こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの10/29のMad Moneyはどうだったでしょうか。
さあ、今日はマーケットがリバウンドした日になったで。ダウは+0.52%、SP500は+1.19%、そしてナスダックは+1.64%や。そして引け後に、メガテックの決算発表が続々とあったで。GAFAや。個別の決算を見てみる前に、とりあえずこの問いを考えてみようやないか。
ひょっとしてGAFAにつぎこまれている何兆ドルもの投資資金、これがすっかり間違っとるなんてことはあるやろうか？これは今わいらが考えなければいけない問題や。なぜなら、スマートなファンドマネージャーの多くから、GAFAは高すぎる、それも馬鹿げているぐらい高すぎるという声をよく聞くようになったからや。株価が上がりすぎて危険区域やと。デンジャラスゾーンやと。GAFAのどれをとっても一兆ドル以上の価値なんて無いんやと。アップルなんか二兆ドルやで。怖い怖いと。そういう声を毎日聞くんや。冗談で言ってるんやないで。文字通り毎日そういう意見を聞くんや。同じ懸念はNetflixとMicrosoftにも言われとるんや。
その懸念は正しいやろうか？わいは正しくないと思うで。これ以上ないほど間違っとると言えるほどや。トラディショナルなバリュエーション手法では高すぎると思われる銘柄が今はそこら中にごろごろしとる。やけどその中にGAFAは入ってないで。Netflixがややアウトライヤーで高いかもしれんが。今は2020年や。2000年のドットコムバブルの時やないで。アマゾンとNetflix以外に関しては、売り上げが基準になっとるんやなくて、ちゃんと収益が基準になっとるんや。セールスが基準やないで。アーニングが基準なんや。確かにPERは高いかもしれんが、やけど鼻血が出るレベルやないで。ノーズブリードレベルやないんや。
アップルとマイクロソフトとグーグルとフェイスブックはだいたい今年の収益見積もりの35倍や。確かに株価は伸びとる。アップルは以前15倍やったこととか考えると、確かに高くはなっとる。やけどそれには理由があるんや。素晴らしい収益構造がどんどん伸びて来とるんや。特にサービス分野や。収益の35倍が高いとわめく前に、これらの会社が地球上でベストのビジネスをやっとることをよく考えんとあかん。SP500の会社の平均が25倍や。35倍の価値が本当にこれらの素晴らしい会社にないんか？確かに平均よりはプレミアムがついとるが、これらの会社が平均程度やとでも言うんか？このプレミアムに値しないとでも？これらの会社は世界を牛耳っとるんやで。わいは平均やとは思わん。平均よりももっともっと高値でしかるべきや。
ちょっとネットフリックスのことは置いとこう、今日決算があったわけやないから。ネットフリックスを置いとくと、アマゾンだけが、アウトライヤーで高くて、収益の100倍で取引されとる。なぜならAmazonの成長は他のメガテックよりもずっと早いからや。そして、メガテックの兆ドル規模のバリュエーションは馬鹿げて見えるかもしれんが、アマゾンを除くと、伝統的なバリュエーションでも十分理にかなうものや。アマゾンも、売り上げで考えると、たった4倍で取引されとるんやで。他のクレイジーなクラウド銘柄と比較したらどうや？Snowflakeはわいは大好きやで。エキサイティングなデータアナリティクスの会社やが、そして成長を信じとるが、売り上げの130倍で取引されとるんやで。収益やないで。売り上げやで。ズームに関しては、売り上げの58倍やで。くどいようやが、売り上げやで。収益やないで。もしGAFAが高いというんやったら、まずこれらをやり玉にあげんとあかんやろう。Zoomの成長は早いからこれだけ高値がついとるのは承知や。やけどわいが言いたいのは、GAFAの何と常識的なバリュエーションかということや。
GAFAは政府に目をつけられて、独禁法がらみで分割せなあかんと言う論調が立ち上がっとるやろ。それは逆を言えば政府がおそれるほどのパワーを持っとるということで、むしろ株を買いたくなる理由なんや。これらの会社はめちゃめちゃ大量のお金を生み出しとる。まるで銀行のようや。銀行と違ってますます繫栄していくんや。ちなみにピンタレストが決算が良くて今日26%も上がったよな。そのカンファレンスコールで彼らは、広告が彼らのプラットフォームに殺到しとる。彼らのプラットフォームはよりジェントルで親切でボイコットされるようなソーシャルメディアとは違うからだと。この言葉はFacebookに対する当てつけやと思うが、Facebookの決算の詳細を見てみたが、別にどこも問題があるようには見えんかったで。ボイコットなんか全然影響してないんや。
GAFAをくさしたい人は色んなことをいうが、25年前、5大会社と言えば、GEとAT&TとExonとコカ・コーラとメルクや。そのころを比べると全て冴えなくなったで。GEとAT&Tは多すぎる借金で苦しんだ。エクソンは石油のクラッシュで苦しんだ。コカ・コーラは健闘しとるが、かつてのような素晴らしい成長は無い。メルクは未だ重要な会社やが、ベストな製薬会社であるというエッジは失ってしもうた。同じような凋落が今のメガテックにも起こるんやろうか？そうかもしれん。やけど近い将来というわけでは決してないで。どの会社も借金を抱えすぎてない。どの会社もベストのエンジニアを揃えて最前線を競っとる。どの会社も資源にたよる会社ではない。まあやけど、安心しきってずっとこの銘柄を持てるわけやない。大事なのはなんや？決算やろ？ということで、今回のGAFAの決算を足早に見ていこうやないか。
Googleの決算には目を見張ったで。彼らは普通じゃなかったで。素晴らしい予想のビートやった。広告も予想されとるより好調やったしYouTubeもグーグルクラウドもどんどん伸びとる。この会社はいつも冴えない決算を出しとるんやが、今回は全然違ったで。今日からは何と言うか、生まれ変わった新しいグーグルや。
アマゾンに関しても素晴らしかったで。売り上げもEPSも大きくビートや。ガイダンスも強かったんやが、オペレーティングコストが嵩むことがちょっと嫌気されとるが、多くの従業員を抱えとる企業がCOVID対策でお金を使わんとでも言うんか？
Facebookも大きなビートや。22%の売り上げの伸びや。広告ビジネスが火を噴いとる。わいはスモールビジネスのためのインスタグラムショップスが大好きや。
さあ、最後にアップルや。アップルはアフターアワーで株が売られとる。売り上げもEPSもビートしたにも関わらずや。iPhoneのセールスが弱かった。やけど覚えとかんとあかんで。今回の結果はこの前の四半期や。ここからiPhone12が続々と登場しとるや。4つの違うモデルがや。5Gやで。Tim Cookは楽観的や。サービス事業は火を噴いとる。雑草のように伸びとる。わいはこの下落は買いの好機やと思うで。この会社は新しいiPhoneを出してなかったにも関わらず、今回も堅実にきちんと予想を上回ったんやで。ちなみにアップルはガイダンスを出さんかったが、COVIDのせいや。疫学の学者でもどうなるかわからんからどうしようもないやないか。
結論や。今回のメガテックの決算を聞いて、GAFAの株価が馬鹿げてるぐらい高いというよく聞く意見は、それこそ馬鹿げてるということがわかったで。これらの会社は一分一秒、こうしとる間にもお金を大量に稼いどるんや。
GAFA、堅実ですね。
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