こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーがMad Moneyで、7/16の株式市場の下落について語っています。
まあ、株式市場には小休止が必要や。マーケットはずっと上がり続けることはできん。売り手は必ずでてくるもんや。だから今日はダウもSP500もナスダックも下がったで。ナスダックの下がりが一番大きかったな。ちなみにこのプルバックはわいがずっと待っとったものや。この小休止の機会にマーケットの次の動きに備えるんや。
わいは今日の動きは利益確定が広がったからやと思うで。やけど売り手にしてみれば売る理由はいろいろ考えられるで。それをちょっと見ていこうやないか。こういう理由を知っとくことで次の動きを考える糧になるんや。
まずは、経済のリカバリーは脱線したと考える人がいるということや。7/11に終わった週の失業保険申請件数は130万件やったで。予想の125万件よりおおかったで。これで17週連続で100万件越えや。経済のリカバリーは脱線したという考え、これは間違っとるかというと、そうとも言い切れんで。むしろ、もし追加の景気刺激策が無ければ、脱線は高い可能性としてあるで。まあやけど、これは別に新しい材料ではないけどな。確かに経済は醜い。やけどもう四か月間も醜いんやで。
次に、リオープニングがとん挫しとるということや。サンベルトでアウトブレイクが広がっとる。新規感染者数は減少しておらず、死者数も増えておる。幸い死亡率こそ以前のニューヨークのような状態ではなく、かなり低くなっとるものの、深刻な状態には変わりないで。わいらは治療に関して進歩はしてきた。人工呼吸器を付けた後は20%だったサバイバル率が、70%まで上がっとる。レムデシビルやステロイドや血漿療法といった、以前にはなかった方法が今はあるで。やけど、事態が深刻なことには変わりはないで。誰もCOVID-19にかかって入院したくないで。ダメージを負いたくないで。やけど、これも新しいニュースやないで。以前からこの状態が続いとるんや。
3つ目としては米中の貿易における緊張関係の激化や。冷戦に近いものや。アメリカの司法長官がハリウッドやマイクロソフトやアップルやグーグルを、コミュニストの召使だと非難しとる。わいはずっと中国には厳しい姿勢やったで。やけどわいの姿勢は貿易やトレード面でのことや。アメリカ政府は中国にとってタフな貿易パートナーから冷戦の戦士に変わっていっとる。わいはトレードポリシーに関しては特に、アメリカが中国に対してより厳しい姿勢で臨んどることをうれしく思うで。やけど司法長官の発言はどうかと思うで。
4つ目やが、バリュエーションが行き過ぎとる銘柄が多くなってきた。皆もこれについて否定はせんやろう?PERがふっとんどるような銘柄が多すぎる。いくら成長期待が高くてもそういう銘柄がダウングレードをくらいつつあって、例えばPelotonや。ポートフォリオを今一度見直して、バリュエーションが高すぎるような銘柄があればそれを良く理解しとくんや。下がる可能性をよく考えとくんや。ポジションを削るのも手やで。わいのファンドもそうしとるんや。
最後はわいらはこのワーキングフロムホームの状態がいつまで続くかわからんということや。多くの人が仕事場に戻りたいと思っとる。でもワクチンができるまでは選択肢が無いんや。
じゃあ今の状況でどういう株を買っていけばええんか?下がっておる今の状況に対応していけばええんか?答えはシンプルや。ファンダメンタルズが良くて決算が良くて、それでも下がっておる株を拾うんや。Abbottは今朝素晴らしい決算を発表した。多くのCOVID-19のテストキットを売っとる。Pepsicoの決算もパーフェクトやった。Morgan Stanleyの数字も良かった。J&Jは素晴らしい展望を語った。FacebookとGoogleとSalesforceに関しては中国と関係が無い。そして事業はうまくいっとる。あとはアマゾンやが、この株は高値から10%下がっとる。ただ、今日の終わりに大量の買い手があらわれたんやけどな。やけど、そうあるべきなんや。
わいはパンデミックを恐れてないわけでは決して無いで。増え続ける感染者は恐ろしい数字や。今のところマスクがベストのわいらができることや。WalmartもWalgreensもCVSもTargetもBest BuyもKrogerも、店内でのマスクを義務化したで。パイオニアのコスコの後にようやく続いたんや。政府が無策でもコーポレート・アメリカは力強くやっていくんや。株価が下がってもパニックになるんやないで。クオリティーの高いのに下がっていく株を、上がってもいいはずなのに流れで下がっていく株を拾っていくんや。それが難しいなら、下がっていくんやったらインデックスファンドの選択肢もあると思うで。
これからどうなるでしょうかね!?
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