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【ジム・クレイマー】この電気トラック銘柄は注目やが、まだまだ高すぎるで!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの10/15のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

 

今年の夏にかけて、SPACが大きな話題になったよな。特別買収目的会社、Special Purpose Acquisition Companiesの略や。その会社自体は特定の事業を持たず、主に未公開会社や事業を買収することを目的としたカラ会社の投資ビークルや。IPO によって投資資金を株式市場から調達して、それを使って未上場の会社と合併するんや。このSPACを利用した仕組みは、今大注目をあびとる電気自動車関連の会社でも多く見受けられるで。そしてこれがエレクトリック・ハイプ・トレインを作るんや。この誇大宣伝列車にうかつにも乗ってしまったら最後、ほとんどの場合はあなたは目的地にたどりつかないんや。とにかく誇大宣伝が過ぎるんや。やからわいは前から、6月にSSPACを通して上場したニコラとか、Tesla以外のEV関連銘柄には警鐘を鳴らしてたやろ。SPACは一時期持ち上げられて、そして株価がクラッシュすることが多い。ニコラの場合も結局そうやった。坂道を動力なしでくだっとる映像を走っとるかのように見せてたのは記憶に新しいやろ。

 

 

 

でもEV-SPACはどんどん来とるで。例えばSPACのSpartan Energy AcquisitionとFiskerが合併するで。Fiskerはteslaに匹敵する電気自動車のセダンをつくると以前から言っとる会社や。あとはSPACのDiamondPeak HoldingsとEVトラック会社のLoadstown Motorsの例もあるで。SPACのKensington Capital AcquisitionはEVバッテリーメーカーのQuantumScapeを手に入れるで。その他にもいろいろあるで。誰かはやくEV SPACのETFをつくるんや(冗談)。

 

 

 

 

やけどこれらの多くは馬鹿げとる。特に本気で電気自動車の未来を信じとる人にとっては。わいがテスラのファンなのは知っとるやろう。やけどわいが長い間テスラに懐疑的やったのも知っとるやろう。わいがbullishになったのは一年ほど前からだけや。そっからの上がりはすごいやろ。化石燃料には未来が無いで。やけどだからといって、EV関連やったら猫も杓子もええというわけでは決してないで。特にアーリー・ステージの会社に投資する場合は、注意深く吟味せんとあかんで。

 

 

わいは多くのEV-SPACに懐疑的やが、やけど注目が集まとって人々の関心が高い以上は、モニターし続けるで。実際Fiskerはええかもしれん。ニコラからは離れるんやで。さて、数週間前、SPACのTortoise Acquisition CorpがHyliionを獲得したで。トータスと言ってもわいが飼っとった亀やないで。わいの亀は大きくなりすぎて、しかも120歳まで生きるやろうからと言うことで動物園に送ったんやが。亀やなくて、トータス・アクイジション・コープや。それがHyliionと一緒になって、新たに生まれたハイリオン・ホールディングスは10/2からニューヨーク証券取引所で取引が開始されとるんや。HyliionのティッカーシンボルはHYLNや。

 

 

ハイリオンのええところは、実際この会社はもう既に売れるものがあるんや。製品があって、売れとるんや。ミラクルやろ。ハイリオンは自社で電気自動車を作るんやないんや。大型トラック用の電動およびハイブリッドのパワートレインを開発しとるんや。今あるトラックを、このパワートレインをインストールしたら、電動に変えれるんやで。新しい電動トラックを買わんでええんや。電動パワートレインはHypertruck ERXという名前や。このパワートレインには巨大なバッテリーパックは必要ないんや。その代わりに水素燃料電池もしくは、途中で再充電できる天然ガス駆動の発電機を使っとるんや。このハイブリッド具合がわいは好きなんや。なぜならばもう既にある圧縮天然ガスのインフラを使えるからや。もしかしたらこのことは、最も大きなこの会社のうりかもしれん。彼ら独自のバッテリーテクノロジーも持っとって、それもプラスや。燃料のチャージタイムはたったの10分や。そして一回のチャージでの走行距離も、例えばニコラとかよりも長いんや。馬力も抜群や。そして電動やから環境に優しいんや。

 

 

 

 

 

ただしや、この会社は真に革新的なことをやっとるわけではないで。天然ガスで走るトラックはもう既にあるわけやから。やけどそれらの、ディーゼルエンジンベースと違って、電動ベースなんや。しかしこの、パワートレインに注力するという戦略は賢いものやと思うで。もう既に多くのトラックが多くの容量を誇りながら活躍しとるんや。それを電動に変えれるんや。真新しい、まったく別の高価なトラックを買わんでええんや。既存のトラックのバージョンアップでいけるんや。将来的にはどんどん水素燃料電池の方にシフトしていきたいという方向性をこの会社は持っとるんやが、まだまだその計画は初期段階や。そしてやっぱり圧縮天然ガスのインフラがもう既にあるのは大きいで。水素燃焼電池のステーションがアメリカ中にできるのには、あとどれだけかかるんや?

 

 

 

2022年にはハイブリッドパワートレインを4100売ることができると見積もられとって、売り上げ見積もりは3億4400万ドルや。インプレッシブやで。2021年の売り上げが800万ドルと見積もられとることを考えると、すごい伸びの可能性があるで。わいにはこの見積もりは楽観的かなとも思うんやが、やけどこの数字に近かったらかなりのポジティブや。

 

 

 

 

ハイリオンのCEOはトーマス・ヒーリーや。素晴らしいエンジニアや。まだ28歳なんやで。他のEV関連の会社と比べて、この会社はめちゃめちゃ現実に則しとると思うで。まあでもこれは電気自動車やないという声もあるな。天然ガスを利用したパワートレインなだけやと。やけどそんな声はわいは気にせん。これはビジネスや。ビジネスプランやないで。やけど株価はまだまだ高いんや。他のSPACと同じように、一回株価は吹き上がって、だだ下がりや。株価は下がって来とるが、ボトムをつけるまでにはまだまだ下がると思うで。買いたくてももっと下落するまで我慢するんやで。$20切ったら考えてみたらどうや。

 

 

ストーリーはいいですね。

 

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