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【ジム・クレイマー】株式市場でおきている巨大で異常な資金移動!データセンター株は需要絶好調なのになぜ売られる!?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの7/28のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

まず、大手機関投資家は、DuPont、3M、Johnson & Johnsonのような素材・医薬品関連企業を買い始めて、次に、これまで徹底的に売り込まれてきた成長ソフトウェア企業へ網を広げたんや。そして今日は、さらに幅広い分野へ資金を振り向けたんや。Boeingのような航空宇宙企業、CostcoやWalmartのような質の高い成長小売企業、さらにはCoca-ColaやPepsiCoまで買い集められたで。ここでいう「彼ら」とは、株を買うだけで実際に市場を動かすほどの資金を持つ、大手機関投資家のことや。

 

今日の値動きを見れば分かるように、彼らは今、AI関連だけに偏ったポートフォリオを組み替え、より多くの業種へ資金を分散させ始めとる。今の市場で起きとるのは、まさにこの大規模な資金移動なんや。では、これほど多くの新しい銘柄を買うための資金は、どこから出てきたのか。主な資金源はナスダック銘柄、特に、かつて低迷し、その後データセンター・ブームで急騰した銘柄や。この資金の入れ替えが、主要株価指数を激しく揺さぶっとる。今日はダウは+1.03%、SP500は+0.21%と上昇した一方で、ナスダックは-0.22%と下落したんや。

 

ダウがこれほど力強く上昇しながら、データセンター関連銘柄の比重が大きいナスダックが下落するというのは、非常に興味深い資金の分散や。この値動きが何を語っとるのか、きちんと理解する必要がある。わいが市場の声に耳を傾ける限り、それが語っとるのは、2000年にわいらが目にしたものと、ほとんど同じなんや。そこが問題や。2000年には、ハイテク株が暴落すると、資金はまだ成長が残っとる別の業種へ流れた。今の市場も、わいらが二度と戻ってきてほしくないと願った、あの時代によく似てきとる。

 

わいは必ず同じ結末になると言っとるわけではない。しかし、歴史が繰り返される可能性があるなら、警告しておかんとあかん。最終的には、データセンター関連だけでなく、市場全体を巻き込んで下落する可能性があるからや。では、なぜこの巨大な資金の入れ替えが起きとるのか。すべてはテクノロジー株から始まる。この1年間、データセンター向けの注文が急増するなかで、ナスダックの非常に多くの銘柄と、S&P500の多数の銘柄が大きく方向転換し、見事な上昇を見せてきた。

 

しかし、データセンターを構成するものは一つではない。そのなかでも投資家が最も興奮したのは、供給が不足しとった部品や。具体的には、Seagate、Western Digital、SanDisk、Micronが供給するメモリーとストレージや。AIが爆発的に成長し、データセンター需要に火が付くと、世界中でデータセンターをサーバーで満たす必要が生じた。そして、サーバーには大量のメモリーとストレージが必要になる。その結果、これらの製品が深刻な供給不足に陥ったんや。

 

こうした企業は、歴史的に非常に激しい好況と不況を繰り返してきた。好況期には深刻な供給不足が起き、価格が急騰する。一方、不況期には供給過剰になり、価格が崩れる。今回は、アメリカの大手4社に加え、SK HynixとSamsungも、文字どおり市場全体へ行き渡るだけのチップがなかったため、非常に強い価格決定力を手に入れたんや。ちなみに、SK HynixとSamsungは、アメリカ企業より企業規模がはるかに大きい。これらの企業は、ためらうことなく何度も値上げを繰り返した。その結果、さまざまな製品の価格が、わいらが望む以上に高くなった。

 

しかし、その供給不足と値上げによって、株価には、わいがこれまで見たなかでも最大級の上昇が生まれたんや。Western Digitalは1年前の70ドルから、6月には799ドルまで上昇した。Micronは101ドルから1,255ドル、Seagateは152ドルから1,145ドルまで上昇した。そしてSanDiskは最大の上昇を見せ、42ドルから2,354ドルまで駆け上がった。実際に利益確定できたのであれば、まさに「一生ものの利益」と呼べるほどの値動きや。

 

しかし、これらの銘柄はすべて6月にピークを付けた。Western Digitalは799ドルから463ドル、Micronは1,255ドルから820ドル、Seagateは1,145ドルから747ドルへ下落した。そしてSanDiskは、2,354ドルから1,096ドルまで急落した。いずれも途方もない損失や。では、何がこの下落を引き起こしたのか。答えは簡単には見つからん。これらの企業が販売する製品の価格は、まったく下がっていない。一部では今も上昇し続けとる。しかし、わいはこれらの企業の好況と不況のサイクルを何度も経験してきた。そして、株価はいつも、実際の事業が悪化するより、はるかに前に下がり始めるんや。

 

だから、供給不足によって生まれた放物線状の株価上昇は、どこかで売らなければならん。放物線状の上昇は、必ず終わるからや。株価は、その終わりを先回りして織り込む。つまり、まず株価が下落し、その後に業績の数字が悪化するんや。数字が悪くなるのを確認してから売ろうとしても、すでに株価は大きく下がっとる。わいの推測では、中国のメモリーメーカーが、わいらの認識以上に多くのチップを生産できるようになった可能性がある。そうなれば、アジアやヨーロッパのメーカーが、調達先を韓国企業から中国企業へ切り替えられるようになる。

 

SK HynixやSamsungへの注文が減れば、供給不足は解消されるかもしれん。そして、それならば、メモリーの大口購入企業であるAppleの株価が今日、史上最高値を付けたことも説明できるんや。もちろん、これは陰謀論ではない。単なる推測や。ただ、このディスクドライブ・メモリー関連株が再び勢いを取り戻せるかどうかを確かめる、絶好の機会が訪れた。Seagateが今晩、予想を大きく上回る非常に良い決算を発表し、時間外取引では、通常取引の終値より約50ドル高い水準で取引されとるからや。

 

ただし、注意せんとあかん。これらの銘柄は過去にも、決算を発表した直後には最初だけ上昇し、その後また売られてきた。明日、資金が本当にSeagate株へ戻るかどうかを、鷹のように注意深く見守る必要がある。資金が戻れば、この銘柄群は一時的な下落停止、つまり小休止に入る可能性がある。しかし戻らなければ、これらの銘柄はすべて一緒に動くということを、覚悟せんとあかん。これらの株を売ってキャピタルゲインを確定した投資家の多くは、その資金をデータセンター関連のテクノロジー株から、別の業種へ移し続けるやろう。実際、今日一日を通して、まさにその動きが見られた。

 

ただし、データセンター需要が弱くなったから売られとるわけではない。需要そのものは、今も猛烈に強いんや。今日も、MetaとBlackRockが共同で140億ドル規模のデータセンターを建設することが明らかになった。毎日のように、こうした巨大案件が発表されとる。本当に毎日や。この週末だけでも、同じような案件が数千億ドル規模で相次いだ。つまり、データセンターそのものに対する需要が消えたわけでは、まったくないんや。

 

それでも関連株が売られとるのは、投資家がこの業界全体を恐れ始めたからや。データセンター設備の大口購入企業が、今後、支出の伸びを鈍らせるか、現在の予算を維持するだけになるのではないかと懸念しとる。そのきっかけになったのが、Alphabetの設備投資予算引き上げに対する市場の反応や。Alphabetは、データセンター事業をさらに拡大するため、当初1,800億~1,900億ドルとしていた設備投資予算を、1,950億~2,050億ドルへ引き上げた。ところが、そのニュースを受けて株価は7%下落し、時価総額は2,750億ドルも失われたんや。設備投資額を中央値で約150億ドル増やしただけで、時価総額を2,000億ドル以上失ったことになる。

 

Alphabet株はその後、多少は回復した。しかし、重要な点は変わらん。Alphabetの追加売り出しに355ドルで参加した投資家は、大きな損失を被った。株価は355ドルから330ドルへ下落し、一時は318ドルまで売られた。そして今や、Alphabetのフリーキャッシュフローはマイナスや。こうした状況を見れば、かつて非常に高く評価されとったデータセンター関連株が、今では危険な投資先に見えてくるのも無理はない。今晩のSeagateの好決算をきっかけに、テクノロジー株の買い手は反発を仕掛けようとするやろう。ただ、その上昇が続くかどうかは分からん。

 

一方で、今日のCostcoとWalmartの上昇には驚かされた。長い間、株価が低迷しとった両社が、それぞれ1.6%と1.2%上昇した。一時は、さらに大きく上昇しとったんや。かつて嫌われとったソフトウェア株にも資金が戻った。ServiceNowは4.8%、Salesforceは4.6%上昇した。食品株も非常に強く、Coca-Colaは素晴らしい決算を受けて5%上昇し、PepsiCoも2.2%上昇した。医薬品株も全面高となり、バイオテクノロジー株も猛烈に買われた。

 

この動きを「上昇銘柄の広がり」と呼んでもええし、「データセンター関連株からの逃避」と呼んでもええ。ただし、下落しとる銘柄をすべて同じように考えてはいけない。メモリー株は、データセンター建設における供給のボトルネックや。メモリー価格の上昇が購入企業の利益率を圧迫するため、買い手側から見れば、一種の税金のように受け止められとる。一方、NVIDIAやIntelのように、供給不足だけを理由に上昇してきたわけではない企業もある。わいは、こうした企業には保有し続ける価値があると考えとる。

 

ただし、これらの株もデータセンター関連全体への不安に巻き込まれ、かなりの打撃を受けとる。Intelでは、わい自身も痛い目に遭っとる。それでも、わいのファンドでは、下がるたびに買い続けるつもりや。なぜ、まだ買えるのか。それは、AI支出そのものが崩壊するとは思っていないからや。一部のデータセンター建設企業は、今後の支出計画を発表する際、より慎重な姿勢を示すかもしれん。それによって、一部の関連株には圧力がかかるやろう。それでも、企業そのものは大丈夫や。ただ、以前ほど完璧な状況ではなくなるだけなんや。

 

データセンターという投資テーマによって、これまで非常に多くの利益が生まれた。しかし最近では、多くの損失も発生しとる。Googleの追加売り出しで355ドルの株を買った人や、SpaceXを取引開始直後に買った人は、今さらデータセンター建設への資金提供に協力したい気分にはならんやろう。未上場のデータセンター運営企業についても、企業価値は6月以降、おそらく下がっとる。ただ、未上場やから、わいらにはその下落が見えないだけや。次の資金調達は、前回より低い評価額で行うダウンラウンドになる可能性がある。そうなれば、企業は約束した投資を実行するだけの資金さえ確保できなくなるかもしれん。

 

そして資金が足りなくなれば、損失はデータセンター運営企業だけでは済まん。建設会社、設備供給会社、半導体メーカー、そして資金を提供した金融機関へと、連鎖的に広がる可能性がある。特に、これらの企業に融資や保証を提供した側が、大きな損失を負うことになる。わいが最も嫌う展開や。これが、データセンター関連銘柄群全体が下落しとる大きな理由なんや。一方、資金が非テクノロジーの成長株や、かつて嫌われとったソフトウェア株へ移動しとる理由は、ほかにもある。原油価格は下落し、金利は安定しとる。そして、明日のFed会合も、市場にとって穏やかな結果になる可能性がある。少し前までは、利上げの可能性さえ心配されとったんや。

 

さらに、現在上昇しとる企業の決算は、予想をはるかに上回っとる。ヘルスケア株も、特に理由がないまま徹底的に売り込まれてきた。しかし、今の市場を支配しとる最大のテーマは、Alphabetで起きたことを恐れた大企業のどこかが、「AIへの支出は現状のまま維持する。これ以上は増やさない」と言い出すのではないか、という懸念や。もちろん、市場が間違っとる可能性もある。近いうちにOpenAIが、「来年には黒字化への明確な道筋が見えとる」と発表するかもしれん。Anthropicが、「上場する時が来た。わいらは黒字や」と宣言するかもしれん。そうなれば、データセンターという投資テーマは再び生き返る。そして、Dell、AMD、NVIDIA、Intelのどれかを持っておけばよかったと思うことになるやろう。

 

しかし、現時点での結論は明確や。今は、データセンター以外の銘柄に日が当たり、データセンター関連のなかでも、特に半導体やメモリーの部分が攻撃にさらされとる。これらの株はかなり下落したから、資金が再び戻ってくる可能性はある。Seagateの決算が、その最初の試金石になるやろう。ただ、この銘柄群を本当に救うためには、ハイパースケーラーのどこかが、「AIによって巨額の利益を上げとる」、少なくとも「損失は出していない」、あるいは「黒字化への明確な道筋が見えとる」と言う必要がある。それが確認できれば、資金はデータセンター関連へ戻ってくるかもしれん。しかし、今のところ、実際にその道筋を示せる企業があるのかどうか、わいには分からんのや。

 

 

データセンター銘柄が復活しますように。

 

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