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【ジム・クレイマー】リカバリー株への転換時か!?リカバリーを示す12のこと!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーがMad Moneyで、リカバリー株への転換について語っています。

 

 

わいらは谷から戻りつつあるんか?これらはまだまだ高値圏にある株価を考えると奇妙な質問に聞こえるかもしれん。まあ今日は指数はどれも下がったわけやが。ダウは-0.38%やったし、SP500は-0.80%やったし、ナスダックに至っては-1.69%も下がったんや。長い間マーケットは、経済がフリーズしてても大丈夫なCOVID株にけん引されとったんやが、これらの株はCOVID後の時代にもわいらをけん引するんやろうか?そうやないかもしれんな。今日の動きでわかるように、経済が回復していくにつれて、COVID株は下に行くかもしれんのや。

 

 

 

 

わいらは経済の回復期を迎えとるんか?谷からの戻りにあるんか?まずわいらは、経済の転換点というのは、その最中はわからんものやということを認識しとかんとあかん。後になってはじめて、あの時が転換点やったなとわかるんや。転換点を迎えとるとしてもや、COVID株がここまでめちゃめちゃ上がって来とって、しかもそれらはインデックスの中で大きな部分を占めとるから、株式市場全体を押し上げて来とって、そして今度はCOVID株下落によって押し下げがあるんやろうか?

 

 

 

 

わいらは今、ハイグロースのCOVID株から、インダストリアル株とか金融株とか旅行株とかレジャー株とかリテール株とかのリカバリー株への転換を目にして三日目になる。リカバリー株は今までのCOVID時代には明らかな敗者だった者たちや。やけど今は火を噴いとるんや。もしかしたらこれらの株は谷から脱することができるのかもしれん。とにかく問題なのは、今のローテーションが一時的なものでまた元に戻ってしまうのか、それともCOVIDモードからリカバリーモードに本格的にスイッチしておるのかどっちかということや。わいらは騙しのローテーションを経てきたやろ。やけどいずれ、谷は脱するんや。それは確実なんや

 

 

 

長い間経済はCOVIDモードやった。Zoomやマコーミックやサイバーセキュリティー銘柄たちや、多くの銘柄が火を噴いてきた。そしてFaceook、Amazon、Apple、Netflix、Google、Microsoftのビッグシックスも、Stay-at-Home銘柄として大きな上がりを見せてきた。ビッグシックスだけでマーケットの20%や。そして今、わいらが谷から脱しようとしとるサインが多く現われてきとる。リカバリーが本物かどうかはまじで試されとる。失業率はまだ10%で高止まりしとるが、15%から下がっとることを考えると正しい方向に向かっとるとも見える。

 

 

そしてたびたび言うとることやが、株式市場は実体経済全体を表すものやないで。株式市場はアメリカ全体がどうなっとるかというものを反映するものではない。わいらは失業率をトレードしとるわけやない。主に大企業をトレードしとるんや。アメリカのCOVID感染者数と死者数は、一時期の危機的な数字からは減り続けておる。ロシアはワクチンができたと発表した。きちんとテストされたものとは言えんと思うが。ロシアのワクチンはどうでもええ。真のワクチンはアメリカで必ずできるからな。

 

 

 

もし半年後に経済のリカバリーが成っとるとすれば、リカバリー株を買うのは今やで。全部がクリアになるまで待っとっては株を買うのは遅すぎる。そしてわいが今信じているのは、今まさに谷から脱しようとしているということや。インダストリアル株や銀行株がアメリカをけん引する未来は近いかもしれん。やけど今COVID株をぶん投げるのは違うけどな。今からリカバリーを示す12個のことを言っていくで。

 

 

第一に、ゴールドの価格が急落しておるということや。ゴールドが上がり続ける状況やとわいらは金融アルマゲドンの可能性を考えんとあかんのやが、下がっておるんや。もしかしたらわいらは大丈夫かもしれん。

 

第二に、実質金利が上昇しとる。これは経済の強さを示す、もしくは政府がお金を借りること、例えば景気刺激策を通すようなことを示す教科書的な動きや。どっちにしてもええニュースや。

 

 

第三に、石油価格が$40前半や。この価格やと石油会社は生き残れるで。強い石油需要を示すものや。

 

 

第四に、旅行需要が増えとるで。驚くべきことや。クルーズ会社はひどい決算を出したばかりや。やけど株価は上がっとる。来年の予約が好調やからや。もしワクチンができようものなら、皆はどんどん旅行に行きまくるやろう。

 

第五に、コマーシャルな家賃支払いが上がって来とる。多くのモールで家賃支払いが戻って来とるんや。フルに回復しとると言っとるわけではないが、一時期に比べたら回復著しいんや。

 

第六に、車会社が回復してきておる。PPGなんかは高級車の塗装が予想よりええことを発表しとる。車業界がええということは、Dupontがええということや。

 

 

 

第七に、ボーイングが失望の決算を発表したが、株価は結局上がっとる。こういうことが、谷から脱しようとするときに起こるもんなんや。

 

 

第八に、Honeywellがダウングレードを受けたにもかかわらず、株価が上がっとる。3Mにもネガティブな報道があったが、にもかかわらず株価が上がっとる。

 

第九に、キャタピラーが上がっとる。前の決算はまじでひどいものやった。わいはこの株を買う理由が一つも見つけられん。やけど、株価は上がっとるんや。

 

第十に、銀行が生きかえっとる。バッドローンは予想よりは早く何とかなるかもしれん。

 

 

第十一に、アパレルの先導者たるナイキや。ナイキの上がりはこの業界の回復を示唆しとるで。

 

最後の第十二に、荷物の輸送や。UPSとFedexに関しては昨日のMad Moneyでも言うた通りや。輸送株が嘘をつくことは珍しいから、大事なサインなんや。

 

 

さあここで大事な質問や。リカバリー株が回復したとして、COVID株が下がったら、リカバリー株だけで市場全体をけん引できるんか?今まで市場がこんなに好調なのは、もはや大きな部分を占めるCOVID株が隆盛を誇ってきたからや。もしかしたら市場は垂れるかもしれんで。でもテク株も持ち直すかもしれん。どっちにしろ、答えは昨日と同じや。バーベルで行くんや。やけどわいは今は、COVID株をもしかたら一部は売り払う時が来たかもしれんと思うとるで。Cramer COVID-19 Indexの構成銘柄に対して、欲張らん方がええかもしれん。利益が出とったら一部のCOVID株を売ってリカバリー株に振り分けるんや。これからCOVIDがますます影が薄くなるにつれて、そういう動きがより大事になってくるかもしれんで。

 

 

リカバリー株か。。。

 

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