アメリカ在住マカベェがジム・クレーマーの発言等の米株情報をアップデートします。

アメリカ発ーマカベェの米株取引

【ジム・クレイマー】新テック覇権の幕開け!王者交代、世界はもう戻らない!【Mad Money】

投稿日:

 

こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの5/20のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

この数年で、テクノロジーがどれほど変わったかは驚くべきことや。昔は、エンタープライズ・ソフトウェアは無敵やった。ソフトウェアは、ものをよりうまく売ること、計算すること、予測すること、さらには人事やITを整理することまで助けてくれたんや。その本質は、わいらの働き方を根本から変えることにあったんや。そして実際にそうしたんや。企業のコストを削減し、その過程で投資家には莫大な利益をもたらしたで。エンタープライズ・ソフトウェアはテクノロジーの王者やった。そこにお金があったんや。

 

しかし時代は変わるで。従来型のエンタープライズ・ソフトウェアは、AIを使って自分たちで開発できる、はるかに安価な製品から新たな競争にさらされとる。そして、かつて高成長と高い粗利益率で評価されていたエンタープライズ・ソフトウェア群は、いまやテクノロジーの物理的な側面よりもはるかに成長が鈍くなっとるんや。半導体、ハードウェアはAI革命を可能にするツールや。わいは別にほかの大きな問題から目をそらしているわけではないで。戦争、原油、債券価格、つまり金利、そして消費者の健全性。これらはすべて主要株価指数にとって重要や。

 

今日はダウは+1.31%、SP500は+1.08%、そしてナスダックは+1.54%と大きな上昇の日になったよな。もし噂されているようにイランとの戦争が終わるなら、正直なところそれがどう実現するのかわいにはまったく分からんが、その場合は、このハードウェア対ソフトウェアという構図は、実のところ脇役にすぎないと言えるやろう。金利は急低下し、消費者への懸念は和らづやろう。Fedは利下げについて話し始めるかもしれん。そうなれば、わいらはヘルスケア、小売、運輸株を買うことができる。まったく別の銘柄群や。

 

でも、まだそうなってないんや。ホルムズ海峡が封鎖されている限り、今いったことは選択肢から外れるんや。だから結局、わいらは今機能しているものに戻ってくるんや。そして機能しているのは、データセンターを支え、まもなく上場するAIの巨人たち、OpenAIやAnthropicを支えるハードウェア株や。Anthropicは第2四半期が非常に好調だったんや。これからもものすごく利益を上げるように見えるで。もちろん、Alphabet、Amazon、Meta、そしてMicrosoftのAI部門も同様や。Microsoftに関しては全体ではないで。AIとそれを支えるクラウド部門だけや。

 

そしてハードウェアについて話すとき、その最大の部分を占めるのは、今夜決算を発表したばかりの会社や。いまはどうにも勢いを止められないように見える会社、Nvidiaや。わいは、Nvidiaが株式分割調整後で4ドル弱で取引されていた頃から、この株を強く推してきたんや。Jensen Huangが率いるNvidiaとそのチームに対するわいの信念を隠したことは一度もないで。Nvidiaは引け後に決算を発表し、またしても驚異的な数字を出したんや。売上高は前年同期比85%増の816億ドルで、予想を約30億ドル上回ったんや。

 

成長の大半は中核であるデータセンター事業から来ていて、ハイパースケール向け売上は前年同期比115%増、前四半期比でも増加したんや。一方で、AIクラウド、産業向け、エンタープライズ向けの売上は前年同期比74%増やった。粗利益率は予想通りやったから、もしかするとそこを嫌がる人もいるかもしれん。でもNvidiaは、1株利益1.76ドルの予想に対して、11セントの利益上振れを達成したんや。フリーキャッシュフローは100億ドルで、予想を大きく上回ったで。

 

いまやNvidiaは、稼いでいる莫大な資金をどこに使うべきか、本気で探さなければならない段階に来とる。毎週のようにこの会社は、小規模な部品メーカーや新たなハイパースケーラー、あるいは光通信関連企業かもしれない会社に、数十億ドル規模の出資をしているように見えるんや。でもさらに今四半期に約200億ドル近い自社株を買い戻したで。そしてNvidiaは新たに800億ドルの自社株買いプログラムを発表したんや。しかも、以前の承認枠にはまだ400億ドル近くが残っているにもかかわらず、や。めちゃめちゃ強気や。

 

今四半期のガイダンスも良好や。Nvidiaは今四半期の売上高を910億ドルと予想していて、これは予想されていた870億ドルを約40億ドル上回るんや。しかも、中国からのデータセンター向けコンピュート売上をまだ見込んでいないにもかかわらず、や。ほぼちょうど3年前、2023年5月に、Nvidiaは次の四半期のガイダンスで約40億ドルの上振れを示し、ウォール街を驚かせたんや。それによって株価は大きく窓を開けて上昇し、その後ほとんど振り返ることなく上がり続けたんや。でも今では、その時から株価が600%以上上昇しているため、この会社が投資家を驚かせるのはより難しくなっとる。

 

この会社はあまりにも巨大や。時間外取引で株価がほぼ横ばいだったのは、この会社の決算内容に何か質的な問題があったというより、Nvidiaを欲しい人はすでにみんなNvidiaを持っている、ということを反映しているんやと思うで。時価総額が5兆ドルを超えるほど巨大になると、さらに大きくなるのは難しいんや。さて、それではNvidiaを文脈の中で考えてみようやないか。Nvidiaやその競合企業がチップを作るには、多くのものが必要なんやが、必要ないものがあるで。それは、この市場がかつて熱狂的に好んでいた、高額で本格的なソフトウェアや。

 

もちろん、AIがソフトウェア企業を廃業に追い込むわけではないで。そんなことは起きないんや。クリエイティブ用途で誰もAdobeを使わなくなるとか、営業で誰もSalesforceを使わなくなるとか、そういう話ではないんや。しかしAIは、それらの企業の優位性、支配的地位を脅かしとる。AIは、価格決定力に終止符を打つことで、これらの企業の収益性を低下させるんや。なぜなら、Anthropicやその仲間たちは、企業が非常に似たものをコーディングするのを、ほぼどんな形でも支援できるという非常に説得力のある主張をしているからや。しかも、それは本当の意味でのコーディングですらないで。単に質問しているだけや。

 

顧客は何年もの間、ソフトウェア企業による終わりのない値上げに不満を言ってきたんや。しかし、代替手段はあまりなく、社内でコーディングするにはコストが高すぎたんや。ところが今では、より安く、多くの場合は自社向けにカスタマイズされたものを持てるようになったんや。そのほうが優れとるんや。ただ、この変化のスピードは、多くのポートフォリオマネジャーにとって予想外やったんや。わいらは、同じテクノロジー企業が何十年も市場をリードする状況に慣れてしまっていたんや。

 

長い間、Microsoftは世界で最も重要な企業であり、最大で、史上最高の企業やった。Microsoftはハードウェアではなくソフトウェアの会社で、何十年もの間、ソフトウェアが世界を支配しとった。もちろん、AppleもiPhoneのおかげで重要やったんやが、でも近年成長をもたらしたのはApp Storeで、それはすべてソフトウェアや。長年にわたり、市場は、企業向けに独自ソフトウェアを莫大な金額で販売し、その価格が毎年少しずつ上がっていくというビジネスモデルを愛するようになったんや。

 

こうした企業は巨大な粗利益率を持っとった。なぜなら、ソフトウェアを作るのに高価な材料や重装備は必要ないからや。それは、たとえば半導体を作るときに必要になるような負担や。ソフトウェアの優位性は、ずいぶん昔にさかのぼるで。1986年、Microsoftが上場した。Goldman Sachsが引き受けたんや。株価にはプレミアムが付き、その後振り返ることはなかったんや。目に見えないコード、何であれそういうものを作る会社が、GEやExxon、General Motorsのような有形製品を作る会社より価値が高くなるなんて馬鹿げている、と長い間多くの人が考えていたことを覚えとるで。でもそれは間違いやった。

 

12年後、そう、12年後にMicrosoftが地球上で最大の企業になったとき、人々がどれほど信じられない思いをしていたか、言葉では言い表せないんや。ソフトウェア、コーディング。それ自体でも理解するのは十分に難しかったんや。Microsoftのソフトウェアの多くが存在していたパーソナルコンピューターを理解することさえ、当時は大変やった。しかし、さらに皮肉なのは、PCの中でMicrosoftの相棒だったIntelが、Microsoftより価値のある企業になったことは一度もなく、Intelがより小型で、より強力なチップによって巨大な工学的偉業を成し遂げていたにもかかわらず、企業価値ではしばしばMicrosoftに大きく後れを取っていたことや。

 

MicrosoftはWindowsを何億本も生産し、巨大な粗利益率を得たんや。追加のソフトウェアを1本作るコストは、ほとんどゼロだったからな。しかし、Intelでは、つまりチップは、作るのに莫大な費用がかかったんや。だからレバレッジを効かせるのが難しかったんや。おそらくそれが、多くの資金運用者が、Nvidiaがいま地球上で最大の企業になっていることに、いまだに違和感を持っている理由やろう。不安なことやといまだに思っとる人も多いやろう。なぜなら、わいらはあまりにも長い間、そうではない世界を見てきたからや。

 

でも株価の高騰が起きているのは、Nvidiaとその仲間たち、たとえばAMD、Arm Holdings、Intel、Broadcom、その他非常に多くの企業が、AIを動かす存在だからや。そしてAIの時代には、ソフトウェアは以前ほど強力でも重要でもないんや。そもそもNvidiaには独自のソフトウェアが搭載されとるし、それがAnthropicやOpenAIと組み合わされると、従来の高額なソフトウェア企業が提供するものと非常によく似た製品を実際に作れてしまうんや。

 

ちなみに、それこそがAnthropicとOpenAIがCNBC Disruptor 50リストで1位と2位になっている理由や。彼らは、企業の買い手にとって従来型ソフトウェアの重要性を下げることで、それをディスラプトしているんや。NvidiaのハードウェアをAnthropicやOpenAIと組み合わせれば、高額なエンタープライズ・ソフトウェアと同等レベルのアプリケーションを簡単に作ることができる。だからこそ、誰もが従来型エンタープライズ・ソフトウェア株をこれほど怖がっているように見えるんや。特に、非公開化された企業や、多額の債務負担によって大きな問題に直面している企業や。あるいは、Intuitのような素晴らしい企業でさえそうや。

 

OpenAIやAnthropicを率いる人々は、自分たちの製品が、買ってくるものよりも優れた新しいソフトウェア製品を想像する手助けになると、積極的に宣伝しとる。そうや。既製品をそのまま買う必要はないんや。こういう人たちに頼めばいい。彼らはだから、企業社会の構造そのものに恐怖を植え付けたんや。ちなみに、それは実体経済とウォール街に対する彼らの最大の売り文句の一つでもあるで。彼らは経営者たちに、ユーザーごとに課金される非常に高価なエンタープライズ・ソフトウェアに、さらに多くの金を払う必要が本当にあるのか、と自問させとるんや。

 

AIによって、そのユーザーたちの多くを解雇できるかもしれないんや。あるいは、何百人分もの仕事を置き換えられるハードウェアを使って、AIエージェントを作ればよいのかもしれん。理にかなっているように見えるよな。こうした問いこそが、半導体群へと力を移しとるんや。月曜日に行った、IntelのCEOであるLip-Bu Tanとのインタビューをぜひ聞いてほしいで。彼は長年、半導体スタートアップの最大の支援者であり続けてきたんや。半導体に含まれる知的財産は、人々が考えているよりもはるかに価値があると主張してきた人物や。

 

結論やが、皆さん、今は新しい時代なんや。いまや半導体が主導権を握っとるんや。ソフトウェアはわき役に回っとる。最大の企業がNvidiaであるのは、この会社がAIとアクセラレーテッド・コンピューティングによって世界を変えたからや。とりわけ、ソフトウェアの世界を変えたんや。Nvidiaのために作られたかのように見える企業群が、Microsoftに率いられてきた古い世界を破壊しつつあるんや。そしてそこには、ほかにもとても多くの企業が含まれとるが、そのほとんどは、自分たちが危機にあるとは認めないやろう。まあ、認めるはずがないで。でも世界は変わったんや。まだ流動的やが、わいらは以前の世界には戻ることはないで。今も、そしてこれからも決して戻らないんや。

 

 

ふんぎりがつきました!

 

応援よろしくお願いします。


にほんブログ村

米国株ランキング

  • B!