こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの11/9のMad Moneyはどうだったでしょうか。
COVID-19との戦いにこれで勝てるぞ、サイエンスの勝利や。ファイザーとバイオンテックのワクチン候補が、暫定結果やが、治験で90％を超える確率で感染を防いだんや。50%が合格ラインで、60%で御の字やったかもしれんのにやで。90%や。インクレディブルや。わいらはもうすぐワクチンを手にできるんや。12月には需要の高いところでワクチンがうたれはじめるかもしれんし、来年の第一四半期の終わりまでにはわいらもうてるかもしれんのや。２回投与や。このニュースでマーケットは上がったで。ダウは2.95%のプラスや。SP500は1.17%のプラスや。そうや、そうなるべきや。そしてこの上がりはまだ終わってないかもしれんで。ちなみにナスダックは1.53%のマイナスやったんやけどな。COVID銘柄のテクノロジー株で下がったものが多かったからな。
単純にワクチンができそうやから万歳という話ではないで。COVIDの感染者は増え続けておる。アウト・オブ・コントロールや。感染者は1000万人を超えたんや。病院のベッドのキャパが厳しくなっとる州もでてきとる。各州が主導するウイルスとの戦いはうまくいってないんや。あなたはもしかしたら、それがどうした、しょうがないと言うかもしれん。イギリスでもフランスでもイタリアでもうまくいってないやないかと。やけどわいは待てと言いたい。もしわいらがきちんとコンタクト・トレーシングをやって、ソーシャルディスタンシングを保って、マスクをすれば、中国や台湾やシンガポールや韓国のようなアジアの国々のようにうまくウイルスをコントロールして、失業者を大量に出さんでも良かったかもしれないやないか。やけどアメリカではヘルスが政治問題になってしもうたんや。それは驚くべきことや。グーグルとアップルが共同でコンタクトトレーシングのアプリを開発したのに、人々は死んでもそれを使いたがらん。あんなにインスタグラムに私生活の詳細をあげまくっとるのに、情報を渡したくないなどということを言っとる。マスクに関しても状況はハードや。大統領の行動によってマスクをするやつは弱虫だという感じになってしもうて、マスクが全ての週に浸透したとは言えんのや。わいらにはまだまだマスクが必要や。わいらの前にはまだまだ長い冬が待っとる。やけど勝ち目のない消耗戦やないかもしれんという希望がワクチンのニュースで生まれたんや。
ワクチンニュースで株式市場はお祭り騒ぎになったんやが、皆がその祭りに招待されたわけではないで。Carnivalsのようなクルーズ船銘柄や、リテールの不動産投資信託、Wynn Resortsのようなカジノ銘柄や石油株は大きく上がったで。ファイザーのワクチンは今年2500万人分しかなくて、来年は6億5000万人分ということを考えると、お祭り騒ぎは行きすぎかもしれんで。やけど皆、ファイザーのワクチンが90%効いた、この見出しだけで動いとるんや。リテールの不動産投資信託に関しては売るべきやと思うで。成長が心配やからや。そして石油株に関してもわいやったら明日売り払うやろう。石油株にフレンドリーじゃない大統領が誕生するわけやからな。CVXとPXD以外は売りや。旅行やレジャー株はホールドや。2021年の予約が急増するかもしれんで。
銀行株も上がったで。経済は回復するという雰囲気が高まったからや。やから長期金利が上がって、銀行にはええことや。明日以降もアナリストが、銀行はアンダーバリューされとるだのなんだの言ったりして、もしかしたら銀行はまだ上に行くかもしれん。そして上に行ったらそこで売るんや。強いところで売り払うんや。MAとVは売らんで持っとく価値があると思うで。旅行が戻ってきたら絶対に恩恵を受けるからや。AXPもええんやが、一日でめちゃめちゃ上がったで。まじでふざけとる。
航空株や鉄道株はまだまだ上がるかもしれん。ワクチンはわいらが今まで行くことのできんかった旅行を増やすわけやから。来年にワクチンを我々が打つことができれば、これらの株がもっともっと上がるのは当然かもしれん。工業株はこれまで好調やったが、そしてその好調さがどこまで続くのか予想するのは困難やが、中国とのビジネスをしている会社であればホールドする価値はあるで。やからわいは今、BAがええと思うんや。ワクチンを我々が打てるようになって、737Maxが今年末までにアプルーブされれば、わいはされると思っとるが、株価はまだまだどんどん上がる可能性があるで。BAのサプライヤーの株もどんどん上がる可能性があって、わいはそれらの株をAction AlertsPlusの会員に今週の水曜日に薦めようと思っとるんや。何の株か知りたい人は会員になってほしいで。
上がった株の方はええとして、タフな方を見ていこうやないか。COVID銘柄や。Stay-at-Home銘柄や。多くの銘柄がクラッシュしたんや。そしてそれはある意味当然や。パンデミックがおさまったら今期待されとるほどその会社の製品は使われんかもしれないからや。わいらはZMやPTONやCLXやPEをどうしたらええ？わいらはレストラン株を買って、ここまで好調やったデリバリーが得意なファーストフード株を売るべきなんか？COVIDの状況でエッセンシャルなリテールはどうや？テクノロジー株はどうや？
これらで今日大きく売られた株は多いが、わいは明日以降も売られることを考えんとあかんと思うで。なぜならこれらの株の大半はここまでめちゃめちゃ上がってきたからや。やから一部手放すのは手堅い方法やと思うで。やけど全部売るんやないで。まだまだウイルスとの戦いは続いとるんや。そして銘柄や、その銘柄が抱えとるテーマによっては、別に全く売る必要がない銘柄もあると思うで。例えばAAPLや。わいはAAPLは売らんで。バイデン大統領になったら中国との関係性が上向いて、この会社にプラスやしな。例えばROKUもモンスター決算を出したが、コードカッティングはそもそも、COVID関係なく長期でまだまだ進むパワフルなテーマや。TTDもええで。こういう株は弱い時に少しずつ拾えるんや。一方今は、個人衛生分野の株はちょっと厳しいかもしれん。わいはCOVIDで伸びた個人衛生分野の会社はリアル・バリューを提供しとると思うし、わいらの習慣は確実に変わって、それは続いていくものもあると思うで。やけどワクチンのニュースがもっと租借されたらまだまだ下がる可能性があるで。
一番タフなのは何や？アマゾンとかオンラインショッピングの会社と、それを支える配送会社とかもしれんな。AMZNはパンデミックが永久に続くかのような感じで株が好まれてきたんやが、やけどワクチンができても信じられんぐらい素晴らしい会社であり続けるで。UPSとFDXはワクチンを運ぶFreezer Farmsにreadyや。どんどん下がるようならこれらの会社は今週末までに拾っていくのも手やで。
大統領についてよりクリアになって、不確実性が取り除かれたことで、マーケットはますます上がると、そう思っとった。そしたらワクチンのニュースが出て、それによって新しい章が始まったんや。わいは今週の残りの日々、リカバリー株、リオープニング株は上がり続けると予想してて、逆にCOVID銘柄はまだ下がるかもしれんと思っとる。そうなった時には、リカバリー銘柄は上がった時にええ利確の場になるやろうし、COVID銘柄は、ワクチンができてもテーマが消えん銘柄はええ買い場になるやろうと思っとるで。今COVID銘柄はこっぴどく売られとるが、ここ８か月間の生活の変化は人々が思っとるよりもしっかりと根付いとるものがあるんやで。
バイオンテックのワクチン、FDAの承認が出ればいいですね！
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