こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの3/23のMad Moneyはどうだったでしょうか。
株式市場は人気投票のようなものやとよく言われるが、物事が狂い始めると、誰もが投票権をどんどん行使するようになるんや。市場ってそういうものなんや。今この瞬間、状況はこれ以上ないほど狂っとる。だから投票所は大きく開かれとるんや。投票者たちがどうやって勝敗を決めているのか、見ていこうやないか。今日はダウは+1.38%、SP500は+1.15%、そしてナスダックは+1.38%と上昇の日になったで。まず状況を整理しよう。今朝7時5分までは、今日は完全にやられる日になりそうだったんや。またしても目も当てられないひどい一日が来るように見えた。ほとんどそうなる運命に思えたで。
わいは午前4時に起きたんやが、忌まわしくも、その時点では事態は醜い方向へ一直線に進んでいたんや。金利は上昇しそうだったしな。原油価格は再び1バレル100ドルを超えていた。ゴールドは、どうやら追証に伴う売りで急落していた。そして株はいつものようにひどく、特にナスダックはいつものように最悪で、ほぼ1%下げそうに見えたんや。繰り返すが、その夜明け前の時点では、S&P 500は高値から約7.6%も下げとった。でもその一方で、わいはこうも思っとったんや。まだまだ下げる余地は十分にある、と。
まさにそういう時に、株式市場を空売りしているなら、自分が天才に思えるやろう。座って、売って、売って、売るだけで儲かるんや。こういうのは前にも見たことがあるで。この種の環境では、株の空売りは年金みたいなものに感じられるんや。わいはこれを「桶の中の魚」と呼んとる。逆にロングなら、まあ、何千もの小さな傷で死ぬようなものや。わいは毎朝、オフィスに着くまでずっと株価に張り付いてとるが、今日もまた惨めな一日になるようにしか見えなかったんや。
昨日、『how to make money in any market』のサイン会があって、何千冊ものコピーにサインしていたんやが、わいには今日何が起きるか予想がついていたから、気が重かったんや。だって何もかもがしっぺ返しなんやろ? こちらが何を言っても、イランはもっと上手に言い返してくるように見えるんや。そして懐疑的なアメリカメディアは、まだ決着すらついていない勝負で、こちらが負けているかのように報じていたんや。ところが、すべてが変わったで。きっかけは トランプ大統領のTruth Social の投稿だった。7時23分のことやが、そこには、イランへの爆撃を5日間停止するという発表があったんや。
トランプ大統領は週末にイランの重要人物と話して、状況は良さそうだと言ったんや。その協議は戦争を終わらせるためのものだという。そして、爆撃の5日間停止。ここでブルの方に投票が入り始めたんや。原油は即座に84ドルまで下落して、その後80ドル台後半まで戻したが、まるで直線のような動きだったんや。まるで90ドル台で取引されていたことなど最初からなかったかのようやった。実に大きな動きや。原油市場の投票者たちは、大統領が協議についていくつもの情報を持っていると信じたんや。その中には、イラン側が戦争を止めるために接触してきた、という話も含まれていた。明らかに、原油の連中はその話を支持したわけや。
じゃあ株はどうだったか?トランプ大統領のTruth Social 投稿が出たとき、ダウは数百ポイント下げていたんや。でも協議は順調に進んでいる、という内容で、相手が誰なのかはわからんが、大統領は非常に前向きだと言ったら、即座に、ダウは弱気派の顔を吹き飛ばすように急騰し、プラス1000ポイントに届いたんや。最終的な終値では600ポイント高にとどまったが、わいはまるで誰かがスコアボードに忍び込んで数字を書き換えたように感じたで。ナスダックはほぼ1.4%上昇したし、S&P 500も1.15%高まで跳ね上がったんや。株式市場は、大統領の密使であるクシュナーが舞台裏で動いていると信じているようやった。
まさに魔法や。何が本当に起きているのかを表す技術的な言葉を探そうとしたが、要するに、ものすごい“勢い”があったということや。ただ、全員が全面的に信じていたわけではないで。午前7時30分には既に懐疑派が動き始めたんや。わいはまずそれを債券市場で見たで。長期金利、つまり10年債や20年債は、15ティックほど下がっていたあとで、再び横ばい方向へ動き始めたんや。わいは、さらに上がるかもしれないと思ったで。そうはならなかったけどな。
この戦争の最も重要な副作用の一つは、強気の債券市場が崩れたことや。債券市場はここまでは、トランプ大統領の思い通りに事が進むという前提で強気を演じていて、次期Fed議長 Kevin Wash の仕事をとても楽にしとったんや。長期金利が下がっていれば、短期金利を2回引き下げる余地が生まれるからな。だが、それは戦争が始まった時点ですべて終わったで。それ以来、債券利回りは容赦なく、終わりのないじわじわした上昇を続けてきたんや。これは、大統領が住宅市場を再び動かすために必要としているものとは正反対のことや。でも、本当の戦争状態に入れば、それが自然な流れでもあるで。
わいらは株価指数を見て下がっていることには気づくが、債券市場がどう投票しているかには十分注意を払ってこなかったんや。わいは長いこと債券市場の中毒者みたいなものなんやが、このところの債券の動きは、まるで意地の悪いNetflixの全20話シリーズを一本ずっと見せられているようだったんや。どういうことかというと、一度ハマると、もうそこから抜け出せない、ということや。日によってひどさに差はあったが、方向性は常に同じで、常に悪かったんや。だから、金利がようやく前日比トントン程度まで戻したときもわいは驚かなかったで。一瞬プラス圏で取引されたが、すぐにまた押し戻されたんや。
戦争の間にこれだけ金利が上がっていたことを考えると、今回の動きは、債券の買い手たちが大統領の売り込んでいる話を買っていなかった、ということを意味していたんや。債券市場は、大統領がはったりを言っていることを示しているように見えたで。イランからの接触などなく、都合のいい自作自演だと見ていたわけや。全部作り話だと、債券の連中は考えてとった。そして実際、その後イラン側は交渉などなかったと主張したんや。だから、もしかすると債券市場の人たちが正しかったのかもしれん。
ところが、その後とても奇妙なことが起きたで。金利の動きが反転したんや。債券市場の“票”が下向きに滑り始めたんや。あまりに久しぶりで、何年ぶりかと思うほどやった。何が債券市場を再びこちら側に引き戻したのかはわからん。水面下の裏ルートが機能していたのか、それともそもそも本当に裏ルートがあったのか。午前の半ばに何が起きて、債券が明確にプラス方向へ向かったのか、誰にわかるやろうか。でも、その動きははっきり感じ取れるものだったんや。それが株に二度目の追い風を与えて、本当に何か良いことが起きているのかもしれない、という気にさせたんや。もっとわかりやすく言えば、早朝の債券市場は「利下げなんてない」と叫んでいたのに、午後には「なあ、もしかしたら利下げがあるかもしれないぞ」と言い出した、ということや。
それからゴールドのこともあるで、ゴールドは夜間に暴落しとった。1オンス4,098まで下落して、9%の下げだったんや。だが午前6時、Truth Social の投稿の1時間半ほど前になると、ゴールドは反転して上昇し始めたで。その後一日中、前日比トントンまで戻そうと格闘しとった。結局そこまでは戻らなかったが、ゴールドは何かを前もって知っていたのか? それとも、ただ間抜けだったのか?それはわからん。誰にもわからん。まるでゴールド は投票用紙に何が載っているのかすらわかっていなかったようやった。頭の中では不在者投票だったんや。
株は昼ごろまでは前向きな投票を維持していたが、おそらくイランが11時51分に協議を否定したからだろう、勢いが鈍ったんや。ちょっと待て、どこで否定したんだ? なんとXへの投稿や。しかもイラン 議会議長によるものやった。彼はトランプの投稿をフェイクニュースだと呼んだんや。おいおい、それってこっちの言葉じゃなかったのか? あちらでもそう言うんだと誰が知っていたやろうか? しかもそのアカウントは認証済みですらない。だから、本当のところ誰にもわからん。その後、債券の上昇と歩調を合わせて、もう一度だけ相場は跳ねた。
とはいえ、それでも引けにかけてはむしろかなり懐疑的な動きになったと言っていいやろう。一日の終わりには、かなり勢いがしぼんでいたように見えたで。わいはこう見とる。正直に言うと、この上昇全体は恐怖が生み出したものに感じられたんや。持ち株が少なすぎる投資家たちが、「市場が自分を置いて上がってしまう前に、少し株を買っておかなければ」と恐れた、その恐怖や。あるいは、3月の間にたっぷり儲けた空売り勢が、本当の和平合意が成立すれば、戦争という泥沼に支えられた利益を失ってしまうかもしれない、という恐怖でもある。
結論やが、遅れて届いた票はいくつかあるが、全体の集計結果を変えるものではないで。今回は強気派が一般投票では勝ったんや。やけど、イランが何もしないということではない限り、つまりミサイルもドローンも飛ばさない、というのでない限り、わいは明日、投票の再集計があると思っとるで。
戦争の落としどころがあればいいのですが。
応援よろしくお願いします。