こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーがMad Moneyで、半年後にはどのセクターが一番伸びてるか、彼のbetを語っています。
またまた株価は続伸したで。株式市場は先見性があると言われるよな。半年後にどうなっとるかという考えをある程度織り込みながら動くもんなんや。やからあなたはいつも半年後どうなっとるかなと考えて投資をせなあかんわけや。
普通はそうなんやが、今のマーケットはどうやら違うようや。普通はセルインメイのこの時期に、マーケットはめちゃ強いで。いわゆるリカバリーストックがうなりを上げとる。半年後を考えた時に、どの銘柄、どのセクターが勝つのかというのは、多くの競争相手がひしめき合う競馬みたいになっとるんや。
やけどのこの競馬はまだまだゴールは遠いで。ホームストレッチはまだまだ先や。やからどう転ぶかの予想は難しいで。やけど、何が出走しとるかを知るのは大事なことや。
まず出走しとるのは、Stay-At-Homeエコノミーの馬たちや。わいのCOVID-19 Indexに含まれとるような銘柄たちや。Zoomなんか三か月で43%も上がっとる。
つぎに出走しとるのは、景気後退時に安心なRecession Proof銘柄たちや。食料品とか生活必需品とかや。配当が魅力や。COVIDのパンデミックで安全な者たちや。やけど、ロックダウンは終わりつつあるで。コロナウイルスは果たしてどうなる?
三番目に出走しとるのは、Industrialや。製造業や。化学薬品から紙の箱から鉄から飛行機まで作る馬たちや。これまで傷んでいたんやが、またレースに復帰してきたで。
四番目に出走しとるのは、これまでひどく虐げられてきた旅行関係の馬たちや。航空会社や全ての種類の旅行関係の会社や。パンデミックの時にはここの馬たちは、満足に歩くこともできんかった。
五番目に出走しとるのは、リテールとレストランや。
六番目に出走しとるのは、製薬会社や。特にCOVID-19の治療法やワクチンに関係しておる会社は足の見せ所や。彼らは毛並みもピカピカや。出走準備万端や。
七番目がテクノロジー会社や。サイバーセキュリティーの馬はめちゃめちゃ大きくて頑健や。
八番目がHome Improvementや。このダービーに間に合うか不安な馬たちや。
九番目がFinancialや。特に銀行や。最近まで彼らは走れるかどうかわからんかったが、彼らは走れそうや。
最後の十番目がFANNGや。さあ、どの馬が勝つと思う?一位が賞金総取りやとして考えてみてくれや。
大事なのはこれが長丁場やということや。ベルモントステークスより長丁場なんや。半年後にどの馬が一番先に行っておるかというレースや。
もちろん実際にはあなたは全部の馬に平等に賭けることもできる。それはSP500と言われるんや。やけどリターンは、全然ダメな馬のも含めたものになってしまう。今回は一総取りと言うことで、一位を考えてみようやないか。当たったらSP500なんかよりもリターンはでかいんや。
今勝っとるからと言って、半年後も勝っとるとは限らん。やけど、たった今好調なのはなんや?わいが思う好調なのは、Industrialなんや。そして銀行が二番や。これらの好調な者たちは、未来は明るいと信じられておる今力を発揮している者たちや。数週間前に比べて、Industrialはそこまで悲惨なものやないという空気になっとる。銀行もや。JPMorganのJamie Dimon CEOはええスピーチをしたで。American AirlinesのDoug Parkerは最悪期は脱したと言うたで。
リテールに関しては多くの会社が三月からシャットダウンしとるが、それがあくんや。Macy's、Nordstrom、Kohl'sとかが開くんやで。今日これらの銘柄は輝いとったやろ。テックは無風やったんやが、今日のマイクロンの発表に救われたで。そしてHousingや。利率が低くて、リモートワークの推進もあって、皆街中やなくて郊外に住みたがっとる。
結局このレースはリカバリープレイになってしまう可能性があると思うで。底から回復する者たちは素晴らしいスタートを切ったところや。ワクチンの希望論もある。ファウチ博士は11月とか12月にワクチンができる可能性を言うとる。マスクをしてれば経済活動を再開させてもええやろう。予想してたよりもノーマルに戻るのは早いかもしれん。
やけどわいは、ホームストレッチのところでは揉みあいになると思うで。今調子のええ馬たちは、そのころには遅れておるかもしれん。なんでかっていうと、わいには今の株式市場が間違ったものにフォーカスしとるように見えてしまうんや。わいらはCOVID-19を克服するで。やけど、そのことと経済が回復することは実は別物なんや。経済がこれから再開されても、ここまで前代未聞に膨れ上がった失業者はどうするんや?ここにわいらはフォーカスすべきなんや。ワクチンができるだけではもはや十分やないで。再開されてもレストランも満席にはできんのやで。やからたった今は強くなくてもやっぱりStay-at-Home銘柄が大事なんや。もし仮に仕事に戻れたとしても、もはや以前とは状況が変わっとるで。リモートワークで多くのお金をセーブできることに会社は気づいてしもうた。この先にはスローエコノミーが待っとるかもしれんのや。
やからわいが賭けるのはこれや。FAANGや。FAANGはスローエコノミーでも上がっていける。はっきり言ってやろう。わいはリカバリー銘柄がこの株式市場をこれからも牽引していくということを信じてないで。ホームストレッチの勝負になるかもしれん。鼻差になるかもしれん。写真判定になるかもしれん。やけど最後に勝つのはFAANGや!
FAANGか。。。
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