アメリカ在住マカベェがジム・クレーマーの発言等の米株情報をアップデートします。

アメリカ発ーマカベェの米株取引

【ジム・クレイマー】売り手消失でテクノロジー株急騰!市場を壊した男がつくった史上最高値への道!【Mad Money】

投稿日:

 

こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの8/4のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

さて、ここでまっとうな疑問がある。売り手はいったいどこへ行ったんや、ということや。少なくとも比喩的に言えば、もう全員、建物から出ていってしもうたんやと思う。だからこそ、今日はダウは+1.71%、SP500は+1.79%、そしてナスダックは+2.59%と、とんでもない一日になったんや。SP500は取引時間中と終値の両方で史上最高値を更新したで。ナスダックは6月上旬につけた最高値にはまだ少し届いてないけど、それもいつ更新されるか分からん。

 

そこで、わいは疑問に戻るで。売り手はいったいどこへ消えたんや。多くの株、特にデータセンター株とソフトウェア株が、ほとんど何の抵抗も受けずに駆け上がっている。要するに、売り物がないんや。Leopold Aschenbrennerのヘッジファンド、Situational Awarenessが先週吹き飛んだと分かって以来、テクノロジー株は解き放たれたように、あちこちで猛烈に上昇している。まとまった株数を売る売り手が消えてしまったからや。

 

売り手はほとんど全員いなくなり、あとには売りに出される株がほとんど残らなかった。その結果、買い手が株を買うたびに、自分たちの買い注文で株価を次々と押し上げることになったんや。わいも昔はヘッジファンドマネージャーやった。完全に不意を突かれたことも一度や二度じゃない。自分の失敗の余波で株価が動くのも見てきた。追証を求められて、何百万ドルもの株を足元から強制的に売られたこともある。わいの悲惨な足跡は、そこら中に残っているで。

 

けれど、このLeopold Aschenbrenner、過剰なレバレッジをかけたSituational Awarenessの船長がやったことは、わいがやったことの、おそらく100万倍ぐらいの規模やった。彼のファンドは完全に吹き飛んだけど、心配せんでええ。彼はいずれ戻ってくる。こういう人間は、いつも戻ってくるもんや。ただ、わいらは今も彼が残した余波の中で生きている。そして、この見事な上昇相場の背後にあるのも、その余波なんや。

 

実際に株を取引したことがない人には、一つのヘッジファンドの破綻が、これほど長く市場に影響を与えるなんて信じられないかもしれん。けど、実際にそうなるんや。株式市場というのは、結局のところ需要と供給で動いているからや。市場は普通なら、買い注文であろうが売り注文であろうが、かなり大量の株を処理できる。けど、今回この巨大なヘッジファンドが崩壊したとき、Aschenbrennerと彼をまねしていた連中から売りに出されたポジションは、これらの株が大虐殺されずに吸収できる量をはるかに超えていたんや。

 

まさに苦痛の館や。Aschenbrennerがかけていたレバレッジのせいで、株価は暴落した。彼は強制的に売らされ、ほかの売り注文が渦巻く真っただ中に、自分の株を投げ売りせなあかんかった。その売り注文の量は、市場が一つの価格帯で一度に処理できる限界を、はるかに超えていたんや。いったい、なぜこんなことが起きたのか。誰がこんなことを許したのか。Situational Awarenessは、運用資産1ドルにつき4ドルを借りることを許されていた。それだけでも正気の沙汰じゃない。

 

いったい誰が、25歳の新人にそんな力を与えたのか。彼はどうやって、そこまでの資金力を手に入れたのか。答えは、もちろんブローカーや。ブローカーが一番大きな金を稼ぐのは、株の売買そのものじゃない。信用取引のために金を貸すことなんや。だから彼らは、Aschenbrennerが運用している1ドルにつき4ドルを貸し、Situational Awarenessがピーク時に450億ドル規模にまで膨らむのを手助けした。そこには、とんでもない額の借金が含まれていたんや。

 

彼の保有銘柄一覧を見ることは、このテクノロジー市場全体の地形図を見るようなもんやった。Aschenbrennerがデータセンターを心の底から愛していたことは、誰の目にも明らかやった。本当に、愛して、愛して、愛しまくっていたんや。データセンターを建設する企業も大好きやった。この無鉄砲な男は、Nebius、Bloom Energy、CoreWeave、IRENを何億ドル分も買い込んでいた。まったく常軌を逸した規模のポジションや。半導体株にも突進して、まるで狂ったように買いまくった。

 

さらに、データセンター株を愛していたのと同じぐらい、ソフトウェア株を憎んでいた。ソフトウェア企業はAIによって壊滅させられると考えていたようで、この一群を徹底的に空売りしていたんや。ここから、どうやってすべてが崩れていったのかを説明しよう。Aschenbrennerは数年間、素晴らしい成績を上げて、投資家を引きつける笛吹き男のような存在になった。Situational Awarenessの投資家たちは、彼が何をしているかを知っていて、彼が保有している株を自分たちも買いたがったんや。

 

彼は四半期ごとに、保有銘柄を開示する13Fを政府に提出しないとあかんかった。Aschenbrennerのように絶好調の運用者が現れれば、その情報が公表された時点ではポジションがすでに古くなっていたとしても、必ずまねする連中が出てくる。彼が利用していたブローカーも、おそらく彼と同じ株を買っていたはずや。たぶん廊下で、こんな会話をしていたんやろう。「おい、聞いたか。あの大物がNebiusを買ってるぞ。Nebiusを買え。あいつより先に買っとけ」

 

あるいは、彼が買った直後に便乗していたのかもしれん。Situational Awarenessの投資家も、彼が何を保有しているかを知っていた。おそらく、その中から自分たちの気に入った銘柄を選んで買っていたんやろう。Situational Awarenessが450億ドル規模に達したとき、いったい何人がAschenbrennerの取引に便乗していたのかは、永遠に分からん。けど、とんでもない数の人間が便乗していたことだけは間違いない。

 

そして6月にAschenbrennerの巨大な取引が悪い方向へ進み始めると、その模倣者たちも一斉にパニックになったんや。覚えておいてほしい。こういう人たちは、実際には何も分かってない。自分で企業を調べてもいないし、自分の判断に確信もない。大物が売り始めたのを見て、「あいつは売っているけど、わいは自分の判断を信じて持ち続けるで」なんて考えると思うか。そんなわけがない。全員、一緒になって逃げ出すんや。

 

もちろん、Situational Awarenessのようなファンドを脱線させるには、相当な力が必要やった。何しろ、猛スピードで走る貨物列車のような存在やったからな。マクロ面では、原油価格の上昇、猛烈なインフレ懸念、そして大幅な金利上昇が重なった。それと同時に、素晴らしい決算を発表した人気株が次々と放物線を描くように急騰した。メモリー株、半導体株、半導体製造装置株、データセンター建設企業が、次から次へと上昇し続けた。驚くほど大勢のフォロワーが、借りた金でそれらを買っていたからや。

 

わいがいつも何と言っているか覚えているか。放物線を描く上昇は、必ず最後には涙で終わるんや。Situational Awarenessの崩壊は、単純に一つのファンドが倒れたというより、ジェンガのゲームに近かった。大量の株式の供給が、同じ時期に市場へ押し寄せたんや。GoogleやSpaceXによる株式の売り出しもあった。両社の業績自体は問題なかった。何も問題はなかった。そして最後には、アメリカでの上場を決めた韓国の半導体企業SK Hynixまで加わった。

 

結局、市場の買い余力が尽きてしもうたんや。振り返ってみれば、SK Hynixの案件は一件多すぎた。ちなみにAschenbrennerも、その案件に参加していた。そして、それこそが最終的にSituational Awarenessを倒した、最後のジェンガの一片だったのかもしれん。ジェンガの塔が崩れたとき、二つのことが起きた。Aschenbrennerが信用取引で購入していた巨大なポジションと、同じようなポジションを取っていた模倣者たちが、一斉に吹き飛ばされたんや。

 

吹き飛ばされたということは、莫大な量の株が一度に市場へ放出されたということや。それまで、それらの株は不自然なほど高くなっていた。けれど、Aschenbrennerたちの強制売却によって、今度は不自然なほど安くなったんや。同じころ、彼が空売りしていたソフトウェア株は、ServiceNowが非常に良い決算を発表したことで急騰し始めた。しかも、それまでの数回とは違って、今度は本当に上昇を続けた。上から売りを浴びせて株価を押さえつける人間が、もう誰も残っていなかったからや。それが、さらなる買いの雪崩を引き起こした。

 

今振り返れば、追加の担保を差し出せなくなったAschenbrennerを切り刻むために動いた、追証処理人たちの足跡が見える。その足跡は、テクノロジー株の至るところに残っている。信じられないほど多くの要因が、同じタイミングで重なったんや。Situational Awarenessが築いた塔が崩れたまさにそのとき、決算シーズンが始まった。そして、Aschenbrennerが気に入っていた、暴落してボロボロになった多くの株が、驚くほど素晴らしい決算を発表し始めたんや。けど、彼が嫌っていた企業もまた、素晴らしい決算を発表している。

 

その結果、市場の至るところで、目を見張るような上昇と、猛烈なショートスクイーズが発生している。Situational Awarenessの崩壊によって起きたことは、いわば市場の大掃除やった。握力の弱い株主、つまり少し下がっただけで怖くなって売る株主が、全員一掃されたんや。それが終わったあとには、安値で投げ売りする売り手がもう残っていなかった。残った大口株主の多くは、本当にその株を気に入っていた。だから株価が下がったところで、さらに買い増したんや。

 

現時点でも、わいは大型テクノロジー株の株価はまだ安すぎると思っている。今晩発表されるAMDの見通しに対する懸念で株価が下がれば、テクノロジー株というリンゴをもう一口かじるチャンスが与えられるかもしれん。Situational Awarenessの消滅後に起きた反発こそが、市場が猛烈な勢いで回復している理由や。AMDの決算が、この流れを脱線させることはない。

 

ソフトウェア株についても同じことが言える。これらの企業の株価が低迷していたのは、ファンダメンタルズが悪かったからじゃない。終わりのない空売りによって、株価を押さえつけられていたからや。そして今、その空売りが消え始めたことで、株価は爆発的に上昇している。もちろん、Adobeの事業が打撃を受けているのは事実や。正直に言えば、Workdayもそれほど良くない。Salesforceのデータも、少し弱いかもしれん。けど、これらの株はあまりにも安くなりすぎていた。そして空売り勢の力が尽きつつある今、株価には上がる以外の行き先がないんや。

 

だから昨夜のMad Moneyで、視聴者の質問に答えた時に、Intuitを買うという判断は、正しいかもしれんと言ったんや。Intuitは、ChatGPTやGrokやClaudeが確定申告を全部やってくれると考えている、したり顔のトレーダーたちが空売りしている典型的なAI関連銘柄や。でも、アメリカの内国歳入庁から税務調査を受けたときに、Geminiのせいにするところを想像できるか。「いや、ちょっと聞いてください。Grokにそうしろと言われたんです」そんな言い訳が通るわけないやろ。わいはTurboTaxを使い続けるで。

 

驚くべきことに、こうした空売りポジションの解消は、今も続いている。空売りの規模が、それほど巨大やったんや。そして今、それらの株は押し縮められたバネのようになっている。上に跳ね上がるための力を、たっぷりため込んでいるんや。結局のところ、わいはSituational Awarenessを称賛するためにここに来たわけでも、批判して葬り去るために来たわけでもない。さっきも言ったように、Aschenbrennerはいずれ戻ってくると思う。誰だって復活物語は大好きやからな。

 

彼の銘柄選び自体は悪くなかった。そこにほんの少しのリスク管理が加わっていれば、おそらく素晴らしい一年になっていたはずや。けど、ピーク時のSituational Awarenessはあまりにも巨大で、彼をまねする人間もあまりにも多かった。そのため、塔が崩れたとき、ジェンガの破片が市場のあらゆる場所に飛び散ったんや。Aschenbrennerが売ることのできなかったSituational Awarenessの残りのポジションは、Citadelという賢い運用会社の手に渡った。Citadelがそれらの株をどう処理したのか、わいにはまったく分からん。けど、Citadelが抱えていたかもしれない潜在的な売り圧力も、どうやら終わったようや。

 

結論やが、今日も市場には上値を押さえる売り圧力がなく、まとまった規模の売り物がほとんど存在しなかったということや。強制的な投げ売りから解放されたテクノロジー株の多くは、どんどん上昇している。わいらは全員、Leopold Aschenbrennerに、海のように莫大な感謝を捧げるべきや。これは彼が生み出した上昇相場なんや。本人がそれを楽しめなかったのは、残念やけどな。

 

 

上昇がまだまだ続きますように。

 

応援よろしくお願いします。


にほんブログ村

米国株ランキング

  • B!