こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの4/2のMad Moneyはどうだったでしょうか。
もしかすると、戦争が終わるのを待つしかないのかもしれん。でも、もし昨夜の大統領演説を見越して早まって買いに動いていたなら、今朝になって原油価格が急騰しているのを見たとき、「とんでもない失敗をした」と感じたはずや。ところがその後、イランが オマーンと何らかの合意を結び、ホルムズ海峡の通航を一部認める可能性があるという前向きなうわさが流れたんや。すると相場は一気に切り返したで。最終的に Dow はわずかに下がって-0.13%、一方でSP500は+0.11%、そしてナスダックは+0.18%と上昇で引けたんや。そうや、今日は原油が11%超も上がったのに、主要平均株価指数はほぼ横ばいで終わったんや。
これは信じがたいほど異例の切り返しで、まったく予想外やったで。そして、もしかすると弱気相場が少し休暇を取っているのかもしれない、と思わせる動きやった。普通なら、これほど原油が跳ね上がれば、相場は1.5%から2%は下がっていてもおかしくないんや。本当に驚きやったで。そして非現実的やった。そして、何か良いことの前触れのようにも見えたんやが、それが何なのかは今のところ分からんし、分かったふりをするつもりもないで。ただ、何か前向きなものが来る兆しは見えていたのかもしれん。
今朝のこの市場は、あなたが予想したほどには下がらんかったよな。昨夜、トランプ大統領が今のイランとの紛争よりもはるかに長く続いた戦争について語っていたことを踏まえると、その日数の話を聞いたあとでは、大統領が「今回の戦争ももっと長引く可能性はあるが、それでも比較的短いほうだ」と言いたかったのか、それとも、「いいか、あと2〜3週間続いたとしても、それは驚くほど短い期間であり、事態はすべて管理されていて、敵対行為から円滑に抜け出せる」と強調したかったのか、わいには判断できんかった。いずれにせよ、なぜ今日もっと大きく下がらなかったのか、分かりにくかったのは確かや。
トランプ大統領は、事態がこれからさらにエスカレートしそうだということを、かなり明確にしとったで。原油が1バレルあたり1セント上がるたびにどうこうという話ではなく、今年すでに100%上昇している水準が、ここからさらに現実味を帯びとるんや。もしそうなれば、歴史が示しているのは、株式市場では20%の下落を覚悟しなければならないということや。何かを売れ、売れ、売れ、という話になるで。JP Morgan の伝説的ストラテジスト、Michael Cembalest は最近のリサーチで、原油が100%上昇すれば株は20%下がるという相関はほとんど鉄則に近いと示しとったんや。
でも、今日のプラス引けを見ていると、もしかすると原油はそこまで100%高にはならないのか、あるいは、原油がこれほど強く上昇したときには確実に弱気相場になるというこれまでのパターンを、今回の市場は打ち破るのかもしれん、と思えてくるで。もっとも、その一方で、イランがオマーン のような相手と何らかの合意に達するといううわさだけで、相場は確かに急反発したんや。オマーン はアメリカの戦略的パートナーや。しかし、そのうわさは一日中、結局確認が取れんかった。だから、トレーダーたちが何か別のことを考えていたのではないかと思わざるを得ないんやが、それが何なのか、わいには分からん。
他に何が作用していたのか、見当がつかないんやが、たとえばこういうことはあり得るやろうか。イランにも「ここまで痛みが増せば、本当に交渉のテーブルにつきたくなる」という限界点があるんやないか、と。もしアメリカが彼らのインフラ、電力、道路、橋を爆撃し、本当の混乱を引き起こしたらどうなるのか。そうなれば交渉を強いることになるのか、それとも、かえってさらに頑なにさせるだけなのか。湾岸地域で終わりなく続くミサイル攻撃やドローン攻撃は止まるんやろうか。
今のこの時点では、たいていのアメリカ人は、イラン人は自分たちが思っていたよりもはるかに手ごわく、打たれ強いと受け入れていると思うで。もっとも、アメリカ政府はまだ軍事力のすべてを解き放ったわけではないんや。個人的には、そこまで行かずに済むことを願っとるが、それを決めるのはわいではないで。わいは、この週末は戦争にとっても株式市場にとっても非常に重要になると思うんや。今日の上昇によって、市場は「何が来ても受けて立つ」と言っているようにも見えるしな。
わいは引き続き成長株に注目しとる。というのも、戦時下でも景気減速局面でも、それらはなお見栄えが良いからや。ただ同時に、戦争が長引けば長引くほど、インフレが悪化していくことも認識しとるで。ある時点に達すれば、企業業績は需要面からも供給面からも制約を受けるようになるやろう。わいは、まだそこまでは来ていないと思うで。でも、これが長引く日が1日増えるごとに、経済に大きな損害を与えないような「短期戦」で済む可能性はますます低くなっていくんや。
ということで、明日金曜日は相場が休みでこのMad Monedyも休みやから、今日ここから来週のゲームプランをやっておこうやないか。月曜日には、イランやその他の地域、とりわけ湾岸の同盟国がこの週末に受けた戦争被害を、わいらは消化していくことになると思うで。わいらはずっと、イラン側のミサイルとドローンが尽きる瞬間が来るはずだと考えてきたんや。トランプ大統領はイラン海軍や航空戦力が壊滅状態にあると繰り返し語っとるが、問題なのは終わりのないドローン攻撃とミサイル攻撃なんや。海軍や空軍などなくても、海峡を封鎖することはできてしまうんや。
率直に言って、ときにはイランは戦争開始時と同じくらい強いままに見えることさえあるで。蛇の頭を切り落としたとしても、それが何の意味も持たないように見えるんや。そう、だからこそこの週末は非常に重要になり得るんや。もしかすると、トランプ大統領から一方的な強いメッセージが出るのかもしれん。火力を解き放つ、と昨夜彼は言っていたんや。そして、その後始末の中で、アメリカが条件を決めることになるのかもしれん。少なくとも、わいの知る限り、わいらはまだその段階にはいないんや。逆にほとんど進展がないかもしれんし、とにかく週末に何が起こるのか見てみようやないか。月曜日にわいがすべて整理してお伝えするで。
さて、いろいろな企業の中には、なかなか正当に評価されない企業もあるんやが、わいは、火曜日に決算を発表うする Levi's がまさにそうだと思っとるで。この会社は結果を出し続けているんや。それなのに株価は19ドル前後にとどまり、まるで何一つうまくやれていないかのように扱われとる。でも、それは事実とはまったくかけ離れとるで。わいは今回の決算も CEO の Michelle Gass が十分すぎるほど立派な業績を示すと思っとるで。わいが気になるのは、それが株価に意味を持つのかどうかという点や。配当利回りは3%、成長も良い。なぜ誰かがこれを中心にアパレル企業の統合を進めないのか、わいには分からんで。
水曜日の寄り前には Delta が決算を発表するで。この航空会社は、本当に際立っとる。非常に変動の大きい業界の中で、最も安定して利益を稼ぐ企業の一つや。素晴らしい会社や。CEO の Ed Bastian は最近、需要の強さが続いていることを話して、航空株の上昇を後押ししたで。でも、昨夜の大統領演説は、予想どおり航空株を押し下げたんや。月末まで戦争が続けば、業績数字には悪影響が出るやろう。水曜日の引け後には、非常に特別な会社である Constellation Brands の決算があるで。わいはここに大きな可能性を感じとる。というのも、この会社には新しい CEO が就任したからや。
Nicholas Fink は Fortune Brands Innovations の元CEOで、2021年からConstellation Brandsの取締役を務めとった。取締役会は、プレミアムブランド構築の実績を高く評価して彼を選任しとるんや。わいは、彼なら全米トップのビールである Modelo を抱えるこの事業を立て直せると思っとるで。酒類が苦戦しているのは、みんな知っとるよな。GLP-1受容体作動薬、それに20代で見た目をより気にする人たちの影響や。ただ、わいはビールには微妙な追い風の変化が、そして カクテル市場には明確な変化が起きつつあるのではないかと思い始めとるで。もしそれが本当なら、保有すべきは Constellation や。この株は、先回りして買っておく価値さえあるかもしれんと思っとるで。
木曜日には、Fedがインフレ指標として最も重視してきた Core PCE Deflator が発表されるで。次期 Fed 議長となる Kevin Warsh の下でもそれがそうであり続けるのかは分からんが、とにかくこれは確実に追っておく必要があるんや。そして金曜日には、これはいわばインフレに対するワンツーパンチやが、消費者物価指数、CPI が発表されるで。どちらの指数が、イランに起因する原油ショックによって今後予想される値上がりを捉えるのか、わいは気になるで。そして、その値上がりはかなり大きなものになるはずや。
ここで一つ考えてほしいんやが、この戦争が始まって以来、各週の最終取引日は平均でマイナス1.28%のリターンやった。ところが今日は、その連敗を断ち切ったで。何か良いことが起こるかもしれないという恐れがなければ、今日はもっとひどい相場になっていたはずだとわいは思うで。そう、良いことや。湾岸諸国のどこか1カ国が合意に達するかもしれないという、ただのうわさだけで、原油価格が急騰する中でも売り手の勢いはぴたりと止まったんや。
だから、結論はこうや。投資家たちがこの戦争はすぐ終わると期待していた世界において、週末を前に、しかも原油が急騰している状況で、どんな形であれ上昇相場が見られたのは驚きやった。戦争の霧は、これまで以上に深くなっているように見える。ただし、この日の取引だけは例外やった。昨夜の大統領の演説のあと、わいらが思っていたよりも少しだけ前向きに終わったんや。今日は本当に難しい一日やった。理解するのが非常に難しい日やった。というのも、原油価格の上昇と株価の下落は、これまでは当然の前提とされていたからや。それが、この日は驚くべき動きで覆されたんや。
まだまだ戦争の動きがわかりません。
応援よろしくお願いします。