こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの10/1のMad Moneyはどうだったでしょうか。
皆が皆、追加の景気刺激策がまとまるかどうか注目しとる。ムニューシン米財務長官とペロシ下院議長の交渉を見守っとるんや。民主党は3兆ドルから2.2兆ドルに下げとって、共和党は1.3兆ドルから1.6兆ドルに上げとるんやが、まだまだまとまっとらん。はたしてスモールビジネスが、彼らが必要としている助けを得られるのか。やけど、そんな最中、株式市場はそんなこと関係ないと言うとるかのようや。今日はダウは0.13%上がって、SP500は0.53%上がって、ナスダックに至っては1.42%も上がったんや。
一方でアメリカ中で大きなレイオフの嵐や。ディズニーやろ、ゴールドマンサックスやろ、航空会社もや。人々が仕事を失い続けとるんや。自分に非がないのにやで。議会は絶対に協力して支援をしていほしいと思うで。それが正しいことのはずやろ。幅広い産業が支援を必要としとる。中小企業はクラッシュしたままや。
やけどや、マーケットは景気後退なんかないかのような動きや。連続的なブームが、特定の産業を中心におこっとる。そのブームが何をやっとるかというと、経済のもっとも脆い部分を吹き飛ばしとるんや。わいは、メインストリート、すなわち実体経済はL字回復やと思うで。一方でウォールストリート、すなわち株式市場はV字回復や。
わいらはディフェンシブ株の決算発表をいろいろ聞いとるやろ。それらの株は、株主に大きな利益を与えとるわけやないんや。業績がええのに伸びないどころか、売られるディフェンシブ株まである始末や。Pepsicoの例を見てみようやないか。今朝の決算発表は本当に素晴らしかったで。わいはワオと思ったんや。売り上げなんか5.3%も伸びたんやで。やけど寄り付き直後何が起こったか?まさかの、株価が下がったんや。その後持ち直してプラスで終わったものの、上がり具合は少なかったんや。
それでもPEPはまだええほうや。ConagraもSTZも、発表された決算は良かったのに、Conaguraはさして動かず、STZはめちゃ売られたんや。これらの会社のビジネスがどれほど強いか、決算が表しとる。やけど株式市場は意に介さないんや。もし景気後退期やったら、PEPはこの決算発表でめちゃめちゃ上がっとったはずや。ConaguraもSTZもや。先日のマコーミックも、素晴らしい決算発表の後でも株価は冴えなかったやろ。
ActionAlertPlusの会員やったら知っとると思うが、わいのファンドは今日、Colgateを売ったんや。景気後退プレイすぎたからや。マーケットは今こういう銘柄に厳しいんや。めちゃめちゃええ会社が一月で4%も下がっとるんやで。株式市場は、景気後退銘柄、リセッションプルーフ銘柄は、ウォールストリートのファッションショーでは時代遅れやと声高に叫んどるんや。
じゃあ今なにがいけとるんや?その一つとしてリテールを挙げるで。今日はMacy'sがひたひたと上がったで。あとはKohl'sや。あのKohl'sやで。人々が外出してショッピングを楽しむという未来が先取りされとるかのようや。Under ArmourもGAPもや。Foot Lockerもやし、あのNordstromもや。もちろんリテール株の動きの一部は、BBBYの爆発によるものや。Mark Trittonのターンアラウンドストーリーは素晴らしくて、今日はショートスクイーズが起きたで。ショートセラーにとってはまじで悪夢の日や。ちなみにわいは、上昇はまだ終わってないと思うで。でもBBBYの絶好調さがリテールが好調の理由の全部やないんや。やはり、リカバリーが織り込まれて来とるんや。皆今にもモールに押し寄せて買い物するかのようや。皆ウイルスを恐れんのか?わいらは退屈なのは確かや。
あとはやっぱりテクノロジー株が躍進したな。リモートワーク株や。リテール株と矛盾はせんのや。例えモールで買い物するにしても、やっぱり今は過度に不必要なリスクを皆おかしたくないんや。仕事は家でしたいんや。リモートワーク銘柄が火を噴いて、eコマース銘柄も火を噴いたで。あと取り上げときたいのは、Penn National GamingとかDraftkingsや。オンラインベッティングの世界は絶好調や。
わいはなんで、こんなに多くの共和党議員が追加の景気刺激策を渋っているのか、巨大な景気刺激策に反対しているのか、わかる気がするで。株式市場は、経済は正しい方向に向かっていると示唆しているかのようやからや。JNJは下がったけどDRIは4%も上がった。SWKSも4.5%上がった。スモールビジネスを助けとるetsyとかTwillioはめちゃ高や。Twillioはガイダンスを引き上げたこともあってのことや。明らかにマーケットは経済のスローダウンを心配してないで。
ビッグビジネスは絶好調でスモールビジネスは虫の息や。わいのメキシカン・バーも含めて、スモールビジネスは上場してないんや。株式市場に存在感は皆無なんや。株式市場に関する限りは、わいらには不愉快な景気刺激策は必要ないんや。あなたのポートフォリオにとっても景気刺激策は必要ないんや。やけどアメリカにとっては必ずしもそうではない。多くのスモールビジネス、そしてそこで働いている労働者は、職を失うのに値しないんや。やけど、値しないからといって、職を失わんということにはならんのが、今の不幸な状況なんや。
景気刺激策、いつまとまるでしょうか。。
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