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【ジム・クレイマー】暴落したビヨンドミートに何が起こっているのか?【Mad Money】

投稿日:2020-11-16 更新日:

 

こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの11/10のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

 

ビヨンドミートに何がおこっとるんや?ここのところの株価の動きは馬鹿げとるで。決算で失望されて今日は-17%も下がったんや。CEOのイーサン・ブラウンに来てもらっとるんやが、その前に昨日のマクドナルドのニュースに触れておこうやないか。マクドナルドがMcPlantという植物肉の製品、バーガーを試していくと発表したんや。その発表で、ビヨンドミートの投資家は不安になったんや。マクドナルドはビヨンドミートに成長の機会を与える存在やと思われてたのに、がちがちの競争相手になったんやないかと思われたんや。マクドナルドはどの会社と組んで植物肉をやるのかはまだ発表していないし、明らかにするのを拒んだんや。しかしビヨンドミートのスポークスマンは、ビヨンドミートとマクドナルドが共同開発した植物肉のパテがMcPlantに部分的には使われることを発表したんや。それで、月曜日ははじめ6%も株価落ちてたんやが、午後にちょっと回復したんや。

 

 

 

 

マクドナルドの話はおいといても、月曜日に発表されたこの会社の決算の数字は悪かったで。EPSも売り上げも大きく予想より下回ったんや。COVID-19の影響がでかいということやが、この数字の未達は息をのむものやった。やから株価は暴落したし、いまだにマクドナルドとの関係性についてはっきりしたことが明らかになっていない。ここのところの株価の動きはタフや。$190を超えとったのが今$125や。今年年初から考えるとまだ65%上がっとる状態なわけやが、どうなんや?ここは買い場なんか?まだまだ多くのディールが噂になっとるし。それともこの会社を今買うのはタフすぎるのか?創業者でCEOのイーサンに聞いてみようやないか。

 

 

ようこそイーサン。そこにPizza Hutのピザを用意したで。Pizza Hutと組んで、プラントベースのソーセージを使ったピザを売るんやろ?

 

 

ありがとうジム。ピザハットの親会社のYum Brandsとは長い間一緒にやってきました。我々の関係性は素晴らしいです。私たちがやろうとしているのは、素晴らしいフェイクミートのピザを届けることで、食べた人はワオと驚くでしょう。ピザはアメリカ人にとって象徴的な食べ物ですから、このプロジェクトにとてもエキサイトしています。私たちはアグレッシブにマーケティングをして、ピザマーケットに確固たる存在感を示す予定です。

 

 

 

 

あなたはタフやし、CFOもタフな人やと思うが、そのCFOが今ビヨンドミートの経済状況が減速しとると発表したよな。わいら投資家は、例えCOVID-19の多大な影響があってもこの会社は連続した成長を実現すると思っとったんやが、なんでこんなに決算が悪かったんや?これはビヨンドミートのビジネスの減速や顧客の熱意や関心の減速やなくて、ひとえに予期できなかったCOVID-19の影響によるものということでええんか?

 

 

そうなんです。今回の決算の悪さは100%COVID-19の影響によるものです。Q2にめちゃめちゃ大量のリテール向け製品が売れたのですが、それがQ3まで残ったこともあります。皆さん決算のミスと言いますが、何に対してのミスかというのが大事だと思います。私たちはフードサービス全体のカムバックを待つ立場にあります。そしてピザハットとの提携が発表できたように、フードサービスがこれから回復していくにつれて、私たちの成長も再度加速するでしょう。私はこの会社の将来にとても楽観的です。やや振り回されたのはCOVID-19の特殊な状況下で、顧客がリテールから買うか、フードサービスから買うか、ここのところのボラティリティーがとても高くなってしまったからです。現に直近の数字はとてもいいものになっていますが、しかしQ4に対しての予想はやっぱり注意深くいかないといけないと思います。なぜならCOVID-19による不確実性や予見不可能性はまだまだ続くからです。しかしリテールをとってみても、私たちの売り上げを少し長い時間軸で見ていただくと、すごく伸びていることがわかると思います。そして顧客のリピート率は52%です。これはとても強い数字なんです。普通の製品はいっても40%ぐらいなんです。購買頻度も伸びています。購入してくれる顧客数も増えています。経済活動が冷えている今ですら、数字の強さは随所に現れているんです。私は今回の株価の動きは、アナリストの古い数字に投資家の人がオーバーリアクトした結果だととらえています。

 

 

やけどアナリストはあなたに数字のビートを期待しているわけで、古い数字と言うのはフェアやないかもしれんな。別にあなたにアナリストが罠をしかけとるわけやないんやから。まあやけどあなたが今言ってくれたことは全部ええことやと思うで。ちなみに皆、あなたとマクドナルドの提携を心待ちにしとるんやが、どうなっとるんや?提携話はないんか?わいはあなたがタイソンやネスレといろいろやろうとしとることを知っとって、成就することを願っとるが、その暁には製品ができて、それはビヨンドミートの名前が入るはずやろ?McPlant?

 

 

私はマクドナルドがやろうとしていることを尊重します。プラントベースのバーガーを売るのは素晴らしいです。マクドナルドは彼らが自分でその植物バーガーを作るという誤解が生まれましたが、そういうわけではありません。私は私たちとマクドナルドの関係性はとても強いものだと信じていますが、こういうことは慎重に発言せざるを得ないんです。私たちはマクドナルドといろいろなことで一緒にやっていますが、マクドナルドがMcPlantのサプライヤーにどの会社を使うのかというのを言うことはできないんです。

 

 

 

マクドナルドはネスレを選ぶかもしれんし、タイソンかもしれんし、ビヨンドミートかもしれんし、全部かもしれん。わいが投資家の人に言いたいのは、マクドナルドの話がどうなろうが、ビヨンドミートの株を持っといてほしいということや。マクドナルドにビヨンドミートの未来が支配されておるわけやないんやから。

 

 

私が見ている状況としては、私たちがやっていること、そのクオリティーとスケール、そしてマクドナルドとの関係性はうまくいっているということです。それしか今は言えません。私たちはKFCともサブウェイともやってきましたし、今はピザハット、中国ではタコベル、これからもどんどん私たちの製品のポートフォリオを広げていきます。

 

 

そうなんやが、あなたの製品がそれらのフードサービスに選ばれるんかという懸念はどうなるんや?恒久的にあなたの製品を使い続ける店は?

 

 

私たちはサプライヤーですから、私たちの仕事は製品を供給することです。強調しておきたいのは、特定のフードサービスとの提携がだめになったから、もしくは一回の四半期の結果がだめだったから、それだけで私たちの会社の将来性が棄損されるとは微塵も考えていません。私たちが今やっていることは常に長期目線での戦いなのです。私たちにコントロールできないことも起こります。しかし私たちの仕事を見続けてください。私たちは中国に工場をオープンしています。EUにもオープンしています。東海岸にもです。

 

わかったで。今日はありがとうな、イーサン。

 

 

とりあえず持ち続けようと思っています!

 

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