こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの11/5のMad Moneyはどうだったでしょうか。
COVIDの新規感染者数の数字がどんどん伸びておる。今日なんかは記録を作った。一日で12万人以上の新規感染者がアメリカで発生しとる。一日でやで。もう何回も言うてきたことやが、パンデミックはアウト・オブ・コントロールや。やけど、わいらはCOVIDの検査で素晴らしいプログレスを見せとる。The COVID Tracking Projectによると、今では一日で100万回以上のテストがアメリカで行われとるんや。昨日なんかは125万回以上や。これはすごい数字や。やけど、まだまだ増え続けとる感染者数を考えると、もっともっとテストが必要や。
テストを多く行うことはアウトブレイクの封じ込めの第一段階や。とても重要なんや。やからわいは今回、この多くのテストを可能にしとる素晴らしい会社に焦点を当てたいんや。もう既にわいらは、COVIDのテストがビッグビジネスになることを知っとる。やけどわいは当初は、こんなに大きなビジネスになるとは思っとらんかった。会社側もそうやった。やけど今はまごうことなきビッグビジネスや。それに関わる会社を見ていこうやないか。どの会社を投資対象にできるかを見ていこうやないか。
まずはThermo Fisherや。スターや。先日CEOのMarc Casperが番組に来てくれた時、めちゃめちゃエンカレッジングなことを語ってたで。この会社はもう3月の時点で最も早くCOVIDのテストの認可を受けていた会社の一つや。今この会社は週に2000万キットを作っとる。8月に新しいハイスループットのAmplitudeを導入したで。PCRベースの高度に自動化されたシステムは、一日に8000の検査が可能や。たった四人の技師の操作でええんや。テストの作業や操作がメジャーなボトルネックになっとるから、こういうシステムの有用性は高いで。こういうシステムをフル活用することで来年にはCOVIDフリーのスーパーボールの開催ができるやろう。Thermo Fisherはより安価で簡便なテストとして、プールテストをやっとるで。検体をまず集めて混ぜて検出して、絞り込まれた陽性者だけより詳細なテストに進むという方法や。そしてこの会社の最も重要なポイントは、以前からも言うてきて最も退屈なポイントでもあるんやが、この会社はCOVIDのテストや治療薬やワクチンを開発する会社に、試薬や器具を販売しとる会社やということや。ライフサイエンスに関わるもの、試料をいれる入れ物やガウンや手袋や、そういったものを全部販売しとるんや。先月の決算が良くて、Thermo Fisherのビジネスが絶好調なことは明らかや。売り上げのビートが10億ドル単位なんて、めちゃくちゃ素晴らしいで。フリーキャッシュフローは予想以上やった。ガイダンスも素晴らしかった。Marc Casperのカンファレンスコールでは、COVID関連の売り上げは20億ドルということやった。こんなビートはそうそう見れるものやない。素晴らしいことがおこっとるのは明らかや。ただ唯一の問題は、株価が素晴らしい上がりを既に見せてしまっとることや。今年もう59%も上がっとる。やけど長期で見ると20年間で1652%も上がっとるんや。この間のSP500は145%の上がりや。そういうことを考えると、わいはいつも高値を追うのは嫌なんやが、ここまで上がっとっても、もし下落局面があれば拾っていくのは魅力的に思うで。
二つ目は、Hologicや。決算があったばっかりや。めちゃええ決算やったで。この会社はメディカルイメージングの診断プレイや。もともと婦人科系の病気、乳がんとかの検査が強かったんやが、COVIDのPCR検査の分野に参入して、その分野もこの会社にとって重要になっとる。6月の決算が良くて、ガイダンスもめちゃ良かったことでこの会社の好調さはわかっとったが、その6月時点でのガイダンスも今の業績を考えると控えめやったんや。そして今回の決算のガイダンスも予想より全然上なんや。CEOのStephen Macmillanがカンファレンスコールで言うたのは、この四半期だけで2500万のCOVIDテストを含めた5000万の診断テストをやったんや。COVIDは週に200万や。もはやCOVIDのテスト数は、他のテスト数をあわせたものより多くなって来とるんや。すごいことがおきとるんや。今年45%上がってしもうとるが、やけど来年の見積もり利益のたった12倍や。今ここで拾っていけると思うで。
三つ目は検査の王者のAbbott Laboratoriesや。医療機器のベストの会社が、COVIDの検査のメインプレイヤーになったんや。わいは折に触れてこの会社のことに言及してきた。PCRも、LAMP法を利用するテストも、抗原検査も、いろんなテストを開発してきた。わいがベストヒットやと思うのは8月に発表した、BinaxNowという抗原検査や。たった$5でクレジットカード大の大きさで、結果はスマホのアプリにリンクすることができて、こういうシステムがアメリカのCOVID検査戦略には欠かせないんや。テストを個々でやって、その結果を空港やイベント会場で見せれるというわけや。このシステムの唯一の問題は、政府が全部買い占めてしもうとることや。抗原検査はPCRほど正確なわけではないが、ファーストスクリーニングにもってこいなんや。数週間前にこの会社が決算を発表した時は、前四半期と比べて診断セグメントの伸びは39%やった。トータルで1億のCOVIDテストを売って、14億ドルの売り上げをあげたんや。わいは以前からこの会社を買えと言うとるやろ。わいのファンドも持っとるが、この会社についていこうやないか。
もっと小さい会社はどうや?四つ目はPerkinElmerや。彼らはこの呼び名を嫌うかもしれんが、わいにしてみればこの会社はThermo Fisherのベイビー版や。彼らもCOVIDのテストの分野に参入しとって、彼らいわく、最も感度のいいテストやということや。先月の決算で輝いたで。そして株価は伸び続けて新高値をつけておる。ちょっとプルバックを待った方がええかもしれん。
五つ目はQuidelや。これも比較的小さい会社やが、二つのPCRテストと二つの抗原テストをCOVIDに対してやっとる。Abbottのダイレクトな競争相手やが、今テストが不足しとる状況で、競争は意味をなさないんや。まあやけど、今年この株は275%上がっとって、株価の動きはワイルドや。ちょっとクールダウンを待ってもええかもしれんな。特に最近、NewYorkTimesに、彼らのテストの一つの効果に疑問を呈する記事が出たこともあって、待つのがええかもしれん。
六つ目はFluidigmや。唾液を使ったCOVIDテストに参入しとる。きちんとしたPCRテストよりも特異性が低いが簡便性が魅力や。今年は株価が95%も上がっとる。8月の新高値よりは今は下や。わいにとってはちょっとリスキーなんやが、ちょっと投機的にいきたいと思う人には検討するに値する銘柄やと思うで。
そして最後に、検査と言えばこの二つの会社を忘れんでほしいで。LabCorpとQuest Diagnosticsや。彼らはCOVID検査を含めた膨大な検査を日々こなしとるんや。皆どちらかに行って検査をやるやろう。そういう意味ではこの二つの会社がほとんど牛耳っとるから、文字通り毎日お金を刷っとる状態や。検査場の不足がボトルネックになっとるんやが、裏を返せばこれら二つの株主は報われる状態にあるということや。両者ともにまだ株価は安いと思うで。
バイデン大統領の誕生が現実味を帯びてきて、更にCOVIDの感染者数が増えておる。ということはCOVIDのテスト数はもっともっと増えるということや。わいはCOVIDのテスト銘柄は、まだまだ上がる余地があると思うで。
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