こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの10/15のMad Moneyはどうだったでしょうか。
分散投資というのは、本当につらいもんや。けれど、今日みたいな日が来ると、なぜKimberly-ClarkやProcter & Gambleを保有しているのか、その理由がわかる。なぜWM、かつてのWaste Managementをわざわざ持っているのか。なぜEli LillyやMerck、AppLovin、Reddit、下手したらNikeもそうや、なぜこういう株に投資しているのか。これらはすべて、ここ数日で株価が急騰した銘柄や。市場が突然データセンター関連株への熱を冷まし、テクノロジーのハードウェア関連株から資金を移し始めたからや。
そして、上昇したのは衣料品などの消費財関連株だけやない。ソフトウェア株も急騰し、一部の運輸関連株、そしてもちろん石油関連株も軒並み上昇した。その結果、ダウは+1.08%、SP500は+0.33%と上昇し、ナスダックでさえこの日は+0.08%だったんや。一部の投資家にとっては、まるで往年のスター選手が集まるオールドタイマーズ・デーのような一日やった。けれど、わいに言わせれば、これは分散投資の恩恵を存分に受けられる日やったんや。
この番組では、分散投資についてかなり強調してきたという自負はあるものの、それでもまだまだ十分に話してこなかったんやないかとも思っとる。その理由の一つは、ある特定のグループが市場のほかの銘柄を圧倒的に上回り続けているとき、分散投資について話しても面白くないからや。AIデータセンター関連株が猛烈に上昇しているとき、いったい誰が分散投資を続けたいと思うやろうか。しかも、上昇しているのはAIデータセンター関連株だけで、それ以外は何もない。ほかの銘柄はすべて冷え切っていたんや。
けれど、ここ数週間でそのグループが地上にたたき落とされるように暴落したとき、ポートフォリオが壊滅するのを防いでくれるのは、分散投資とある程度の現金だけや。特定の銘柄に投資を集中させすぎていると、大きな打撃を受けることになる。そして最悪の場合、株式という資産クラスそのものを見限り、すべてを現金に移してしまうかもしれない。2000年、2008年、そして2022年に、多くの投資家がそうしたようにな。市場から去っていった投資家たちは、何兆ドルもの利益を得る機会を逃してしまった。わいの目標は、みんなにそんなことが起こらないようにすることや。
今日のCNBC Investing Clubのミーティングでは、テクノロジー株で起きている、ゆっくりと進行する列車事故のような惨状について話さなければならなかったんや。ここのところほとんど毎日のように、データセンター関連銘柄が大幅に下落する場面を目にしてきた。まさに血の海のような状況が続いており、その下落を主導しているのが、韓国のメモリーチップメーカー、SK hynixや。この会社は韓国株式市場の取引を支配するほどの存在で、アメリカ市場にも同じような影響を及ぼし始めている。
SK hynixは、6月までの2年間で株価が約1,000%も上昇するという、ロケットのような急騰を見せた。けれど、それ以降はSK hynixも、同じくメモリーを製造するSamsungも、まさに悲惨な状況に陥っている。どれほどひどいのか。アメリカで取引されているSK hynixの株価は、わずか10日前には195ドルやった。それが今では146ドルや。あっという間の出来事やった。ここ数年、韓国の株式市場では、ほかに類を見ないほどの熱狂的な取引が繰り広げられてきた。韓国では個人投資家が取引の中心を占めている。これはアメリカと似ている。そして、彼らは分散投資というものをまったく気にしていないように見える。
わいが目にした統計によると、韓国の投資家のポートフォリオでは、SK hynixとSamsungが非常に大きな割合を占めている。なかには、この2銘柄しか保有していない投資家も大勢いるという。ほかには何も持っていないんや。なんという過密な取引やろう。そんな状況で、ここ数週間、これらの銘柄は容赦なく売り込まれている。いや、正確に言えば、打ちのめされているのは株主たちや。特に、借金をしてまで株を買っていた愚か者たちは悲惨な目に遭っている。
残念ながら、この影響はアメリカ市場にも波及している。もっとも、それはすでに悪化している状況をさらに悪くしているにすぎない。この韓国の2銘柄、そして率直に言えば、ほとんどのテクノロジー・ハードウェア関連銘柄にとって、AIデータセンターの成長ストーリーが崩れないことは絶対に必要や。ところが最近、そのストーリーにひびが入り始めている。データセンターの建設と拡張には莫大な資金が必要や。けれど、金利が上昇しているため、資金を調達することが以前より難しくなっている。これは当然のことやろう。
AI業界の最大手2社であるOpenAIとAnthropicは、どちらもまだ非上場企業や。ただし、Anthropicについては、感謝祭までに上場する可能性がある。昨夜、Anthropicは売上高に関する数字と今後の見通しを発表したが、一部の人々はその内容を期待外れやと受け止めた。それと同時に、この番組でも頻繁に取り上げている、多額の負債を抱えるデータセンター建設企業CoreWeaveの株価が、空売り投資家たちの攻撃を受けた。空売り投資家たちは、CoreWeaveが今後もデータセンターの建設と拡張を続けることは難しくなるかもしれないと主張している。その理由は、同社の公募債の利回りが15%に達しているからや。これは一般的に言って、かなり心配な状況や。
もっとも、この会社の私募ローンはさらに高い水準で取引されている。そして、CoreWeaveの株価が弱いのは、今に始まったことやない。5月に138ドルの高値をつけて以来、下落が続いている。現在の株価は69ドル台や。そして今週は、今年最悪の週間パフォーマンスとなった。けれど、投資家たちをパニックに陥れたのは、CoreWeaveの株価の下落ではなく、この会社の社債価格の急落やった。というのも、CoreWeaveは莫大な負債を抱えており、そのかなりの部分がNvidiaの半導体を担保にしているからや。
では、この一連のつながりを整理してみよう。長い間、データセンターを取り巻くエコシステム全体が急騰を続けていた。そして、韓国の投資家たちは、アメリカ市場でもますます積極的に株を買うようになっていた。彼らは、最も勢いよく上昇していた半導体関連株を大量に買い上げていた。ちなみに、TeslaやNvidiaも同じように買われていた。株価が上昇している間は、何もかもが順調やった。素晴らしいことに、すべてがうまくいっているように見えたんや。
けれど、今ではその状況が崩れ、韓国での売りがアメリカ市場にまで波及している。特定の銘柄への集中投資、つまり分散投資をしていなかったことが、半導体株の大規模な売りを引き起こしたんや。わいは以前から、状況はあまりにも悪化しており、朝早く起きて韓国市場でSK hynixとSamsungがどのように取引されているかを見るだけで、その日アメリカのテクノロジー株がどれほど大きな打撃を受けるか予測できる、と言うとる。これは、わいの記憶にある限り、最も優れた先行指標になっている。何があろうと、韓国のKospi指数とナスダックは、もはや切り離せなくなっているように見えるんや。
そこで昨日の話になる。昨日はCoreWeaveの危険性について、絶え間なく報道が続いていた。特に注目されていたのは、この会社の借入コストがどれほど高くなっているかという点や。CoreWeaveは数多くのデータセンター関連サプライヤーにとって巨大な顧客であるため、これはデータセンター関連業界全体にとって悪いニュースやった。そして取引終了後、Anthropicが潜在的な投資家に対して、売上高が第1四半期の47億ドルから第2四半期には116億ドル、そして昨夜終了した第3四半期には168億ドルへと増加したことを伝えていたとわかった。
これは素晴らしい数字に聞こえるやろう。けれど、懐疑的な人々は、Anthropicの前四半期比の成長率が第2四半期の147%から第3四半期には45%へと鈍化した点を指摘している。年末までに売上高の年率換算ベースで1,000億ドルに達する可能性はまだある。けれど、これは極端に強気な投資家たちが見たかった数字ではない。彼らは成長率が鈍化していると言うとるんや。さて、昨夜、Nvidiaをはじめとする多くの企業の半導体を製造しているTSMCが、予想を大きく上回る素晴らしい四半期決算を発表した。わいは、これで韓国市場に広がろうとしていた売りが止まると思った。ところが、そうはならなかった。
再び言うが、SK hynixとSamsungの影響が非常に大きいKospi指数は、あまりにもひどい下落に見舞われ、20分間の取引停止措置が取られるほどやった。韓国市場で取引されているSK hynixの株価は11%下落し、Samsungは9%以上下落したんや。そして、この売りはここ数カ月と同じように、またアメリカ市場にも波及するように見えた。実際、取引開始直後のテクノロジー株はひどい状況で、CoreWeaveが下落を主導していた。その下落が止まったのは、CoreWeaveの支援者であるNvidiaのCEO、Jensen Huangが、CoreWeaveは自分の支援を必要としていないだけでなく、実際には予想以上に好調だと発言してからやった。
この発言によってCoreWeaveの株価はプラスに転じ、関連銘柄の大半も下落幅を縮小して安定を取り戻した。そして取引終了時には、CoreWeaveはなんと約6%高で引けた。取引開始時には瀕死の状態やったことを考えると、信じられないことや。株価は一時59ドルまで下落したものの、終値は69ドルまで回復した。これは驚異的な反発や。けれど、こうした激しい値動きが続く一方で、さまざまな非テクノロジー株には大量の資金が流れ込んでいた。ここが重要なポイントや。日用消費財メーカー、小売業、レストラン、ヘルスケア関連株などや。まるでテクノロジー株の支配から解放されたかのようやった。データセンター関連事業に関わっていないというだけで、それ以外には何も悪いことをしていない銘柄が、次々と急騰するのを目にしたんや。
そして、わいほどそれを痛感している人間はいない。先月のCNBC Investing Clubのミーティングで、わいはCorningを売却したことについて話した。わいは、自分が欲張りすぎていると思った、と言った。もう我慢できなかったんや。ポートフォリオが十分に分散されていないことに耐えられなくなった。そこで、わいは何をしたのか。そう、KleenexのメーカーであるKimberly-Clarkを買ったんや。最先端のガラス繊維から、ローテクのトイレットペーパーへの乗り換えというわけや。
いやはや、あのときのわいは本当に愚かに見えたやろう。トイレに頭を突っ込んで、強力な水流で流してしまいたい気分やった。ところが今では、Corningの株価が下落に転じ、Kimberly-Clarkの株価が急騰しているんや。いいか、こうしたこれまで見向きもされなかった銘柄への買いが、どれほど長く続くのかはわからない。また、中間選挙が終わるまでに、データセンター関連株を安心して買える状況になるのかどうかもわからない。中間選挙が終われば、州や地方の政治家たちが、自分たちの州でデータセンターの建設を引き続き認める意思があるのかどうかがわかるやろう。
けれど、一つだけ確実に言えることがある。今夜、株式取引をする韓国の投資家は、少し前と比べてはるかに少なくなっているやろう。なぜなら、集中投資したポートフォリオが崩壊すると、ほぼ必ず大きな損失が発生するからや。本当に残念なことや。もっとも、今日、アメリカ市場で取引されているSK hynixが安値から反発したことで、もう少し買い戻しの動きが続くかもしれない。けれど、結論はこうや。食品、飲料、医薬品、ヘルスケア、エンターテインメント、大型小売店、そしてディスカウントストアの株を辛抱強く保有し続けたみんな、おめでとうと言いたい。ソフトウェア株や日用消費財関連株を保有していた人たちも、素晴らしい。
みんなは分散投資を続けたんや。だからこそ、今も市場に残り、この番組を見続けていられるんや。分散投資というのは、ポートフォリオにとっての「飲み会で酒を飲まずに運転してくれる人」のようなものやと考えてほしい。パーティーが盛り上がっているときには、そんな役割はまったく面白くない。けれど、周りの全員が泥酔し、胃の中のものをすべて吐き出すような状態になったとき、こうした非テクノロジー株はみんなを無事に家まで送り届けてくれる。まさに今日、そうしてくれたようにな。分散投資というのは絶対に酔うことのないドライバーみたいなものなんや。いつも素面なんやで。
AI銘柄の下落が厳しいですね。
応援よろしくお願いします。