こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの7/14のMad Moneyはどうだったでしょうか。
今朝、わいはニューヨーク証券取引所のすぐ近くでBroadwayを渡っとったんや。すると、Los Angelesから来たJohnという男性がわいを呼び止めた。わいと一緒にセルフィーを撮りたいという。もちろん、わいはいつだってセルフィーには応じるで。そうでなければ、そもそも番組を続けられていないやろう。だから当然、快く応じたんや。セルフィーを撮ったあと、Johnはわいに質問をしようとした。ちょうどそのとき、ビールを運ぶトラックが彼に向かってバックしてきていたんや。わいが「後ろに下がれ」と言って彼の命を救ったあと、彼はこう聞いてきたで。
「この市場は過熱しすぎているんじゃないですか、Mr. Cramer?」わいは「いや、そうではない」と答えたんや。ちなみに今日はまずまず好調で、ダウは+0.02%、SP500は+0.38%、そしてナスダックは+0.90%と上昇の日になったんやが、それはさておき、彼はわいの答えに納得しなかったんや。「いやいや、Jim。私には1999年のように思えるんです」わいは彼に、わいは1999年を実際に経験したと話したんや。当時は、利益をまったく出していない何百もの企業が株式を公開し、さらに多くの企業が、思うように機能しないインターネット・インフラの構築に巨額の資金を投入しとったんや。
そうした企業の多くは破綻し、何兆ドルもの資金が失われたで。大損をした一世代の投資家たちは株式市場に嫌気が差し、その後、二度と戻ってこなかったんや。なんという苦しみだったことやろうか。わいは、そこで詳しく説明している時間はないと彼に言って、その後に、「詳しい答えは今夜の番組を見てくれ」と伝えたんや。だから今ここで説明したいと思う。なぜ今は1999年と同じではないのか。まず、市場同士を比較するときには、同じ条件で比べなければならないんや。つまり、リンゴとリンゴを比べるような比較をする必要があるで。
わいが『How to Make Money in Any Market』で説明しているように、すなわちこれは株価指数や個別銘柄の予想株価収益率、つまり予想PERを互いに比較するということや。PERが高ければ、その株は割高だということになる。ただし、その高い評価を正当化できるほど成長率が驚異的に高いのであれば、高いPERも許容できる場合がある。また、その時点の金利も考慮せんとあかん。金利は、株式のPERや株式の価値を、リスクのない代替投資と比較するうえで有効な目安になるからや。
まず金利の話から片づけようやないか。今朝8時30分に発表された消費者物価指数が驚くほど良い内容だったから、これも今日の状況を考えるうえで重要やで。わいが株式市場の割高感の頂点だったと考えている1999年末には、10年物米国債の利回り、つまり債券を保有することで得られる利回りは6.4%やった。もう一度言うで。今ではほとんど耳にしない数字やからな。6.4%や。現在は4.6%をわずかに下回る水準にあるで。このことは、当時ほどのインフレが現在は存在していないことなどを意味するんや。そして、インフレが低いことは、S&P 500全体の価値を押し上げる要因になるで。
多くの弱気派は、金利が4.6%や4.5%であることを心配しとる。しかし、6.4%の債券利回りは、株式にとってはるかに手ごわい、本当に強力な競争相手や。したがって、リスクのない代替投資との比較で考えれば、現在の株式は当時よりもはるかに魅力的やということになるで。先ほど触れたように、今日発表されたCPIは非常に低く、予想を大きく下回る穏やかな内容やった。その結果、金利も順調に低下したで。ガソリン価格が下落したことは分かっとる。しかし、大統領のイラン政策を考えれば、その下落は長続きしないやろう。戦争が再び激化しているため、原油価格は再び上昇しとる。
一方で、衣料品、中古車、自動車保険、医療費が下落したのは歓迎すべきことや。これらはこれまで価格が高止まりし、なかなか下がらなかった分野だからや。なぜ、これが重要なのか。インフレが比較的落ち着いた状態を維持するかぎり、Fedが金利を引き上げる必要性を感じたり、利上げを余儀なくされたりする可能性は低いからや。ドットコム時代の終盤には、Fedはわいら投資家の味方ではなかったんや。当時の議長Alan Greenspanは、1999年6月から2000年5月までの間に、6回も利上げを行ったんや。
大幅な利上げが何度も続かなければ、ドットコム・バブル崩壊のような状況にはならないで。そして現在は、まだそのような状況にはまったく至っていないんや。新しいFed議長のKevin Warshが今日発言したが、CPIが現在のような水準を維持するのであれば、金融引き締めに動くようには聞こえなかったんや。わいはこれを、株式市場にとって非常に強気な材料やと考えとる。さて、次に、Johnが最も心配していたであろう株価評価の面で見てみようやないか。恐ろしい下落が起きた2000年を迎える直前、S&P 500は予想利益の25倍で取引されていたんや。現在、S&P 500の予想PERは20倍や。
忘れないでほしい。同じ条件で比較する、リンゴとリンゴの比較が大事なんや。25倍と20倍では、大きな違いがあるで。20倍は決して割安ではないが、2000年当時のような割高な水準でもないんや。さらに現在の水準は、1987年の暴落直前に記録していたPER29倍には遠く及ばないんや。あの暴落は、株式市場の歴史上、1日の出来事としては最悪の瞬間やった。しかし、この市場の実態が最もよく表れているのは、一般的な銘柄を当時と現在で比較したときの違いや。そこで、いくつか見てみようやないか。
当時の主要銘柄の多くは、非常に高い、本当に高い、天井知らずのPERで取引されとった。1999年当時、時価総額で市場最大級の銘柄だったCiscoは、利益がまさに急減しようとしていたにもかかわらず、利益の95倍で取引されとった。現在のPERは27倍で、しかも利益はこれから成長が加速しようとしとる。1999年当時の株が、どれほど割高で、どれほど問題だらけだったかについては、細部までいくらでも説明できるで。なぜなら、わい自身が当時、ある会社を1株19ドルで株式公開させたんだが、その株は60ドル台前半で取引を開始したからや。
わいは、引受会社が案件をきちんとコントロールできなかったために、こんなに高い価格で始まってしまったんやと、彼らを猛烈に怒鳴りつけたで。その株は上場初日から、ばかげたほど割高になってしまったんや。しかし、一般投資家はドットコム株に熱狂していたため、これはよくあるパターンやった。株式公開後に失敗した銘柄は330社に上り、その多くがTheStreetと似たような形で上場しとったんや。ありがたいことに、わいらは生き残った。でもほとんどの会社には利益がなく、場合によっては売上さえなかったんや。現在もそうなのか。まったく違うで。少しも同じではないんや。
そこを見ていくのに、今日起きたことについて話そうやないか。この市場をよく象徴している、驚くほど割安な、ごく普通の銘柄をいくつか取り上げたいで。しかも、これらの会社のCEOたちと話してみても、彼ら自身、自社株がなぜこのような値動きをしているのか、よく理解できていないほどなんや。まずは、ごく普通の銘柄で、誰もが知っているBank of Americaや。今日発表された決算では、売上高が15%増加し、資産運用手数料収入は19%増、投資銀行部門は50%増、グローバル・バンキング部門の純利益は20%増、グローバル・マーケッツ部門の純利益は72%増となったんや。さらに、信用の質と業務効率も大幅に改善したで。
それで株価はどうなったのか。1.88%上昇し、史上最高値をつけたんや。それでもBank of Americaの株は、来年の予想利益の12倍でしか取引されていないんや。12倍やで。これは、Johnのように市場全体が過熱していると考える人々に対する「証拠A」や。Goldman Sachsはどうやろう。純利益は78%増、1株利益は92%増、投資銀行部門は55%増、債券・商品・為替取引部門は32%増やった。このような事業成績は、ほとんど前例がないで。同社史上最高の内容や。それでも、今日株価が9%上昇したあとでさえ、PERは18倍前後にすぎないんや。これはわいが長年見てきたなかでも最高クラスの驚異的な決算で、少なくとも非テクノロジー企業としては、わいがこれまで見たなかで最大級の好決算や。
では、JPMorganはどうか。世界最大の銀行や。今日決算を発表した主要銀行のなかで、純利益は最大、売上高の伸びも最大、預金残高も最大、自己資本利益率も最高、株主への資本還元額も最大、投資銀行収入も最高やった。市場が悲観に包まれていたとき、この株は一時6ドル安、6ドルも下落しとった。でも最終的には8.36ドル高、率にして2.5%上昇し、史上最高値で取引を終えたんや。6ドル安になっていたのは、通常取引が始まる前のことや。投資家というのは、本当に愚かや。JPMorganは何倍で取引されているのか。PERは15倍や。15倍やで。市場全体のPERを下回っとる。世界最高の銀行なのに、や。
いったいどうなっているのか。ともかく、これらの株はばかげているほど割安や。異常なほどや。それでも、これが過熱相場だと思うのか?いや、自分は、テクノロジー株を心配しているんやという人がおるかもしれん。でも本当にテクノロジー株は高すぎるんやろうか?韓国の半導体企業SK Hynixが、先週金曜日に米国市場で265億ドルを調達したことを考えてみてほしいで。今日、株価が41ドルも急騰したあとでさえ、この株は来年の予想利益の約4倍でしか取引されていないと言ったら、どう思うやろうか。これは、今日新たにこの会社の調査を開始したBarclaysのアナリストによる予想や。そう、そのくらい安いんや。
まったくばかげているほど安い。本当に、笑ってしまうほど安い。Geminiに「安い」と入力して検索したら、この銘柄が出てくるべきや。都合のよい銘柄だけを選んでいると思うやろうか。まったく違うで。もう一つ、非常に勢いのある汎用半導体メーカーのMicronは、利益の13.5倍で取引されとる。Sandiskの株価は今年すでに643%上昇しているが、それでもPERはわずか27倍や。しかも利益は驚異的な勢いで伸びとる。最後に、テクノロジー業界では、世界最大の企業であるNvidiaについて考えてみよう。
ある指標で見ると、市場平均をわずかに上回る程度のPERで取引されているように見えるんや。現在広く使われている予想では、来年の利益の23倍や。業績が低迷しているIBMから多くの事業を奪っているDellについては、あとでさらに詳しく話すが、PERは25倍や。そしてわいは、現在の利益予想はあまりにも低すぎると思っとる。これらの株は、最終的には現在考えられているより、はるかに割安だったことが分かるやろう。もちろん、PERがもっと高い株や、利益がないためPER自体が存在しない株もたくさんあるで。
SpaceXなどがその例で、市場の例外的な存在と呼んでもええやろう。SpaceXのような企業が、1999年を思わせるように感じられることは理解しとる。でも、彼らには巨額の売上高があり、そして大きな期待もあるんや。いや、「期待」という言葉は使うべきではないな。そうやな、いつの日か莫大な利益を上げる企業だ、と言っておこうやないか。結論やが、、現在の市場を特徴づけているのは、非常に多くの業種で、非常に多くの大型株が割安であるということや。たしかに一部に過熱はあるで。しかし、その過熱部分は、わいらが取引し、保有している市場全体を代表しているわけではないんや。ただ、そこだけが悪目立ちしている。それ以上のものではないんや。
これからも上昇してほしいですね。
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