こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの3/30のMad Moneyはどうだったでしょうか。
株が下がる理由はいろいろあるで。良い理由もあれば、悪い理由もあるんや。最近は悪い理由がかなり多かった。だから今夜は、いくつか整理しておきたいんや。別に株を買えと言いたいわけではないで。ただ、何がうまくいかず、そのせいで多くの優良銘柄まで下がっているのかを説明したいだけや。なぜそれが大事なのか。それは、悪い相場の流れがあると、個人投資家は素晴らしい株を投げ売りしてしまうからや。本来ならもっと買い増すべき時、少なくとも持ち続けるべき時に、そうしてしまうことが多いんや。
多くの人がかなり不安になっているのはわかっとる。戦争が彼らの判断力を鈍らせているんや。トランプ大統領が「交渉はとてもうまくいっている」と語ったかと思えば、その一方でイラン側からは何も聞こえてこない。そうしたことが本当の重苦しさを生み、市場の上に暗雲を垂れ込めさせているんや。でもこういう瞬間のために、わいは『How to make money in any market』という本を書いたんや。なぜなら、富を築くうえで重要なのは、勝ち組を見極めること、そして決定的に重要なのは、まさに今のような局面を通してもそれを持ち続けることだからや。
皆がだまされて売ってしまうとき、あるいはゲームは仕組まれているとか、もう終わったと思い込むときにも、株を持ち続けることが富を築くうえで重要なんや。今日は少し理性的な動きも見られたで。というのも、原油は5ドル上がったんやが、それでもダウは+0.11%と上昇したんや。他の指数も比較的しっかりした動きで始まって、一時は上げていたんやが、でも結局SP500は-0.39%、そしてナスダックは-0.73%と下落の日になったで。ナスダックはほとんど原油と100%連動するような動きや。そしてわいは、これぐらいの原油高がある中で20%の下落なら、株にとってはかなり妥当やと思っとる。
もちろん厳しい状況なんやが、でもかなり見事な戻しも見られたで。先週大きく売られた銘柄のいくつかは反発したんや。しかし現実として、少なくとも多くのハイテク株については、わいらは強力な弱気相場のただ中におる。こうした銘柄が下げるのに、大したきっかけは必要ないんや。まずはサイバーセキュリティ銘柄から話したいで。別に大げさに言いたいわけではないで。ただ説明しなければならないだけや。Anthropicという民間企業があるんや。そこは、理論上は非常に強力なサイバーセキュリティ能力を持ち得る、制御されていないエージェント的能力を備えたAIモデルを開発しとる。
彼らのClaudeの強さを踏まえると、市場はAnthropicのこの新しい提供物が、サイバーセキュリティの二大有力株であるPalo Alto NetworksとCrowdStrikeに壊滅的な打撃を与えると考えとるんや。しばらくの間、人々はAnthropicの新しいエージェントがあれば、もはや従来型のサイバーセキュリティは不要になるんやないか、という印象を持っていたんや。だが、それは完全に間違っとる。現実には、AIの台頭はPalo AltoやCrowdStrikeにとって追い風になるはずや。つまり自体は逆で、つまりプラスだということなんや。
なぜなら、同じAIエージェントがハッカーによってプログラムされ、あなたのネットワークを非常に簡単に乗っ取ることもできるからや。脆弱性そのものは彼らの側にあるんや。従来型のサイバーセキュリティの助けがなければ、これまで以上に脆弱になるんや。CrowdStrikeのCEO、George Kurtzもまさにそう言うとった。彼は先週水曜日にMad Moneyに出てくれたが、わいは彼の話を聞いていて、彼が「いや、今の状況は本当に我々にとって良いことなんだ」と言っていたのをはっきりと覚えとるで。Georgeはこれまでもずっと率直だったんや。そんな彼が突然うそをつき始めるだろうか。そんなことはしないやろ?
Palo Altoの方のCEOのNikesh Aroraはどうや?彼は長年この業界にいる人物やが、金曜日に公開市場で自社株を1,000万ドル分買ったんや。AIがこのビジネスモデルにとって存亡に関わる脅威だと思っているなら、CEOが1,000万ドル分も自社株を買うやろうか?Anthropicが自分の会社を吹き飛ばすつもりだと思っているのに、そんなことをするやろうか?別にこれらのサイバーセキュリティー株がすぐに元の水準まで戻るべきだと言っているわけではないで。今の相場はそんなに簡単ではないんや。ただ、少なくともなぜ下がったのかは、これでわかったはずや。
次はメモリー株について話そうやないか。最近はもうみんな完全に見放しとるよな。先週、Googleが、コンピューターがより少ないメモリーで動作できるようにするかもしれない何かを発表した。それが本当かどうかはわいにはまだわからん。でも、それだけでこのグループ全体が壊滅したんや。Googleが先週発表したのは、TurboQuantという新しいAIメモリ圧縮アルゴリズムで、大規模言語モデルの「推論時の作業メモリ」、特にKVキャッシュと呼ばれるものを大幅に削減するための圧縮アルゴリズムなんや。
メモリ使用量を最大6分の1に削減しながら、モデルの精度を全く損なわないということで、この技術が発表されてからというもの、Micron、Western Digital、SanDisk、これらの株の動きはひどいものや。完全に打ちのめされたんや。まるで終わりのない死体置き場や。もしGoogleのその「メモリーデバイス・キラー」に本当に重みがあるならよかったのだが、わいはまだそれを完全には信じてないで。なぜかというと、発表されたその日にGoogleの株価は下がっていたからや。もしそれが本物なら、Googleの株は下がるのではなく、むしろ報われて上がるはずや。
それでも、メモリー株は先週に入るまでにあまりにも大きく上がっとったから、調整が入って当然ではあったで。覚えておいてほしいのは、これらはここまで放物線を描くように急騰していたということや。放物線的な値動きについて、わいらはどう考えるべきかというと、うーん、という感じだよな。そして、ここからという意味で言うと、これが弱気相場に発展するなら、メモリ株がまだ下げ止まっていないのは明らかやとわいは思っとるんや。
では、もう1つ例を挙げようやないか。これはもう少し複雑や。典型的な集団訴訟専門の弁護士たちが、悪い出来事について責任があるかもしれないし、ないかもしれない企業から巨額の金を引き出すために起こす訴訟の話や。Metaは先週、立て続けに2件の裁判で敗れたんや。1件はニューメキシコ州で、そこではとりわけ、Metaは安全性より利益を優先したとされたんや。もう1件はカリフォルニア州や。そこでは、MetaとGoogleは、自社プラットフォームの依存性について利用者に警告しなかったため、過失があったとされたんや。
自分はソーシャルメディア依存になったと主張した原告には600万ドルが認められ、その損害の70%をMetaが負担することになったんや。どちらも連邦裁判所ではなく州裁判所で審理されたで。株式市場は訴訟をどう扱えばいいのかわかっていないので、ここで今後何が起きるのかを少し説明しておこうやないか。まず、これらの評決によって、Metaは時価総額で約2,000億ドルを失ったとも言えるで。ニューメキシコの評決額、3億7,500万ドルという規模は、実に壊滅的に見えたんや。カリフォルニアの件では、今やソーシャルメディア依存を示せる若者なら誰でもMetaを狙える打ち出の小づちになるのではないか、と人々に思わせたんや。
この訴訟の特別な点は、Section 230を回避したことや。これはオンライン出版社が持つ特有の保護や。コンテンツがどのように作られるかというプロセスを攻撃することで、原告側は何度でも使い回せる都合のよいメールを手に入れたんや。そしてその中には、陪審にはかなり悪く見えるものもあったんや。どちらの訴訟でも、原告側がそのメールを武器に完全勝利できるような印象を与えたが、そこには裏もあるで。メッセージには文脈があり、その文脈があることで、控訴になればMetaが勝ちやすくなるはずや。
もちろん、この2件の敗訴が、群れをなして逃げ出した株主たちにとって壊滅的だったのはわかるで。しかし、わいはこうした種類の訴訟を長く追ってきたんや。そして言えるのは、こうした事件が州ではなく連邦裁判所に持ち込まれたときには、判決が覆る可能性がかなり高いということや。なぜか。まず第一に、原告側は非常に同情を集めやすい存在や。一般の裁判官にも、そしてもちろん陪審にも強く訴えることができるんや。だが、連邦控訴審レベルでは、それは何の役割も果たさないんや。わいは、これらの事件はそこに向かうと思っているで。陪審はいないんや。
結局のところ、ソーシャルメディア企業のせいで自分がうつになったとして訴えるなら、最終的にはそれがMetaのせいだったと証明しなければならないんや。それは非常に難しいで。どの個人にも、うつになる理由はいくらでもあり得るんや。これはBig Tobaccoの話とは違うで。喫煙が肺がんを引き起こすことは、たばこ会社を含め、誰もが知っていたんや。彼らが何十年もそれを否定していたとしても、や。だがMetaは、それだけが唯一の引き金ではなかったことを証明できるんや。だから、それぞれの案件は個別の事実関係に基づいて争わなければならんし、それを原告側がやるのは費用がかかりすぎるんや。
この2件は、Metaの健全性にとって存亡に関わるように見えるかもしれん。だが、そう思い始める前に、Johnson & Johnsonの株で起きたことを思い出してほしいで。あのタルク訴訟では、原告たちは、ベビーパウダーにアスベストが含まれており、それががんを引き起こしたと主張したんや。原告側は、J&Jの中にアスベストについて知っていた人がいたことを示すメモを持ち出したんや。被告側は、社内のまじめな人たちが、アスベストに関する情報があるのかを確認しなければならなかっただけだと主張したで。そしてそのメモを、悪魔の証明的な問題提起として提示したんや。
その一方で、J&Jが悪質な当事者だったと証明するのはますます難しくなっていって、そうしてJ&Jは勝ち始めたんや。多くの訴訟で、や。J&Jのベビーパウダーはたばこほど悪質ではないと明らかになるにつれて、株価は約100ポイント上がったで。結局裁判で下がった時は売るには悪いタイミングで、買うには良いタイミングだったんや。わいは、これらのMeta訴訟も同じような展開になると見とる。しかも、表現の自由という防御まで持ち出さなくても、そうやと思うんや。そして表現の自由はまた非常に強力や。
だからわいは、これらの訴訟を理由にした売りは奇妙で、間違っていて、もしかするとばかげてさえいると思ったんや。Instagramが若者に与え得る悪影響への嫌悪感で、買いの機会を見えなくしてはいけないんや。忘れてはいけないのは、人にはログオフする権利もあるということや。見ない自由、つまり修正第1条的な権利があるとも言えるで。誰もあなたにソーシャルメディアを延々とスクロールすることを強制してはいないんや。人によって事情は違う。だが、今はひどい相場で、悪いことはすべてさらに悪く見えてしまうんや。
結論やが、株は時に悪い理由で売られるし、完全にでたらめな理由で売られることさえあるんや。そういうとき、わいはCrowdStrikeやMetaについては、売り手でいるより買い手でいたいで。メモリ株についても、いずれ買いを推奨する気にはなるやろう。だが、このひどい株式市場では、わいが危険を冒してでも強気になるには、もう少し熱を冷ましてもらう必要があるけどな。
石油の上昇が止まってほしいです。
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