こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの7/21のMad Moneyはどうだったでしょうか。
いやはや、みなさん、わいはテクノロジー反対派ではないで。ラッダイト、つまり技術革新を拒む人間でもないんや。データセンターが大好きすぎて、できることなら、その中に住みたいくらいや。それに、車上生活をしていたという、あまり名誉とはいえない時期には、原子力発電所の隣で寝たことさえあるで。長い間閉鎖されていたSacramentoの原子力施設の隣の駐車場で、1978年製のFord Fairmontに寝ている人間を、警察官がたたき起こして追い払うということが昔あったんや。
ところが今日のように、ダウは+0.74%、SP500は+0.89%、そしてナスダックは+1.29%と上昇した日になると、まるでわいが髪を振り乱し、頭に火がついたような勢いで駆け回り、史上最大級の勝ち組銘柄から皆さんを逃がそうとしているかのように言われるで。その勝ち組とは、メモリー株、DRAM関連株、そしてMicronやSK Hynixのような、輝かしい高帯域幅メモリー関連銘柄や。SK Hynixは、いまやこちらでも取引され、わいらの市場取引を乗っ取ったかのような存在となり、アメリカの半導体株が最終的にどのような値動きになるかを、たびたび左右しとるんや。
そうや。この銘柄が近いうちにナスダック100へ組み入れられること、さらにSpaceXが加わることによって、市場の変動性は大幅に高まってとる。皆さんは、その影響の大きさを本当の意味では理解していないと思うで。なかには、わいがSanDiskへの投資を思いとどまらせたと文句を言う人もおる。SanDiskは年初来570%上昇、Micronは240%上昇、Seagateは224%上昇、Dellは221%上昇、Western Digitalは218%上昇しとる。なんでわいがそういわれるのか、わいには理解できんで。
わいはずっと以前からMicronを高く評価してきたんや。それにMichael Dellに、「メディアの中で、あなたの会社に最も強気なのは誰ですか」と尋ねたら、おそらくJim Cramerだと答えるはずや。だから、わいはテクノロジー反対派ではないんや。ただ言いたいのは、分散投資を重視しているということや。最近では、今挙げた銘柄がすべて激しく売り込まれる、吐き気がするような日が何日かあったんや。わいは2005年にこの番組を始めたで。そのときの決意は、人々を市場にとどまらせ、すべてを失って退場することがないようにすることやった。
多くの人は忘れとるが、インターネット関連銘柄に賭けたことで、一世代分の投資家がほぼ完全に市場から消し飛ばされたんや。そして別の世代の投資家たちは、金融危機によって徹底的に、文字どおり徹底的に打ちのめされたんや。金融に関係する銘柄をあまりにも多く保有していたからや。しかも、自分たちの保有銘柄がそれほど金融に偏っていることに、本人たちは気づいてなかったんや。この二つの出来事が、わいらが結局、インデックスファンドを基本とするようになった理由や。平均的なリターンを目指すようになったんや。なぜなら、「平均」であること自体が、分散されていることを意味していたからや。
わいは今、わいのファンドを運営しとるし、「How to Make Money in Any Market」という本も書いたんや。どちらも、個別株を選んで投資することを支持しとるで。ただし、それはまずS&P500のインデックスファンドで、安心できるだけの資産を築いた後の話やけどな。多くの投資家が、インデックスファンドを買い、それに史上最高クラスの個別株をいくつか組み合わせた場合、ポートフォリオがどうなるのかを、ほとんど研究してないんや。彼らは、個別株を買うことを嫌うんや。そしてそれを誘導するマネーマネジャーたちは皆さんのお金を自分たちに預けさせ、自分たちが代わりに銘柄を選びたいんや。
わいは、皆さんの銘柄選びの能力を見下す彼らの態度が大嫌いや。それは上から目線で、狭量で、傲慢や。しかし同時に、このグループの銘柄についてわいが最も心配していることの一つである、集中投資リスクに伴うあらゆる危険性についても、皆さんには理解しておいてもらいたいんや。結局のところ、わいはテクノロジーが好きや。ただし、さまざまな分野に存在するテクノロジーを幅広く保有するのが好きなんや。例えばJohnson & JohnsonがBand-Aidの会社やと思っているなら、皆さんはこの会社のことを理解してないで。その事業はすでに売却されとる。J&Jは、AAA格のバランスシートを持ち、ほとんど毎月のように新しい救命薬を生み出している会社や。
あるいは、3Mはかつて非常に優れたイノベーターだったんやが、それは過去のものやと思われとったが、今や昔の3Mらしさを取り戻し、データセンターを含む、ありとあらゆる産業向けに多数の新製品を生み出しとるんや。3Mは、産業分野と科学分野で培った専門知識を生かし、さらに大きな上昇を実現する可能性があるで。CVSはどうやろうか?CVSは、この国に残された唯一の本格的なドラッグストアで、同時にAetnaを通じて医療保険も提供しとる。二つの異なる方法で利益を得られる企業や。あるいは、Goldman Sachs、Wells Fargo、BNYのような銀行を運営するために使われているテクノロジーについて、考えたことはあるやろうか?
こうした銘柄は、ほぼすべてのテクノロジー株よりも、はるかに低いバリュエーションで株を買えるんや。先週皆さんに紹介したばかりの、BNYのCEO兼会長Robin Vinceは、今晩、OpenAIとOpenAI Foundationの取締役会に加わったで。銀行のテクノロジーとAIのテクノロジーが交わったわけや。こうした別の銘柄やセクターに分散しながら利益を上げられないと考える理由が、わいにはまったく理解できん。わいのファンドでは、20年以上にわたり、好況のときも不況のときも分散投資を続けることによって、約500万ドルの運用益を寄付してきたんや。
半導体株しか持っていない状態で、そのセクター全体が悪い一日を迎えたために、皆さんが大損して市場から退場するようなことにはなってほしくないんや。わいは、皆さんが痛い目に遭ったあと、現金保有のような別の投資方法へ移ってしまうことを恐れとるで。もちろん、わいはテクノロジー株を保有することに反対しているわけではないで。何しろ、わいのファンドの最大の保有銘柄はAppleとNvidiaなんやから。確かに最近、この2銘柄はSanDiskやWestern Digitalほどの上昇を見せてないんや。しかし、どちらも他に代えの利かない優れた企業で、莫大な利益を上げとる。
Appleの株価は上昇しとうが、一方で、Nvidiaの株価は今のところ停滞しとる。その理由の一つは、中国で十分に販売できていないことや。また、Nvidiaの顧客企業が、一方ではNvidiaを称賛しながら、同時にNvidiaへの依存を減らそうとしていることも理由かもしれん。顧客企業がNvidiaから離れるために独自チップを設計しようとするたびに、メディアは喜んでそれを報じるで。しかし、Nvidiaの株価は本当に割安や。そして議論の余地はあるにせよ、Nvidiaは世界で最も経営の優れた会社やとわいは思っとるで。
わいがいつも言っているように、AppleとNvidiaは保有するべきであって、短期売買するべきではないんや。Appleは、そのブランド力によって、メモリー価格の上昇分を通信事業者に転嫁できると思うで。さらに、AlphabetによるAI投資の恩恵も受けられるんや。Nvidiaについてのわいの立場は、今では議論を呼ぶものになっとる。わいは、Nvidiaのチップが中国で選ばれる標準的なチップになり、中国企業がアメリカの技術上でソフトウェアを開発するようになってほしいと考えとった。これは議論を呼ぶ立場やった。
中国軍がNvidiaのチップを使用することはないやろう。そもそも中国軍は、アメリカの半導体メーカーに依存したくないからや。でも、2017年にMicronが、中国のある企業を相手取って起こした訴訟を調べてみてほしいで。その中国企業はMicronの知的財産を大量に盗み、最終的にはアメリカ司法省による刑事捜査にまで発展したんや。そして、その中国企業は罪を認めたんや。わいは、こうした話をでっち上げているわけではないで。アメリカのさまざまな企業が保有する膨大なデータに中国が秘密裏にアクセスできるようになり、国家安全保障が危険にさらされるのであれば、それはあかん話や。
Apple、Nvidiaときて、もしあなたがメモリー半導体メーカーを保有したいなら、わいはMicronが好きやで。GPUなら、わいにとってはNvidiaかAMDや。CPUならIntelや。サーバーラックならDell。光通信関連ならCorningや。半導体株が大きく上昇したときは、ポートフォリオを組み替えるよい機会だということを、わいらはいつも忘れてしまう。皆さんには、Micronを高値の1,200で買い、現在は970になっている場合を考えてみてほしいで。Western Digitalを799で買い、現在548になっている場合はどうやろうか。このように見ると、これらの株は大幅に下落しとる。
もしあなたがこれらの株を借りたお金で買っていたなら、まあそういう人はわいの番組を今見ていないかもしれんが、そういう人はすでに市場から退場してるやろう。信用取引の仕事をかつてしていた人間として言わせてほしいで。そうや、わいはGoldman Sachsで信用取引を担当しとった。テクノロジー株で大損した人から、家や車の鍵を預かったことさえあるで。「持っているものを全部私に渡してください」と言うと、その人たちは鍵をわいに渡すんや。
ヘッジファンドの運用者だった頃には、あるテクノロジー専門の証券会社が信用取引の証拠金要件を満たせず、事務所を差し押さえられて空になったあと、わいはその事務所に入居したことがあるで。2000年に330社ものドットコム企業が吹き飛んだことで、非常に多くの人が市場から去り、二度と戻ってこなかったのをわいは見てきたんや。だから、わいは、そういうことがどうなるのかを知っとるんや。結論やが、信用取引でこうした状況に陥った人たちは全員、貧しく愚かな人間になる前は、裕福で頭のいい人たちだったということを知っとるか?
わいが口酸っぱく分散を強調するのは、そういうのをいろいろ見てきた経験があるからや。だからわいが分散取引を薦めて、それで多少半導体株が集中的に上昇した時のその上がりを全部とれなかったからって、わいはわいのこの立場について謝るつもりはまったくないで。それどころか、皆さんに分散投資の必要性をもっと真剣に受け止めてもらわなければ、今後1年のどこかで、皆さんを視聴者としてもCNBC Investing Clubの会員としても失うことになると分かっとるんや。今日のような、チップ銘柄が大きく上がった日だからこそ言うで。分散や!
分散は大事ですよね。
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