavy assets を持ち、陳腐化しにくい企業の株ではないで。わいらが欲しいのは、供給が不足していて、人々が欲しがり、強い需要がある製品を作っている企業の株や。たまたま、今世界で最も需要のある製品を作っている企業とは、あらゆるテクノロジー向けの メモリデバイス を作っている会社なんや。そうした主要企業は4社あるで。SanDisk、Western Digital、Seagate、Micron や。これらの企業は、メモリ 製品があまりにも不足しているため、注文を慎重に割り当てんとあかん。価格は急騰しとるし、顧客には支払う以外の選択肢がないんや。なぜなら、AI のデータは処理され、保存されなければならないからや。

 

もちろん、いつかのメモリ やストレージ 製品が高すぎる価格帯に達することはあるやろう。でも、その価格がどこなのか、いくらなのかは、まだ分からんのや。どこまで高くなるのか? どれほど大きくなるのか? わいにも分からん。でも、こうしたものは不可欠なので、実質的な意味での需要破壊はまったく起きてないんや。こうした株は、毎日、市場が開く前から上がるんや。買い手が、9時30分まで待っていられないからや。わいは、こんなものを自分のキャリアの中であまり見たことがないで。もっとも、今日、SanDisk を売れというレポートを出した人はいたんや。でも、それはむしろ買う好機を与えてくれるかもしれん。わいはむしろそう考えとる。9時ごろから上がり始めるのを見ていればいいんや。

 

第二に強力なテーマも、やはりテクノロジーのテーマや。つまり、メモリや ストレージの生産を増やすために必要な機械を作る、半導体製造装置の会社たちや。こうした企業はほんの一握りしかないんや。たとえば、KLAとかLam Researchや。そして、これらの企業が作るものを検査する会社もあるで。これもまた、ごく一握りや。わいはこういう分野が好きや。メモリ と ストレージ の不足は、わいのキャリアの中で見た中でも、最も深刻な供給不足や。

 

これは意図的に仕組まれたものではないで。データ の洪水に対して、CEO たちも サプライチェーン も不意を突かれ、データセンターの需要がここまで際限なく強いとは信じていなかったために起きたんや。彼らはこれまでにも、需要の上振れに驚かされたことがあったんや。しかしその後、その新たな需要に応えるために大量の供給が市場に出ると、一転して痛い目を見てきた。これらの企業のうち、誰一人として、この データセンター の爆発的拡大を予見してなかったんや。あるいは、AI の力もや。率直に言って、この業界でそれを見抜いていた人は誰もおらんかった。

 

もちろん、ただ一人を除いては。Nvidia の CEO、Jensen Huang や。なお、Nvidia は明日決算を発表するで。ちなみに、彼は、耳を傾ける人には誰にでも、この供給不足が起きると話していたんや。だから、メモリメーカーが 製造能力の増強に慎重だったことを、わいは責めないで。彼らはこれまで、需要がいずれしぼんだときに何度も痛い目を見てきたからな。でも今回は、需要はしぼんでないんや。まるで大海のようや。わいらが欲しいのは、需要があまりにも強すぎて、メモリ 生産を増やすための装置関係の会社や。しかも、こうした機械は作るのに長い時間がかかるんや。この供給不足は、すぐに解消されることはまずないやろう。

 

とにかく、そう簡単には物事は終わらないんや。しかも、これはお金の問題ではないで。問題は時間や。つまり、その製品を作るのに必要な時間なんや。多くの bears は、こんな状況は長続きしないと言うし、実際そういう人は山ほどおる。株が長いこと真っ赤に熱く上がっているときには、bears はいつだってどこからともなく現れるんや。彼らは、主要な ハイパースケーラー の顧客のどこかが支出を減らし、投資をやめることに賭けているんや。でも、今朝の AMD に対する Meta の 1,000億ドル規模の発注のような大型案件を見れば、彼らが必要なだけの メモリと ストレージをすべて必要とすることは、まず間違いないで。

 

さて、最近よく HALO 銘柄という言葉を耳にするで。エネルギー株と蚊帳。あとはハンバーガーとか。スティールとか。スティールに対しては関税がなくなれば話は別になってくるけどな。あとはヘルスケアはどうか? もう何でもかんでも、という感じや。金融関係においては今、「AI がホワイトカラーを破壊すれば 金融 も壊滅する」と言われとる。それが実際には不可能だと分かり、人々がもう少し前向きになるまでは、そのグループには近づかないほうがいいかもしれん。避けるべきや。

 

では、ほかに、わいらがどうしても必要で、いくらでも払ってしまうものは何やろうか?たとえば Caterpillar はどうや?わいはあの会社の製品が好きや。あとはGE Vernova も好きや。では、ほかのものを動かすものはどうや? FedEx は、バリュー株の好例や。あるいは、Walmart、Dollar General、Costco、Dollar Tree、TJX のような バリューのあるリテールはどうや?TJX は明日決算を発表するで。これらHALOなのかそうじゃないのか。こうした企業は、物を作り、それをほかの会社より安く売っとる。そういえば、Johnson & Johnson もええで。Colgate、Procter & Gamble、Hershey もそうや。そうやって考えていくとHALO なんて考えなくていいんや。理解できるものを考えればいいんや。

 

結論やが、HALOという言葉に惑わされずに、わいらに理解できるものを作り、分かりやすいことをしていて、しかも強い需要がある会社に注目しようやないか。今、Anthropic がまさにわいの迷走神経に食い込んでいて、さらにこの小脳全体まで脅かしているんやが、こういう時こそ基本を考えるんや。

 

 

また新しい造語が出てきましたね。

 

応援よろしくお願いします。


にほんブログ村

米国株ランキング

  • B!