こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの5/15のMad Moneyはどうだったでしょうか。
決して忘れてはいかんのは、株式市場は最終的には債券市場に従うということや。主導権を握っているのは債券で、債券市場はインフレや大量の新規国債供給を本当に嫌うんや。債券市場は、消費者物価や生産者物価の上昇を、遠くからでも嗅ぎ分けることができるんや。政府が無謀な支出をしているときも分かるんや。まさに今のわいらの政府のように、や。だから定期的に、債券市場は荒れるで。アメリカ国債価格を下落させ、利回りを上昇させるんや。今日、それは単に荒れたどころではなかったで。癇癪を起こしたような動きになって、金利を大きく押し上げたんや。それも、イランとの戦争が始まる前より明らかに高い水準や。
だから主要株価指数は本当にひどい展開になったで。ダウは-1.07%、SP500は-1.24%、そしてナスダックは-1.54%と急落したんや。では、何が債券市場を刺激したんやろうか?それはもちろん石油や。原油価格は4%上昇して、今や105ドルになったんや。この経済にとっては高すぎるんや。ガソリン価格はかなり高くなってきていて、債券市場はそれを快く思ってないで。債券市場は、激しいエネルギー・インフレと、それが引き起こす下流のさまざまな問題を非常に嫌うんや。
トランプ大統領の中国公式訪問にも、あまり安心できないで。たくさんの握手、夕食会の写真はあるものの、実質的な内容や商取引らしいものはほとんど見えないからや。歴史的に見れば、10年物アメリカ国債利回りが4.59%、30年物が5.12%というのは、特別に警戒すべき水準ではないんやが、でもこれらの金利は1年ぶりの高水準にあって、さらに重要なのは、利下げは選択肢に入っていない、少なくとも近いうちはない、というシグナルを発していることや。
Kevin WarshがJ Powellの後任としてFed議長になるんやが、彼は利下げをしたがっとる。なぜなら、自動車や住宅のような経済の一部は低迷していて、小売売上高も望ましくない状態になっているからや。巨大なデータセンター建設ブームがなければ、建設も期待外れだったやろう。利下げはそれらを反転させる可能性があるんや。でも、インフレが真っ赤に燃え上がっているときに利下げをするのは無責任や。Fedは1970年代半ばの前回の石油危機のときにそれを試みたんやが、結果は大失敗やった。だから、Warshの手は縛られるかもしれん。
戦争前はそうではなかったんや。当時、原油は50ドル台、60ドル台やった。だから、この戦争がすぐに終わらない限り、わいはこれ以上積極的に株を買うことはできないで。CNBC Investing Clubのメンバーに対しても、この押し目を買うようには勧めてないんや。それに加えて、昨日はCerebrasのとんでもないIPOがあったことは昨日のMad Moneyで言ったよな。上場初日からほぼ2倍や。勘弁してほしいで。あれは、ここ10年以上見たことがないほどの無謀さを示しとった。ここで規律を失って、このような泡立った市場が走り続けると期待することはできないんや。
わいらはこれからまた、巨大案件の波に押し流されることになるで。その中にはSpaceXのIPOも含まれとる。そういうことはこの市場を過熱させ、もしかするとドットコム崩壊の再来を生み出すかもしれん。あのような過剰な熱狂を見るのが、わいの最大の恐れや。わいはすでに経験しとるから、もう一度やる必要はないんや。皆さんも知っている通り、わいは悲観論者ではないし、終末論者ではないんや。わいはずっと弱気派だったわけではないよな。でも、賢い強気派は、事実が変わったときにそれを認識するで。
そしてわいは、いつも最後には悲劇につながるような、無謀なIPOラッシュに向かっているのではないかと非常に心配しとるんや。まだそこまでは行ってないんやが、その可能性には大いに警戒せんとあかんくなっとるんや。わいらはここまでの利益を守る必要があるんや。こんなに重苦しい話し方になってしまって申し訳ないが、でもしょうがないんや。多くの人たちは、まるで今日が唯一の下落日で、もうこれ以上下がることはないかのように振る舞っとるが、わいはそんなふうにはできないで。わいの仕事は、ある局面では守ることや。必ずしも大きく儲けることではないんや。大事なのは守ることなんや。
こうしたわいの見方を踏まえて、来週のゲームプランを見ていこうやないか。まず月曜日はCaterpillarの投資家向けイベントがあるで。この会社はデータセンター建設に不可欠なんやが、投資家向けに本社訪問イベントを開催するんや。現在、この株は利益の36倍で取引されとる。まるでテック株のようや。もちろん、わいはCATが好きや。でも、これはどんどん過熱してきとる。もしこの会社が更に皆を興奮させたら、もしかするとこのプレミアムに値するのかもしれん。そこを見極める必要があるで。
火曜日からは、Home Depotを皮切りに小売企業の決算ラッシュが始まるで。わいはHome Depotをわいのファンドで持っとる。そのことはここまで大失敗や。株価は下がって、下がって、さらに下がっとる。主な理由は金利の急上昇や。住宅に関係するものは何でも、高金利によって打撃を受けるんや。今回、良い内容は期待してないで。ただ、決算がひどくさえなければ、反発する可能性はあるで。それほどHome Depotの株は下がっとるんや。
火曜日は更に、データセンター向けの冷却設備を作るVertivの投資家向けミーティングがあるで。良い話が聞けると期待しとるが、株価はすでに大きく上がっとるから、それがあまり意味を持たないかもしれん。引け後には、わいのお気に入りの住宅建設会社、Philadelphia拠点のToll Brothersの決算が出るで。この会社は高級住宅を手がけとる。Tollにとってはまずまずの数字を出してくると思うが、おそらく圧倒的に素晴らしいというほどではないやろう。金利が上がっているときに住宅建設株を保有するのは非常に厳しいんや。この株は他の住宅建設株ほどは下がってないけどな。
水曜日にはまずTargetの決算があるで。わいは、3か月前のような素晴らしい業績を再び示すと思っとる。新しい経営陣は、昔の魔法のような魅力を取り戻そうとしていて、今のところうまくいっとる。更にLowe'sの決算もあるんやが、この会社との比較はHome Depotにとってかなり厳しいものになるかもしれん。Lowe'sはよりDIY向けで、Home Depotはよりプロ向けや。新築住宅販売が乏しい状況では、DIYリフォーム寄りの企業を選びたいんや。つまり、それはLowe'sや。こっちの方がええんやないかとわいは思っとる。
水曜日の引け後には、この株式市場全体で最も重要な銘柄の決算が出るで。そうや、それはもちろんNvidiaや。もしデータセンターがこの経済で最も重要な部分で、ちなみにわいはそうやと思っとるが、そうであるなら、Nvidiaはデータセンターの中心にあるから、今回も素晴らしい数字を発表してくれるやろう。この株は市場を信じられないほどの高値へ押し上げる助けとなってきた、鼓動する美しい心臓のような存在や。わいは、Nvidiaがまだ1桁台前半だった頃から、Nvidiaは「Own it, don't trade it」と言い続けてきたんや。
時には、人の心を試すような局面もあるんや。たとえば株価が200ドル未満で足踏みしていたとき、わいは「持ち続けろ」と言い続けてきたで。今は225ドルや。今回の決算に向けたわいの基本方針は、とにかく短期に注目しすぎるな、ということや。成長は見事なものになるはずや。利益も巨大なものになるやろう。ただ、株価はかなり上がってきたんや。今日10ドル下がって冷えたのはよかったと思うが、でも、その前の日には10ドル上がっとった。わいは、Nvidiaがさらに大きく上がるには完璧な決算が必要だということを意識しとる。でも、どうやろうか、もしかすると、その完璧な決算が出るかもしれん。決算後の株価の動きがどうであれ、わいはOwn it, don't trade itのマントラを変えることはないやろう。
木曜日にはWalmartの決算があるで。わいは今でも、Walmartはこの時代における最も偉大な企業の一つやと確信しとる。低所得層だけの買い物場所ではなく、あらゆる人が買い物に行く場所へと作り替えられたからや。この業界には、Walmartに一度も行ったことがないようなスノッブな人たちがたくさんおる。彼らはこの大きな動きを完全に見逃してきたんや。もし実際に行っていれば、真実が分かったはずや。Walmartの価格や品ぞろえに勝つのは難しいんや。Walmartはそれほど良いんや。素晴らしい数字を期待しとるで。
木曜日はWorkdayの決算も出るで。さて、このかつて愛されたSaaS企業は、今や置き換えの象徴のようになってしまったんや。そう、AIによる置き換えや。悪い数字は予想してないんやが、この会社に対しては、厳しい攻撃の刃が向けられとる。Workdayの株価は今日、Microsoft主導のソフトウェア株へのローテーションの一環として5%上昇したんや。このグループには大きな上昇が相次いだで。Microsoftは3%高、Salesforceは3.5%高、ServiceNowは5%急騰、Adobeは4.5%上昇したんや。
わいには、これは巨大なショートスクイーズのように感じられたで。なぜなら、みんな一緒に動いていたからや。この動きが維持できるかどうかは分からん。これまでのエンタープライズ・ソフトウェア株の上昇は、数日間の強いパフォーマンスの後、激しい売りに見舞われてきたんや。今回だけは違うのかもしれんが、どうすればそうなるのか、わいには分からんで。もしかするとAnthropicやOpenAIのトップたちが出てきて、「私たちはこれらの企業を丸ごと食い尽くすつもりはありません」とでも言えば事態はかわるやろうが、そんなことはおこりそうにないからな。
金曜日はBJ's Wholesale Clubの決算があるで。会員制小売企業はここで明暗が分かれとる。Costcoは真っ赤に熱くなっとる。一方で、BJ's Wholesale Clubはそうではないで。もしかしたら、だから、少し上昇余地を狙える余地があると思うんや。出遅れを取り戻す余地があるで。ただし、長期的にはやはりCostcoのほうが好きやで。
結論やが、今日は報いを受ける日やったんや。これは、債券市場の怒りが、どれほど力強い株式市場であっても、最高の株式市場でさえ叩きのめすことができるという警告や。株が上昇を続けるには、債券市場が落ち着いている必要があるで。つまり、原油価格が下がる必要があるということや。そして、それは戦争が終わらない限り起こらないんや。残念ながら、わいがより積極的に、より強気になるのは難しくなりそうや。少なくともわいが見る限り、この戦争に終わりは見えていないからや。
債券金利が落ち着いてほしいですね。
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