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【ジム・クレイマー】今はMag7じゃなくてChem7なのか!?戦争相場で本当に勝つ株!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの3/26のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今やみんな、肘掛け椅子の上の将軍みたいなものみたいやな。このところ株式市場について人と話すたびに、誰も株の話も、セクターの話すらしたがらないんや。延々とまくしたてるのは、イラン側やトランプ大統領が本気なのかどうか、そしてその「本気」がこの戦争において実際には何を意味するのか、そんなことばかりや。結局、市場は今日また下げたで。ダウは-1.01%、SP500は-1.74%、そしてナスダックは-2.38%だったんや。本当にひどい一日だったで。売り手たちは、期限が過ぎ、週末に激しい爆撃が行われることを見越して先回りしとった。

 

でも引け後になって、トランプ大統領は、イラン側の要請により交渉をさらに10日延長すると述べ、協議は順調に進んでいるとも語った。そこでまた、素人軍事評論家たちが大統領のその言葉に飛びつく、というわけや。そしてまたこういうことが言われる。イランは本当に延長を求めたのか?本当に協議はうまくいっているのか?肘掛け椅子の将軍たちは、海兵隊はいつでも動ける、空挺師団も投入可能だ、と言ってくる。こうした口先だけの戦士たちは、イランは何があっても通商路を開かないだろうと言うとる。たとえこの一時停止のあとでアメリカがどれだけ激しく爆撃しようとも、合意には至らない、と。

 

でもまあ、わいは軍事戦略家ではないんや。テレビでは時々そういう役回りを演じることはあるけどな。でもわいは、どちらかというと、あなたのための株式戦術家なんや。そして、ひどい相場は見ればわかるで。わいらがずっと自問しているのは、いったいどの時点で買いに向かえるのか、ということや。イランに起因する原油ショックが相場全体を引きずり下ろす心配をせずに済むのはいつなのか。それとも、わいらはまだまだ、売って売って売り続けなければならないのか?

 

たとえばChewyをみようやないか。オンラインのペット用品小売株や。それからLemonadeも。AIを活用する保険のアンダーライターや。ここまで大きく下げた今、これらは買う価値があるのかもしれん、そうやろ?でもそれは針の穴に糸を通すようなものや。なぜなら、イランによる本格的な降伏は起こりそうにないからや。そうなると、相場はどこにも行かず、せいぜい下に行くだけかもしれん。おっと、またあの肘掛け椅子の将軍の話に戻ってしまったで。ChewyやLemonadeと同じ船に乗っている株は文字どおり何千とあるんや。戦争には弱く、平和には強い株や。

 

だが何があっても、株式市場の底を決めるのはわいらではない。わいらにはそれをコントロールできん。今夜、大統領がまたゴールポストを動かしたときも、わいらはただ肩をすくめるしかなかったんや。わいらにできるのはそれだけや。だから、わいが今夜やろうとしていることは何かというと、このプロセス全体をひっくり返して、ポートフォリオを築こうとしている人にとって、この戦争が本当は何を意味するのかを考えることや。わいらは結果を予測できんし、それをコントロールすることもできん。タイミングだって予測できん。今夜の爆撃停止と交渉延長が示している通りや。

 

わいらに測れるのは、自分たちが好きな銘柄が戦争とどれほど関係しているのか、ということや。それらは単に戦争相場のせいで下がっているだけなのか?それとも何か根本的に悪いことが起きているから下がっているのか?この戦争が長引くと考える十分な理由はあるやろう。トランプ大統領は何度も何度も、戦争はすぐ終わらせるつもりだと言うとるが、でもその一方で、地上侵攻の可能性についても語っとるんや。だから少なくとも今の時点では、一般的な見方が正しいと仮定せんとあかん。

 

ならば、すでに配られたカードで勝負しようやないか。わかりやすい銘柄を一つ選んで、この考え方を順に当てはめてみようやないか。わいの知る誰もが売っている株、みんなが投げ出しつつある株、もう一日中痛めつけられている株。そうや、Nvidiaについて話そうやないか。この戦争がいつ終わるのか明確になる前に、それでも買う価値があるのかどうかを、感情抜きで判断できるようなチェックリストに照らしてみようやないか。この株は今日7ドル、率にして4%下げたんや。本当にひどい相場やった。

 

今日一日、わいが聞かされたのは、Nvidiaとその仲間たちは分水嶺に達してしまい、もう終わりだ、全部売らなければならない、という話ばかりやった。何度も何度もそう聞かされた。だからわいはこう思う。なら、買おうかな、と。まず最初に問わなければならないのは、Nvidiaの株が下がっているのは戦争のせいなのか、ということや。わいは、この戦争はNvidiaと無関係ではないと考えとる。だが、その影響を完全に定量化することはできん。ここでいったん立ち止まると、Nvidiaは株式市場そのものの大きな、大きな一部やし、世界でいちばん売買しやすい銘柄でもあるで。

 

わいは、もっと低い水準で簡単に買い戻せるからこそ、今下がっているんやとと思う。Nvidiaは落ち込み気味のMag Sevenの一員や。だが、だからといってわいらは、たとえばChem Seven、つまり中東での長引く戦争で恩恵を受ける企業群に乗り換えるべきなんやろうか?わいの古い友人のFrank Mitschはそう勧めとる。Chemoursを買え。Celaneseを買え。Dow、Huntsman、LyondellBasell、Air Products、Nutrienを買え、と。ほら、これが欲しいものなんやろ?Mag Sevenなんかやめて、Chem Sevenをかうんや、と。

 

でもちょっと待ってほしい。あなたは、本当にそれらのほうがNvidiaよりも“magnificent”だと思うか?中東の破壊と結びついているから、ゴールドと同じくらい確かなものだとでも言うんか?いや、まあゴールドはおいておこう、今日はゴールドだって下がったんやから。今のところ、Chem SevenのほうがNvidiaより持ちやすいのは確かや。それに疑いの余地はないで。ただし、それが機能するのは、石油化学設備や湾岸地域への爆撃という最悪の日々が続く場合だけや。一方でNvidiaは、イランで何が起ころうと機能するんや。少なくとも、事業そのものはそうなんや。

 

Chem Sevenの有効期限は、せいぜい2週間かもしれん。特に、もしイランがあっさり折れればなおさらや。これに対してNvidiaには、ジャーナリストやコメンテーターが「売れ」と言ってくること以外に、目に見える賞味期限はないんや。第二に考えるべきは、Nvidiaが下がっているのは、主として戦争絡みのインフレで金利が上がっているからなのか、という点や。それは十分あり得るで。金利が低いほうが、データセンターをもっと建てやすくなるから、Nvidiaにとっては有利や。とはいえ、もし戦争がすぐ終わり、Fedに新しい議長が就任したら、Nvidiaに近づかなかった自分を愚か者だと感じるやろう。

 

3つ目の論点は、Nvidiaが下がる本質的な理由があるのかどうか、や。わいはそうではないと思うで。今、テック業界では、いわゆるコンピュート能力が不足しとるし、メモリも不足しとる。つまり、Nvidiaが中に入っているコンピューター自体が足りないということや。需要を満たすには、さらに何十万個ものNvidiaの半導体が必要や。だが同時に、メモリチップの価格は上昇しとって、それがNvidiaのようにサーバーに入る周辺製品の販売を傷つけとる。メモリ以外のチップ、Nvidiaのものを含めて、それらは、本来売れていいはずほどには売れていないんや。メモリのコストが高すぎるせいで、企業が欲しいだけのマシンを買えないからや。

 

でもここ数日、新しい技術の話が出てきとるで。Googleが持っているその技術は、大量のメモリチップを必要としなくするものや。3月25日に発表されたGoogle TurboQuantはAIのメモリ需要を大幅に削減できる可能性があるということなんや。もしこういうのが有用なんやったら、メモリ不足のせいでNvidiaの売上が傷むのではないかと心配する理由は小さくなるで。言い換えれば、こういうニュースはNvidiaにとってネガティブではなくポジティブや。少なくともGoogleの件に関していえば、この株の動き方はばかげとるで。つまり、これはこの下落の真っただ中でNvidiaを買うべきだ、という話になるで。

 

四つ目のポイントは石油や。Nvidiaのデータセンターは主として天然ガスで動いとるが、アメリカのガス価格はほとんど動いていないんや。それでもNvidiaのビジネスが影響を受ける可能性はあるし、顧客が影響を受ける可能性ももちろんあるんやが、Nvidiaで使われているものはすべてmission criticalとみなされとるから、わいは心配していないで。そこで次に第五のポイントとして自問しなければならないのは、なぜこんなにも明らかに下げているものを持ちたいのか、ということや。

 

こんな苦しみをわざわざ求める物好きがいるのか?答えは一つしかないで。イランとの衝撃的なサプライズ合意が、この状況を即座にひっくり返す可能性があるからで、その上昇に乗り遅れるのが怖いからや。何だって起こり得るんや。大統領は今夜まさに交渉延長を発表したで。もし彼が、「海峡は今週末に開く。核は存在しない。戦争は終わった」と言っていたらどうや?そのときNvidiaを172ドルで買えると思うか?無理やろう。最後に、第六の点として、ここで需要が落ち始めている要因があるのかどうかを見極めんとあかん。

 

湾岸諸国のソブリンファンドが細って、それがデータセンター向けの資金調達、あるいはデータセンター関連のプライベートクレジットに影響している可能性はあるで。しかしわいは先週、Nvidia GTCに参加して、需要が信じがたいほど強いことを知ったんや。それはほんのちょっと前の話や。では、全部ひっくるめて状況は何を示しているのか?わいは今この瞬間なら、明日Nvidiaを買うよりChem Sevenを取るかもしれん。だが、この先10日間に何が起こるか次第で、わいは即座にchemical株からは手を引くかもしれん。

 

でもNvidiaからは決して手を引かない。このプロセスに決まった型があるか?わいに言わせれば、今起きているのは、誰もが「これは分水嶺の瞬間で、もう終わった」と言っているせいで、普段なら期待できないほど安い価格で高品質の株を買う機会が与えられている、というだけのことや。タイミングを完璧に当てることはできない。それに、もっと下がればいつでも買い増せることを忘れてはあかん。実際、驚くべきことに、Nvidiaは株価が下がればもっと安くなるんや。

 

結論やが、どちらかと言えばわいのスタイルとしてはNvidiaを買うやろう。Chem Sevenは買わないやろう。だってわいは今日明日のことを言っているのではないんやから。あえて言えば、片方、Nvidiaは早すぎて、もう片方、Chem 7は遅すぎるかもしれんということや。そういう状況の中ではわいは、基本的には遅すぎるより早すぎるほうを選ぶんや。今週のような週であっても、や。長期的価値を積み上げていくのがわいのやり方なんや。

 

 

事態が流動的すぎますよね。

 

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