こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの10/19のMad Moneyはどうだったでしょうか。
今日はアグリーな日になったな。ダウは-1.44%、SP500は-1.63%、ナスダックも-1.65%やった。ところで決算シーズンがはじまっとるけど、決算発表があんまり関係ない銘柄あったらどうする?マーケットの全体の上がり下がりにあまり左右されんような銘柄があったらどうする?わいはかつてはそんなこと考えられんと思っとったで。この今のクレイジーなマーケットでさえ、決算は重要やろ?違うか?
現実は銘柄によるということや。大部分の会社にとっては決算は重要や。めちゃめちゃ重要や。当たり前や。やけど決算があんまり意味をなしてないように思われる銘柄も存在するんや。その決算鈍感銘柄を7個上げるで。そしてそれをわいは、Magnificent Sevenと呼びたいんや。七人の侍銘柄や。これらの銘柄は、決算に鈍感というか、これらの株の買い手や投資家は、これらの会社がどれぐらいよくやっておるのかあんまり気にしてないように見えるということや。どっちにしろこれらの銘柄を買いたいと思っとる人が多いと見受けられる銘柄や。まるでホームゲームでの試合のように、無条件で応援してもらえとるような銘柄や。そうや、わいはイーグルスが輝いてようが、負けが込んでようが応援するで。最近はしかしひどい戦績なんやが。
この七人の侍銘柄は、銘柄自身が情報と切り離されとると感じるぐらいパワフルで、いろんなバリュエーションのテクニックを持っても測れない値動きなんや。それでどうなるかというと、毎日が買い場になるんや。上がった日は買い場。下がった日も買い場や。失望の決算で売られたときは、それこそ絶好の買い場や。あまり先入観を植え付けたくはないんやが、これらの七人の侍銘柄は若い投資家からも人気なんや。若い投資家はそれぞれ理想や考えがあって、それに沿った銘柄を買って、そして買うのをやめんのや。伝統的な投資家がバリュエーションに基づいてころころ態度を変えるのとは対照的なんや。さあ、この七人の侍銘柄を一つずつ見ていこうやないか。
まずはNetflixや。わいは今日、ニューヨークにおける悲観的な映画館の状況の記事を読んだで。ニューヨーク市でなければ映画は解禁されていくが、一つのショーに50人がマックスや。わいはあくびをしたで。誰がそんな状況をもはや気にする?誰がリスクをとって映画館に行こうと思う?なんで家でネットフリックスを見んのや?見るやろう?この銘柄のすごいところはその普遍性や。地球上の誰もがもう映画館に行かないんや。やからこの会社がどのような決算を発表しようが、投資をしたい人は湧き出てくるんや。もし株価が下に行ったら、ええ買い場や。明日この会社の決算発表があるやろ。もしその後株価が下がるとするやろ。そしたら歴史はなんと言うとるかというと、どちらにしろ買いやと言うとるんや。決算の数字如何に関わらずええ買い場やと言うとるんや。
次はPelotonや。もうカルト的な人気や。絶滅危惧種になっとるジムに行く代わりに、家で運動するんや。バイクやルームランナーにスクリーンがついとるんや。パンデミックが起こったとたんこうなることが予想されてたと、どれだけ多くの人がわいに自慢してきたことか。このPelotonの上がりは自明やったんやと。当然の帰結やと。やけど、Pelotonのソフトウェアがエコシステムを作っとって、生産が間に合わずにバックオーダーが積み上がっとって、新しい製品も魅力的なのは紛れもない事実や。ペロトンはパンデミックの最中のエクササイズで圧倒的なんや。
三番目はPayPalや。ミレニアル世代がPaypalで買い物をし始めとるんや。わいの時代の若者にはせいぜいMacy'sのクレジットカードしかなかったのに。ミレニアルはもうカードをもたんかったりするんや。彼らはPaypalが好きでVenmoが好きや。お金を絵文字付きでやりとりするんや。PayPalのエトスは、CEOのDaniel Schulmanが広げたもので、お金の民主化ということや。まじで素晴らしい独自のエコシステムや。金融の世界を変えたんや。そして奇妙なことに、Paypalが好きな若い投資家に、ぞくぞくと、銀行株を持ちたいけどクレジットリスクを毛嫌いする機関投資家も追随しとるんや。この会社はガイダンスを下げたりということは結構多くやってきたんやが、もはや皆気にしてないんや。銀行がだめな今、どちらにせよ買われる銘柄なんや。
四番目はRokuや。Rokuへの熱狂は理由を超えておる。そもそもの根底にあるのは、若者は、テレビで見るものは何もないと思っとるということや。スポーツ以外は見る価値があるものがないと思っとるんや。もしかしたらスポーツももはや危ないかもしれん。そのくせめちゃめちゃコマーシャルが入りまくるやろ。90秒もCMに耐えるのはもはや厳しいんや。コード・カッティングなんや。そしてRokuが状況を変えたんや。実はわいは、娘の一人が実際に家のテレビをRokuのシステムにするまで、Rokuのすごさがわかってなかったんや。それで実はわいはケーブルテレビに戻したんやが、娘がまだRokuに変えたんや。このように若い世代への訴求力は強いで。もう誰も、興味がない500以上のチャンネルが見れることにエキサイトせんのや。
五番目はSqureや。ここに奇妙さがある。わいはこの株を、この高値で、あまりスペシャルやと思わんのや。やけど”この高値で”というのが投資家に通じないところが、七人の侍銘柄たるゆえんや。この会社は中小企業のために頑張っとる。EtsyとかShopilyはまじの決算の数字が必要で、決算の結果が悪ければ株価は大きく落ちるやろう。やが、Squreは、わいには決算の結果はあまり意味をなしてないように見えるで。投資家はSqureの生み出すシステムや製品をより重視しとるように思える。COVIDによる中小企業の苦境はこの会社にとって痛手のはずや。わいはそう思っとったんやが、この上がりや。なぜならば銀行がいけてないからや。Wells Fargoとかの代わりになっとるわけや。その流れが強いんや。
六番目はTeslaや。わいはこの銘柄がどこまで上に行くのか予想ができんで。4000億ドルというバリュエーションはクレイジーに思えるが、3000億ドルでも2000億ドルでも結局そうなんや。投資家は、イーロンマスクはまだまだ会社を大きく成長させるやろうと信じとる。やけどなんで皆がそう信じれるのか、わいには疑問や。やけど皆信じとって、疑ってないように見える。そしてわいはその人々に、一年前に加わって、モンスターゲインがあったで。最も信じがたいところは、これだけショートセラーがいて、競合もぞくぞくと現れとる中で、ホルダーは、テスラが作る電気自動車が世界一で、抜かれることは無いと強く信じとるということや。
最後の七番目はZoomや。今のエコノミーやこの会社や。Zoom economyや。この会社はとんでもないグロースや。わいが過去に見たことのないような人気ぶりや。去年に比べて今年のZoom meetingの時間は30倍以上に増えとるんや。そして大事なのは、COVIDの感染者数が増えると常にこの株が買われるんや。誰もZoomのバリュエーションは気にしてないんや。ただZoomを買っとるんや。Zoomは動詞になっとって、もしかしたらパソコン誕生以来のすさまじい現象を目にしとるのかもしれん。今いかにこの世がパソコンやスマホでつながっとるかを考えると、そのすさまじさは続いていくで。
何事も永遠には続かんで。この七人の侍銘柄も銘柄やない。いつかこれらに向けられとる熱狂や愛が終わるかもしれん。やけど少なくとも今は、これらに関しては、決算が悪くて株価が下がったら買いなんや。
どれもおなじみの銘柄ですね。
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