こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの6/12のMad Moneyはどうだったでしょうか。
これほどWall Street、そしておそらくMain Streetの人々の心をとらえたIPOは、かつてなかったで。Elon MuskのSpaceXは、今日の正午少し前に上場株となったんや。引受会社のGoldman SachsとMorgan Stanleyは、ディールをどう進めるべきかというお手本を見せたで。そしてイランとの和平合意の可能性にも助けられて、この日の市場は好調な展開となったんや。ダウは+0.70%、SP500は+0.50%、そしてナスダックは+0.31%と上昇の日になったで。
もちろん、SpaceXは割高やと言う人もいたし、買い手をあざ笑う人もいたわけやが、わいはどう思うかって?Muskは特別な人や。それ以外の人たちとは一線を画するんや。Muskにはアイデアがあり、それを実行する力がある。歴史的に見て、彼に逆らう賭けはひどい戦略やった。だから彼に乗る賭けをやらない理由はないやろう。むしろ、彼がわいらを相乗りさせてくれることに驚いているくらいやで。このディールは、本当に前向きな波及効果と意味合いを持ちうると思うんや。では、これから何が起きると考えているのか、来週のゲームプランを見ていこうやないか。
来週はまず、SpaceXのディールがもたらすポジティブな余波に対応せんとあかんで。ネガティブな余波はいくらでもあるわけやが、今回はポジティブな余波や。最近のバンカーたちは仕事が早いんや。資金調達を必要としているハイパースケーラーの一部、あるいは、そう、Anthropicから話が出てきてもわいは驚かないで。鉄は熱いうちに打て、ということで、今のうちに資金調達を始めたいと思うかもしれん。これらの企業はみな、ビジネスをする準備を整えて並んどる。本当に世の中はそういう仕組みになっとるんや。
だから、Anthropicに投資している人たちは、IPOで利益を確定するチャンスを求めて動き出すやろう。待つ必要はない、と感じるやろう。だからそういう観測や噂が出てくるかどうか、注目しようやないか。忘れないでほしいのは、Microsoft、Meta、Amazonも、AI投資の資金を賄うために資金調達をしたいと考えるかもしれんということや。SpaceXがこれほど好意的に受け止められたのを見て、彼らが株式売却を我慢できるかどうか、わいにはわからん。ところで、Anthropicのディールに参加したいなら、自分の証券会社で誰がSpaceXの割当を受けたのかを調べてみるとええで。ブローカーに電話して、次のディールで参加するには何をすればいいのか聞いてみてほしいで。できるだけ早く、や。彼らは教えてくれるはずや。
さて、わいは、ほかの皆と同じように、イランとの戦争が終わりに向かっていることを願っとる。月曜日になれば、今夜よりも多くのことがわかるやろう。わいは懐疑的や。イランの強硬派は明らかに和平を望んでいないからや。しかし、もし和平が実現するなら、まず理解すべきことは、インフレ低下へのプロセスは原油価格の急落から始まるということや。多くの人は、インフレはすでに根づいてしまったと考えとる。それは完全に間違っていると思うで。
この戦争が始まって以降、世界は必死になって原油を増産しようとしてきた。そしてどうなっているか。実際に増産は起きとる。アメリカでは生産が増えとるし、ベネズエラの原油生産は50%増えとるんや。多くの人々が、そんなことは起きるはずがないと言っていたのを覚えとるか?カナダもまもなく生産を引き上げるやろう。おそらく日量20万バレルにもなるかもしれん。これらはすべて積み上がっていくで。合計で日量100万バレルに達する可能性さえあるで。そして、それらが急に廃止されるわけではないやろう。
つまり、ホルムズ海峡が再開したって、新たに入ってくる原油はそれほど多くはならないかもしれんが、重要なのは、多くの掘削会社がここに大きなチャンスがあると気づいたため、インフレのかなり大きな部分は下がるとわいは思っとるということや。インフレの連鎖をよく見てみれば、わいらが買う多くの商品は、燃料費の上昇分を価格に転嫁している企業によって輸送されていることがわかるんや。原油価格の下落がシステム全体に浸透すれば、そうした燃料費の上乗せ分は取り消されていくで。繰り返すが、戦争が終わればわいはインフレが劇的に低下すると見とるんや。
さて、企業ニュースはこの1週間を通じて少ないで。まずはDave & Buster'sが月曜日に決算を発表するんや。この会社は20年前、買い手が過小評価されていると考えたために非公開化され、その後12年前に再上場し、上々のデビューを果たしたんや。しかし今は株価は12ドル台まで下がってきとる。なぜわいがこれをわざわざ取り上げるのか。それは、Dave & Buster'sは四半期決算を発表した後にカンファレンスコールを行うが、そこには消費者についての手がかりがぎっしり詰まっているからや。そういうところに注目して自分の世界観をつくっていくんや。
次に、火曜日に発表される住宅着工件数に注目したいで。わいは住宅市場の弱さについて強く主張したい。住宅市場の弱さは、まさにインフレと表裏一体で、だからこそ利下げが必要なんや。わいらの経済における最大の問題は、十分な住宅を供給できないことや。そしてこれは解決がはるかに難しいんや。アメリカは十分に家を建ててないんや。金利は高い。そしてウォール街の意思決定者の多くは、さらに1回か2回の利上げさえ望んどる。しかし今日、フロリダを拠点とする優れた住宅建設会社のLennarが弱い決算を発表して、金利について嘆いたよな。わいは彼らを少しも責めないんや。
たくさん住宅を建てる住宅建設会社にとって、金利は単純に高すぎるんや。まあでも、これは少し「鶏が先か卵が先か」という話や。わいらはもっと住宅を建てたい。しかし、金利が高すぎて住宅を売れないなら、彼らは建てようとはしない。だから火曜日の住宅着工件数は、わいにとって非常に重要なんや。もし弱い数字が出れば、新しいFed議長であるKevin Warshにとって、水曜日に初めてFedの会合の議長を務める際、将来的な利下げを主張する材料になりうるで。水曜日にはさらに小売売上高も発表されるが、わいはこれは弱めになると思っとる。もしそうやったら、これもまた利下げを支持する材料になるで。
先ほど言ったように、多くの人が「経済は強すぎる、高水準のインフレを踏まえれば利上げが必要だ」と言っているのは知っとる。でもわいは、そういう人たちは夢を見ていると思うで。彼らはあまりにも悲観的だった、悲観的すぎたと後々明らかになるやろう。わいは、Warshが水曜日に利下げに向けた地ならしのプロセスを始めると予想しとる。なぜなら、経済の根本的な問題は根強く残っているからや。イラン側と合意ができれば、インフレは消えていくから、そこもからむ状況や。
水曜日は更に、SLB、つまり石油サービス大手の旧名Schlumbergerが開く重要なアナリストミーティングがあるで。わおが知りたいのは、各国や企業が、ベネズエラで見られるように、あるいはアメリカで見られるように、あるいはカナダで見られるように、増産と掘削に踏み切る価値があると認識しているのかどうか、や。そういうことについて、SLB以上に詳しいところはないで。これはまた、正直言って、わいの見方を裏づけるもう一つの材料になるやろう。つまり、ここからインフレは低下していくという見方や。
そして木曜夜には、本格的な波乱材料があるで。木曜日は、NasdaqがNasdaq 100のリバランスを行う前の最後の取引日や。NasdaqはRocket Lab、Astera Labs、Teradyne、Nebius、CoreWaveを追加し、Verisk、Cognizant、Insmed、Zscaler、Charter Communicationsを外すんや。こうした指数への採用や除外は株価を動かすで。そして、SpaceXがまもなくNasdaq 100に入ってくるという事実を、わいらは引き続き注意して見ておく必要があるで。わいは、人々はこれを狙ってSpaceXを買い続けると思うんや。
ところで、この除外はZscalerにとっては汚点や。ZscalerはSaaSの会社やが、こうした企業はウォール街で激しく人気を失っとる。Adobeを含め、ほぼすべてのそうした銘柄すべてがまた、今日下落したんや。昨夜決算を発表したAdobeに何が起きたか、ちょっと見ておいた方がええと思うんや。期待外れの数字やったで。CFOは退任した。ガイダンスも良くなかった。そして株価は上がらないんや。しかもこれは、AdobeがCEOを失う予定となったことに続いて起きとる。すべてが非常に厳しい状況や。
最後に、木曜日の寄り付き前には、わいが苦戦していると思う2社、KrogerとAccentureの決算があるで。Krogerは、すべてのスーパーマーケットと同じように、仕入れや経費の上昇に打撃を受けとって、その一部を消費者に転嫁せざるを得ないんや。しかし、そのすべてを転嫁するのは非常に難しい。したがって、利益率は縮小するやろう。コンサルティング会社のAccentureは、年初来で株価が実に36%も下落しとる。その大きな理由は、OpenAIやAnthropicに競争で負けていると人々が考えているからや。そして実際、AnthropicやClaudeを使えば、いろいろなことができるんや。その結果、Accentureにそれほど多くのお金を払う必要がなくなるかもしれん。
さて、今日のSpaceXの売り出し成功は、今後何年にもわたって研究されるべき出来事や。彼らは完璧にやり遂げたんや。そしてそれによって、ほかの多くの企業が上場するための道を作ったんや。これは市場にとって勝利や。そして、もし和平が実現すれば、この勢いは止まらないやろう。もっと多くのディールを見ることになるはずや。結論やが、わいは今日に入る前は弱気やった。このディールを心配しとった。しかし彼らは正しくやり遂げた。そしてこれは、はるかに建設的な環境を作る方向へ大きく進む可能性があるで。ただし、大型IPOが次々と続けば、いずれわいらはその大量の株式供給の重みに押しつぶされることになる。夏の間に、うまく間隔を空けて進めてくれることを願おうやないか。今日の巨大ディールの後、わいらは全員で一息つく必要があるんや。
上昇が続きますように。
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