こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーがMad Moneyで、抗議活動が株式マーケットに与える影響について語っています。
アメリカ中で抗議行動がおこっとる。多くの場所では暴動に発展しとるわけやが、マーケットはどうなったか?結局上がって終わったんや。このマーケットをどう解釈すべきなんや?マーケットには心が無いんか?マーケットには慈悲が無いんか?
多くの人がマーケットには心があってほしいと思っとる。人種間の不平等に何らかの建設的な役割を果たすことを望んどる。マーケットは起こったことの同情を示すために下がってほしいと思っとる。やけど、マーケットはそんなものやないんや。
そうなんや。マーケットは物を見ることはできんのや。目が無いんやから。マーケットは音を聞くことができんのや。耳が無いんやから。マーケットには良心も、善悪を判断することもないんや。投資家は単純にお金を儲けようとしとるんや。投資家にはそれぞれの考え方がある。信念もあるやろう。今回の出来事に対するそれぞれの思いもあるやろう。
やけど、一般的にはマーケットは社会正義には反応しないんや。もし出来事が会社に影響を与えなければ、良かろうが悪かろうがお金が儲かる方にマーケットは動くもんなんや。わいは抗議行動を平和的にしとる人たちに心は寄り添っとるんやが、マーケットはこの暴動を、決定的に会社の価値を毀損するものとは判断せんかったということや。
ごく最近まで、誰も世界を良くしようという気持ちを中心に持ちながら投資をしてなかったで。今は若い世代で、彼らの信念に基づいて投資をする層がおるで。ESG投資や。頭だけじゃなく心で投資するんや。わいはそれに共感するんやが、今でも普通は人々は儲けようとして株を買うんや。その儲けるということにおいて、抗議活動はあまり邪魔をしないとマーケットは判断したということなんやが、やけどわいは心配しとるで。
例えば抗議行動や暴動を見とるとソーシャルディスタンスなんかどこにもないで。マスクをしてない人も多いし、人口密度の大きい状態が続く状況をつくりだしとる。もしかしたらこういう状況がCOVID-19の第二波につながることがあるかもしれんで。わいらが心配しとるよりも、ずっとはやく第二波があるかもしれん。加えて暴動が起こった地域は、多くの小規模店舗が被害を受け取って、復興に時間を要するやろう。第二波やろうが、暴動からの復興やろうが、店をまだ閉めて従業員が家から働く、Stay-at-Homeの状況が思っていたよりも長く続くだろうことは間違いないで。ここ最近おこっとることは、Sta-at-Homeエコノミーが予想よりも長く続くということなんや。
やから今日、投資家はStay-at-Home銘柄に殺到したんや。正しいか間違っとるかはおいといて、深い考えか浅い考えかはおいといて、注目する価値はあるで。
Zoomなんか今日だけで14%も上がったで。明日の決算発表後に更に上がる可能性が高いと思っとる人が多いからやろうが、こんな状況はわいの40年の投資人生でもそうそうあるものやないで。安く買って高く売るのがええんや。高く買って更に高く売るのは普通はええ戦略やない。やけど、今のマーケットはクレイジーや。何でもおこりうる。Zoomは明日の引け後の決算後どうなるのか、お手上げや。
サイバーセキュリティー株の人気もめちゃ高いで。サイバーセキュリティーを同じビルで働いとる人に提供するのは簡単やが、リモートワークの状況ではより需要が上がっとるんや。Zscalerの決算は抜群で、その後株価は噴いとったんやが、今日また12%も上がったんやで。わいのお気に入りのOktaもそうやし、Fortinet, Proofpoint, Crowdstrike, どれもがんがん上がっとる。
Amazonもリモートワークの勝者や。DraftKingsは10%も上がったで。オンラインのスポーツベッティングの会社や。FacebookはFacebook Shopsを立ち上げたやろ。中小企業を救うで。Docusignの決算も楽しみや。Stay-at-Homeエコノミーの勝者や。投資家はもっともっと上がることに賭けとるんや。
すごい上がりです。。
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