こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーがMad Moneyで、現金を持つことの大切さについて語っています。
今日のような日はキャッシュを持っとけばええと思う日なんや。現金を持っとったら今日はええ感じで相場を見られたやろう。もし現金を持ってなかったら今日の下がりは悪夢や。そもそも9月は株式市場にとって良くない月なんや。今はキャッシュはキングや。
わいはここのところ数週間、利益が乗っとるなら利確をするように薦めてきたで。わいのファンドはテクノロジー株については、全てを部分的に売ったんや。めちゃめちゃええ株も売ったんやで（ここでリンゴを取り出して見せている）。このリンゴ（アップル）に関しては15年間ではじめて売ったんや。なぜなら、ブルはお金儲けができる、ベアーはお金儲けができる、やけど欲豚は死あるのみやからや。わいはわいのファンドがもっとる銘柄を一つ一つ注意深く見て、儲けがめちゃめちゃ積み重なっとるのを見て、わいの心が欲にまみれておることに改めて気づいたんや。そしてやはり規律が大事やと思ったんや。
わかっとるわかっとる。バイ・アンド・ホールドやろ。皆がお題目のように唱えて好きなやつや。ちょこちょこ売り買いするな。長期目線で考えろ。株は上にしか行かんというやつまでおる。それらはある意味では本当で大切や。やけどそのコンセプトも、このコンセプトには、株式市場においては勝つことはできん。この言葉をメモして覚えてほしい。Discipline trumps conviction. 規律は確信に勝る、や。確信を持つことは株の売買にめちゃめちゃ大事やが、それでも規律を持つことには勝てんのや。あなたがどんなにその株のことを愛していても、利益が積み重なったら利確せんとあかんのや。やからわいのファンドも泣く泣くテクノロジー株を売ったんや。ActionAlertPlusの会員になればその様子を見れるで。
わいがそれらのテクノロジー銘柄を売った時、わいはわいのトマトガーデンに文字通り隠れるように身を潜めたんや。それほどひどい気分やったんや。もう恐ろしい気分や。心が痛いんや。やけどこれが規律というものなんや。そして規律がしばしばあなたを救うんや。そうや、確信はあなたに儲けをもたらすが、規律はあなたのお金を守るんや。
今週の火曜日までの下げはハードなものやった。3日で10%の下げや。そしてわいはバウンスを予想して、その通り水曜日は上がったやろ。やけど上がるかもしれんがそこで売れと言うたやろ。わいらのファンドの現金比率は今15%や。めちゃ高いんや。なんでこんなに現金比率を高めとるか。
まずはここまで株が信じられんぐらい絶好調で上がってきたことや。同時に今9月やということや。わいは9月は嫌いや。歴史的に最もタフな月や。セルインメイとか言われとるが5月でも6月でもないで。9月が最悪なんや。
第二に、ここから上に賭けるということはリスクリワードが良くないんや。昨日のカーリーガーナーのチャート解析を見たか？株式市場はリスクリワード比を賭けるものと言ってもええ。それが悪い時になんで株を買いっぱなしにするんや？
第三に、ワシントンにおけるフラストレーションがたまりまくっとることや。異常事態や。景気刺激策の合意が見えん。もしあなたがパンデミックで大打撃を受けとる業界で働いてなかったら身に染みてないかもしれんが、レストランやジムは、25%のキャパでしか開けんようになっとる。これはほとんどのカフェやバーにとっては死刑宣告や。わいがオーナーのBrooklynにあるメキシカンのBar San Miguelは、ずっと閉じたままや。誤解無きように言っとくが、わいらは今なお、ソーシャルディスタンスが必要や。わいはミスターマスクや。やけど政府からの助けがいるんや。25%のキャパで開けたら赤字や。もし客を半分入れれるんならゲームになるかもしれん。やけど25%やと慈善事業のようなもんや。わいらは労働が好きや。やけど厳しいビジネスをやっとる人に慈善事業を迫るんか？スモールビジネスへの助けが今すぐ必要や。ワシントンの動きが無いのは悲劇的や。
第四に、株価が10%落ちたと言っても、株価が割安水準に落ちたわけではないで。鼻血が出るレベルで高い銘柄がわんさかある。そこにきてこの大統領選挙や。片方は株式ゲインに対する税金を上げようとしとって、もう片方は中国との本格的衝突や。
最後に、リアルに下げとるものがある。石油は10%落ちた。銀行も再びひどく落ちとる。ところで今日CitiのCEOのMichael Corbatが来年の2月で引退することがわかった。Jane Fraserが新しい女性CEOや。CorbatはめちゃめちゃCitiを、そしてその株主を儲けさせてきたで。
これらの出来事がわいに現金比率を上げさせるんや。現金を持つことは、正しいマインドセットを持つことを助けるんや。落ち着いて、その株が割安になっておるか、冷静に見極める余裕を与えるんや。もし全然売らんかったら今日のような日は気が気じゃないで。割安株を探すどころやなくなるやろ。現金はその意味で素晴らしい資産や。あなたに安全と自由を与えるんや。ダブルヘッダーの試合で絶好球を待てるようなもんや。見極めて打てばええんや。
わいは今の現金を焦って使うつもりはないで。そうや、ブルバックで買いたい銘柄はたくさんなる。やけど買う前にやっぱりプルバックを待たんとあかんのや。現金を多く持ってなかったら、プルバックの際に何かを安値で売らんと、何かを買えんのやで。今日のような下落の日、もし自分の現金比率が高かったらどんな気分になるか想像するんや。もしまたバウンスの機会があれば、まだの人はキャッシュポジションを高めるんや。この先今日みたいな日がいっぱいあると思っとくんやで。
クレイマーのファンド的には15%で現金比率高いんですね。
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