アメリカ在住マカベェがジム・クレーマーの発言等の米株情報をアップデートします。

アメリカ発ーマカベェの米株取引

【ジム・クレイマー】株式市場が崩れない4つの理由!相場はホルムズ海峡を見ていない!?【Mad Money】

投稿日:

 

こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの4/20のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

週末に、イランがホルムズ海峡を開放するという合意を破棄したというニュースを見たとき、先週わいらを史上最高値更新へと押し上げたまさにその材料が覆されたんやから、今日は相場が大きく叩かれるに違いないと思わざるを得なかったはずや。そうやろ? 結局のところ、市場は先週、2週連続で3%上昇したあとにさらに4.5%も急騰したんや。今日はその反動がくると思うのが普通や。でも結局今日は、ダウは-0.01%、SP500は-0.24%、そしてナスダックは-0.26%だったんや。驚異的や。本当に驚異的や。

 

そうや。原油が4%以上急騰したにもかかわらず、市場は見事に踏みとどまったんや。しかもその一部は、トランプ大統領が「イランが明日までに和平協議に応じなければ爆撃がある」と投稿したことへの反応や。彼は、自分のことを「Mr. Nice guy」は終わりだ、と言うたんや。では、なぜ市場はほとんど反応しなかったんやろうか?なぜ、せいぜいよくある利益確定売り程度しか下がらなかったんやろうか?まず第一に、わいはずっと説明してきたことやが、株式市場はホルムズ海峡ではなく債券市場に反応しとるんや。

 

これは当然のことや。債券市場は株式市場よりずっと大きいんや。インフレから、次に Fed が何をするかまで、さまざまなことを予測する市場や。そして、今日は金利が変わらんかったんや。これはすごいことや。戦争でいろいろなニュースがあったって、債券市場で取引される何兆ドルもの資金は、まったく動じなかったんや。原油高騰など何の意味もなかった、ということなんや。そのうえ、わいらには新しい Fed 議長、Kevin Walsh が就くことになるやろう。彼は明日議会に臨むんや。もちろん反対もあるやろうが、彼が任命されるやろう。そして任命されれば、彼は利下げを推し進めるやろう。

 

彼はFedのほかのメンバーを説得せんとあかんから、どのぐらいすんなりいくかはわからんが、でもトランプ大統領は、利下げをするために彼を選んだんや。もちろん反対票を投じるメンバーはかなりいるかもしれんし、棄権はかなり出るとわいは見とるで。でも、経済が強くなりすぎなければ、少なくとも1回の利下げは実現できると思うんや。もしそうなら、株式市場は本当にまだ割安なのかもしれん。言い換えれば、今売っている人は Fed に逆らっているんや。Fed には逆らうな、というのはこの世界の法律みたいなものや。

 

その法律が正しいことは、何度も何度も繰り返し証明されてきたんや。Fed に逆らうのは間違いや。だからわいも何度もそれを皆さんに強調しとるんや。株式市場がホルムズ海峡に反応していない第二の理由として、もちろん、原油高で直接打撃を受ける企業セクターはいくつかあって、燃料を大量に使うところ、つまり航空会社、クルーズ船、旅行関連なんやが、それらは今日はどれも少し下げたとはいて、この数週間で上がったほどには下がっていないんや。

 

例を挙げようやないか。Disney は消費者の旅行需要に連動しやすいとされとる。この上昇相場が始まったとき、Disney 株は92ドルやった。それが一気に106ドル台まで跳ね上がったんや。では、ガソリン価格が上がっている今日、どれだけ利益確定売りが出たやろうか?まったくないで。逆にDisney 株は上昇し、なんと1セント高で終えたんや。どうしてそんなことがあり得るんやろうか?それはDisney はガソリン以外の何か、たとえば消費者の強さにも連動しているからや。わいらはガソリン高による痛みを強調しすぎているのかもしれん。

 

もちろん、打撃を受けているクルーズ会社はいくつかあるし、航空株の一部も大きく売られたで。しかし、この業界には別の悪材料もあったんや。American Airlines は United との統合の可能性を完全に否定したし、超党派の議員グループもこれ以上の航空業界の合併に反対を表明したんや。業界の集中度がすでにかなり高いことを考えれば、それはもっともかもしれん。航空株が下げたのは、業界再編の可能性が遠のいただけでも十分説明がつくはずや。

 

人々はようやく、ガソリンは昔ほどわいらの生活にとって重要ではなくなっているのだと気づき始めているのだと思うで。車は昔よりずっと燃費が良くなっとる。この5〜6年で、他のあらゆるものの価格は急騰した。そう考えれば、ガソリンはインフレに追いつこうとしているだけだ、とすら言えるかもしれん。とくに、油井から給油ポンプに届くまでがいかに大変かを考えればなおさらや。おそらくもっと重要なのは、ここアメリカでは天然ガス価格がまったく押し上げられていないことや。天然ガスはこの国のほとんどの家庭の暖房や冷房に使われとる。つまり、世界のほとんどの地域とは違って、わいらの光熱費はむしろ下がる可能性すらあるんや。

 

市場が底堅い第三の理由は、企業業績や。実際、とても良いんや。まだそれほど多くの決算が出そろったわけではないが、今日の例を見てみようやないか。例えば、大手企業の決算として Cleveland Cliffs、大手鉄鋼会社、大手の鉄鋼メーカーの決算があったで。この株は決算を受けて2%下落したが、その内容は株価の反応が示すより良かったんや。CEO の Lourenco Goncalves がカンファレンスコールで述べたことを引用するで。「当社の自動車OEM向け受注残はいっぱいです。メーカー各社は Cliffs からますます多くの鋼材を発注します。」

 

「価格の強さは目に見えています。生産スケジュールは逼迫しており、リードタイムも延びています。この組み合わせ、すなわち強い受注残、規律ある生産、そして可視性こそが、健全な鉄鋼市場の姿なのです。」引用終わりや。さて、こうしたプラス材料を見てもなお、不安を感じ、インフレを心配する人もいるかもしれん。そういう人たちは、大統領が関税を引き上げたせいで鉄鋼価格が上がったのだと言うかもしれん。しかし、それは間違いや。そこでは重要な事実が抜け落ちとる。自動車向けに使われ、Cleveland Cliffs が大きなシェアを持つ主要グレードの熱延鋼板の価格は、この5年間変わっていないんや。

 

では、なぜ Cleveland Cliffs が重要なのかというと、この会社はより広い製造業経済の象徴だからや。そして、わいらはそこが落ち込むのを望んでいないんや。わいらは、消費者を支えるために Fed に利下げしてほしい。しかし、その前に建設の重要な基礎素材の一つが落ち込むのは見たくないんや。そして市場が底堅い第四の理由として、やっぱり言及を欠かせないのか、AI革命や。Nvidia のCEOである Jensen Huang は、わいらが今、1990年代のデジタル革命以来見たことのないような産業革命のただ中にいると、繰り返し説明してきたよな。

 

このAI革命は、イランのことなど何も知らない。爆撃のことも何も知らない。ガソリンで動いているわけでもない。誰にも止められないんや。これは巨大な推進力で、数十もの上場企業を巻き込んどる。ちなみに、その中には Apple も含まれるで。Apple は、ユーザーに対するAIの恩恵を大きく受ける企業なんや。そして、Appleに関しては、今夜、わいが起きてほしくなかったことが起きてしまったよな。Tim Cook が CEO を退き、会長職に移るという決断をしたんや。

 

この話を数字の話にすることは簡単や。Tim は会社を率いて、時価総額4兆ドルという地位へと導く素晴らしい仕事をしてきたんや。世界で3番目の規模や。Tim は会社を4兆ドルにまで押し上げた上昇分の1932%の功績がある、と言いたいところやが、彼は、もちろん自分のチームに功績を譲るやろう。そこには、25年のベテランのハードウェア・エンジニアで、次のCEOとなる John Ternus も含まれるで。Tim はそういう人や。彼はいつもチームに功績を譲るんや。Tim は9月1日までは CEO にとどまるんやが、彼の重要さはどこにある?

 

それは、彼の特別な導き方と、顧客への愛や。深い愛や。Tim は唯一無二や。彼のような人はおらん。彼の良い仕事を世に伝える手助けができたことを、わいは誇りに思うで。この日が来たなんて信じられん。もちろん、Apple はAI革命の一部にすぎん。もっと直接的にAIに関連する企業はほかにもあるで。でも、そんなことは今のわいには関係ないで。わいはTimが本当に素晴らしいと思っとる。わいは彼を知って、改めて本当に驚くべき人物だということを知ったんや。

 

今、わいは彼のCEO退任を受け止めようとしているところや。ちゃんと向き合わんとあかん。家に帰って、妻の Lisa とこのことを話すつもりや。なぜなら、Timは特別な意味を持つ人だからや。彼は本当に大きな存在やった。CEOの辞任というのは、どれも同じではないんや。そうやろう? ほかの499人の辞任には、そこまでの意味はないんやが、Timは別なんや。さて、AI革命を構成するすべての要素を理解するのは簡単ではないで。Jensen はそれを「5層のケーキ」と呼んで、わいらが理解しやすいように説明してくれたんや。

 

第1層は、電力需要や。たとえば Bloom Energy、GE Vernova、そしてそのほか多くの企業や。第2層は、皆さんが思い浮かべる半導体や。Nvidia とか AMDや。第3層は、インフラや。Microsoft Azure、Amazon Web Services、Google Cloud、CoreWeave、そして Oracleがおる。今夜は大きな契約もあったよな。Amazon Web Services と Anthropic の契約や。驚くべき取引や。Anthropic は Amazon に大金を使うことになるやろうし、Amazon も Anthropic に多額の資金を投じてきたのは知っとる。このことを悪く言う人もいるやろうが、それは間違っとるで。

 

第4層はAIモデルや。Anthropic、OpenAI、xAI、Meta Superintelligence。そして最後の第5層が、チャットボットや。ChatGPT、Claude、そして Claude Code のようなコーディングエージェントや。今、多くの人は、この革命がもたらす変化がまだ始まったばかりだということを理解していないと思うで。もちろん、人々がより少ないものでより多くをこなせるようになる、という基本的な利点はあるんやが、それだけではないんや。これからはるかに多くのことが起きるで。人々はずっと効率的になるでやろうし、良いことが本当にたくさん起きるやろう。AI関連銘柄に入りたい、あるいはすでに入っているマネーマネジャーは本当に大勢いて、彼らはこうした銘柄を長い間下げたままにはしておかないやろう。こうした資金運用者たちは、飢えた口が無限にあるようなもので、いくら食べても足りないんや。

 

結論やが、わいは、イランとの戦争が重要ではないと言っているのではないで。今後48時間のうちに何か壊滅的なことが起これば、もちろんそれは市場に影響するやろう。しかしそれ以外では、今まで言ってきた重要なストーリーはどれも湾岸情勢とはまったく別のものや。そして、それこそが日々の値動きを左右しているんや。戦争が債券市場に影響を与えるほど深刻化しない限り、それが株式市場に重要な意味を持つとは思わないほしいで。

 

 

いい決算が続きますように。

 

応援よろしくお願いします。


にほんブログ村

米国株ランキング

  • B!