こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの6/8のMad Moneyはどうだったでしょうか。
状況は悪い方向に変わったで。今、この市場には暗い影がかかっていて、それを無視すれば自分の身に危険が及ぶんや。今日はダウは-0.16%、SP500は+0.30%、そしてナスダックは+0.86%となって、金曜日の津波のような売りからはそれなりに持ち直したんやが、とはいえ、実際には圧倒的な反発というほどではなかったんや。では、何が変わって、わいをこれほど慎重にさせとるんやろうか。それを整理しておこうやないか。まず第一に、金曜日に発表された予想を上回る雇用統計は、強気派にとって最悪やったんや。なぜなら、強気派はこの市場をさらに上昇させ続けるために、今年1回か2回の利下げを切実に必要としているからや。
労働市場がこれほど堅調であれば、利下げは得られないんや。わいはいつも、非農業部門雇用者数は政府から発表されるデータの中で最も重要なものだと言うとる。なぜなら、それがFedに影響を与えるからや。金曜日には、驚くほど強い雇用者数が発表されて、少なくともわいが予想していたよりも明らかに強い数字やった。あまりにも強かったから、経済を冷ますためには、景気を温めるための利下げではなく、むしろ利上げが必要だと主張することさえできると思うで。
わいは、故Marty Zweigの「Fedに逆らうな」という考えを強く信じとるで。Fedが利上げをしているときに、強気でいるなら、まあ、痛い目に遭うことになるで。今のわいらはまさにその地点におる。Fedが利下げをしているときは、それが買いの青信号や。先週の金曜日までは、わいらはそこにいたんや。シンプルな考えやが、こういうことが長年にわたってわいに大きな利益をもたらしてきたんや。だから、もし利下げが今や選択肢から外れたのだとすれば、強気度を下げんとあかん。これは公理や、皆さん。公理なんや。
わいがこの市場に楽観的だった理由の一部は、新しいFed議長であるKevin Warshが明らかに利下げを望んでいることにあったんや。わいは前任者のJ Powellが大好きやった。責任感があり、賢く、極めて困難な状況の中で常に最善を尽くしとった。しかし、景気を刺激し、株価を押し上げようとする後任が来るなら、わいは文句を言うつもりはないで。多くの人は株式市場に興奮しとって、自宅価格の上昇にも興奮しとる。しかし、忘れてはあかんで。株や住宅を所有することなどまったく知らず、生活費をやりくりするのに苦労している人々が非常に大きな割合で存在しとるんや。
多くの人々はインフレに苦しんどる。そこには関税の後遺症による値上がり、医療費に対する保護の低下、そしてフードスタンプの削減も含まれるんや。そして原油価格の上昇が、低所得層の背中を折る最後のわらになっとるような状況や。彼らにこうした変化に耐えろというのは、あまりにも酷や。わいは、利下げがこうした人々を助けるための協調的な取り組みの始まりになる可能性があると思っとった。Walmart、Dollar General、Dollar Tree、Five Belowの経営陣がそろって「余裕のない消費者」について語っているなら、それは事実なんや。人々の困窮に異議を唱えることなどできん。
しかし、雇用統計にも異議を唱えることはできないんや。その統計は、仕事を得ることが信じられないほど容易であることを示したんや。そしてシステム全体にこれだけインフレが残っている以上、利下げはまったく成り立たないんや。わいの最大の強気材料は消えたで。少なくとも今のところは。完全に消えたんや。第二に、Elon MuskのSpaceXによる巨大なIPOが控えとる。そして報道によれば、すでに申し込み超過になっとって、失敗する可能性は低そうや。
でも、もし公開後にあまりにも高く寄り付いたらどうなるやろうか。単に出回る株数が足りないために高く始まり、その後、吐き気がするような下落を目にすることになったらどうやろうか。これは本当に、十分に起こり得るシナリオや。わいらは、この株がうまく価格設定され、うまく配分されていると聞かされ続けとるよな。その大きな部分は個人投資家に渡っている、と。しかし、もし大量の成行注文がどっと入ってきて、買い手に見合うだけの株がなかったらどうなるやろうか。
そうなれば、SpaceXの株価はあっという間にばかげた水準まで押し上げられる可能性があるで。そしてそれは非常に悪いことになり得るんや。市場全体の見方を非常にネガティブに染めてしまい、おそらくしばらく尾を引くやろう。今日の反発が、今後非常につらい展開になる可能性を打ち消したとは、わいはさらさら思ってないで。SpaceXのIPOやって、ちょっとやり方がまずいとなったら、この案件について多くの否定的な報道が出るやろう。そしてそうなると強気シナリオ、少なくともその残りの部分は台無しになってしまうんや。
第三の点として言いたい変化は、今日のApple株の下落や。大型株の中で、Appleは最も筋の通ったストーリーを持っとった。AppleはAIに巨額の投資をする必要がなかったんや。Alphabetが代わりにそれをやってくれていたからや。そしてAppleは、その見返りとして報酬も受け取っとる。なぜならAppleには、極めて優れた、そして当然評価されるべきユーザーベースがあるからや。世の中に25億台のデバイスがあるなら、それは非常に欲しがられるオーディエンスや。Perplexity、Claude、Gemini、Grok、ChatGPT、Meta AIが入り乱れる混戦の中で、Appleと提携することができれば、自分たちの存在意義を確固たるものにできるんや。
だからこそ、GoogleはAppleに対し、自社を検索機能にしてもらうために支払いをしていたんや。AI取引の条件はわからんが、全体のパッケージとしてはAppleは見事にやったと思うで。そして今やGeminiがSiriに組み込まれとる。Siriがずっと賢くなっとるんや。でも、Appleはこれで終わりで、もう改善はないんやろうか?今日ずっとわいが耳にしていたのはそれやった。「もう終わった」と。いや、それはまったく愚かな話や。Appleははどんどん良くなっていくはずや。
今日のWorldwide Developers Conferenceに失望したからといって、このiPhoneから乗り換える人などおらんやろう。この番組を見ているヘッジファンドの男性や女性たちを除けば、やけどな。彼らは、うちのネットワークを見て「まずい、本当にひどい」と言っていたわけや。そもそもWWDCは取引できるようなイベントですらなかったんや。でも人々はこれを取引しようとして、そして敗者はトレーダーたちであって、Appleではないで。とはいえ、Appleはリーダーや。おそらくリーダー中のリーダーや。そしてわいは、この株式市場のリーダーを失いたくないんや。
ほかの大型ハイテク株は、もうすべて失ってしまったように感じとるんや。だから、せめてAppleだけは勝ち続けてほしいと思うわいを許してほしいで。というのも、今日得られたのと同じ情報で、Appleはもっと上に行けたはずやとわいは思っているからや。わいはAppleが下げて始まり、その後反発することを望んどった。でもとにかく今日は下落してしまったんや。最後に第四の点として、先週のGoogleによる株式発行があるで。わいはそれを予想していなかったんや。あなたも予想していなかったやろう。
Googleで働いている人にとっては見事な一手やったで。Goldman Sachsでその発行をさばいた人にとっても素晴らしい案件やった。これでGoogleは、利益を生まないデータセンターをさらに建設するための資金を手に入れたわけや。クラウド顧客が他の競合に流れるのを防ぐためや。ただし、それは他のすべての人にとっては悪いことや。特にMeta、Amazon、Microsoftの株主にとってはそうや。Googleがこれほど簡単に資金を調達したことは驚異的やった。Goldman Sachsは非常に見事な仕事をしたんや。
でも、もしわいが今挙げた他の企業からも、さらに株式発行が出てくるとしたらどうやろうか。特にSpaceXのIPOの前に、や。そうなった場合、SpaceXの案件は同じように好意的に受け止められるやろうか。SpaceX株を欲しがっている人たちの一部が、買う量を減らすということはないやろうか。多すぎる案件になり、市場が文字どおり資金切れになることはないやろうか。わいはもう何カ月も、株の過剰供給が怖いと、言い続けてきたんや。覚えておいてほしいんやが、大量の株を割り当てられた大口口座は、その株が取引開始した後にもさらに買うものや。それが、ある意味、公式な慣習のようなものや。
IPO後その株自体に何がおこるのかは誰にもわからん。利益を出していないからといって、その株を買う人々がいかに愚かか、という記事やニュース報道がどれだけ出るのかもわからん。さらに追い打ちをかけるように、今夜、OpenAIがS-1を提出したと発表したよな。ですから、それも今まさに近づいてきているわけや。わいはここに少し休息期間があることを期待しとったで。しかし、疲れた者に休みはないんや。そしてSpaceXはどうや?わいは実はこれには強気で、少し買って、孫のためにしまっておくことはできると思うで。
ただし成行注文ではなく、待つことが大事やと思うんや。寄り付きで買ったらあかんで。SpaceXのプロジェクトの一部が実を結ぶまでには、明らかに非常に長い時間がかかる可能性があるんや。もしかすると、あなたの一生を通じてかもしれん。個人的には、それは時間軸として長すぎると思うで。でも、将来世代という観点で考えているなら、わいはあなたに異議を唱えるつもりはないんや。どうぞご自由に、という感じや。とはいえ、この案件にはやや危うさがあるで。今後4日間に何が起こるかはわからん。そしてそれによって、多くのことが変わり得るんや。
わいらはすでに先週からの反発を経験したんや。ここからさらに上に押し上げるものが何なのかさえ、わいにはわからん。一方で、多くのことがうまくいかなくなる可能性があることはわかっとる。つまり、Fedによる利下げはおそらく選択肢から外れとる。SpaceXの案件は市場の他の部分から資金を吸い上げるやろう。さらにハイパースケーラー各社による株式発行も同じことをする可能性があるで。そして今度はAppleまで大きく叩かれているという具合や。これはわいが受け止めきれる以上のネガティブ材料や。もちろん、もしかするとわいらはこの難関を突破し、4つすべてが良い方向に進むかもしれん。そうなれば市場は本当に大きく吠えるように上昇する可能性があるろう。
でも、結論としては、わいはそうは見ていないということや。Fedが何よりも重要だと思うで。そして今、そのFedは利下げの方向にむかってないんや。わいはAppleについて、下方向ではなく上方向への反転を期待しとった。大きなSpaceXの案件の前に、どんなサプライズ的な株式発行案件も片づけておきたいと思っとった。そしてわいは、SpaceXのIPOが異常な高値で始まり、その後ひどい下落に見舞われることで、皆の口の中に本当に嫌な後味を残すのではないかと恐れとる。だからわいは、強気ではないんや。わいらはみな、待つことができるはずや。今よりも良い買い時がいずれ来ると思っとるで。
更なる下落が来ませんように。
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