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【ジム・クレイマー】他の会社のデジタル化を助ける会社に注目するんや!セールスフォースのスラック買収は好きやで!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの12/3のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

 

デジタル化はもはや将来のことでは全然ないで。まさに今おこっとることや。今はまさにビジネスが生き残れるかどうかが問われとる厳しい時代や。デジタル化して生き残るかそれとも排水溝に吸い込まれて消えるかや。今日はダウは+0.29%、SP500は-0.06%、そしてナスダックは+0.23%やったで。パンデミックでいろいろな変化が生まれ、分野によってはパンデミックによって加速されたで。そして将来への大きな勝者がより見えやすい状況になったともいえるんや。

 

 

 

 

 

将来の勝者のうちのいくつかは、わかりやすく目に留まりやすいものや。あなたが見ることができて、買うことができて、便利さを実感できるものや。わいらは皆スマホをもっとるやろ。今スマホはミニチュアのパソコンや。アップルがどれだけ優れとるが、それを見逃すのは難しいで。iPhoneは皆もっとって、需要は半端ないで。時計やろうがイヤホンやろうが、優れとるものはわかりやすく皆に伝わるで。これが皆のテクノロジーや。やけどわいがビジネスはデジタル化すべきやと言うとるのは、消費者サイドのわかりやすいことを言っとるんやないんや。ガジェットとかそういうことを言っとるんやないんや。

 

 

 

今の時代、デジタル化を担っとる会社というのは、他の会社のオンライン化、デジタル化を助けとる会社や。今の時代、多くの会社にとってデジタル化以外の道は無いんや。なぜなら顧客はデジタルの世界の中におるんやから。もしそういう会社の顧客をフォローしとったら、あなたは、セールスフォースがいかに顧客をクラウドのパワーで助けることで巨大なビジネスを作っとるかがわかるはずや。さあ、そのセールスフォース、270億ドルを出してスラックを買うことを発表したで。株とキャッシュとのコンビネーションで買うんや。この270億ドルはセールスフォース史上最高の買い物や。2018年に65億ドルでMuleSoftを買って去年153億ドルでTableau Softwareを買ったのを超える買い物や。

 

 

 

スラックの買収は多くの批判を受けとって、株価が急落した。やけどわいは率直に言って、批判する人たちはカンファレンスコールを聞いたり読んだりしてないんやないかと思うで。スラックは前の決算は素晴らしかったんや。セールスフォースも素晴らしかったんや。わいはこの買収はええと思うで。素晴らしいコラボレーションが生まれると思うで。スラックはセールスフォースのクラウドにぴったりフィットする。両者ともマイクロソフトを戦わんとあかんわけやから、一緒になることで強力になるわけや。スラックはMicrosoft Teamsと戦わんとあかん。セールスフォースはマイクロソフトのソフトウェア部門と戦わんとあかん。

 

セールスフォースは2000億ドルまで成長してダウ銘柄にも選ばれた優良企業や。マークべ二オフのリーダーシップの賜物や。やけどここまで大きくなったら、速いペースで成長していくのはより大変や。2000億ドルから5000億ドルまでどうやって成長すればええのか、一筋縄ではあかんで。わいは5000億ドルまで成長すると思っとるが、自助努力だけでは厳しいことも確かや。そしてそれはなぜかという理由の一つに、セールスフォースの存在が人々から見えてないことにある。あなたがデータサイエンティストとかセールスをやっているとかでない限り、セールスフォースのソフトウェアに触れることはないやろう。そういう意味でマークべ二オフは、皆に見える、認識されとるプラットフォームを欲したんや。皆に見えて皆が使える。そういうものや。

 

誤解せんでほしいんやが、セールスフォースはそれ自体素晴らしいシステムをもっとる。わいのStreet.comでセールスフォースのシステムを採用したところ、30%も売り上げが伸びたんや。採用したら瞬く間に30%も伸びたんやで。やけどそれはビジネスをやっとったらわかるが多くの人に広くは伝わらんやろう。スラックは皆使っとるんや。そして今セールスフォースとスラックが一つになったんや。まだディールは完結してないんやが、そういうことや。

 

会社間では存在感があるのに広く一般に存在感が浸透してないのはセールスフォースだけではもちろんないで。むしろ、会社のデジタル化を助けとる、デジタイザーの会社の多くは、一般の人には見えんのや。個人個人が仕事でそれらを使ってはじめて便利さがわかるというもんや。でもほとんどの場合、存在感が無いんや。そして存在感がないものは一般の人は株を買おうとはあんまり思わんのや。そしてそのことが、グレートストーリーを見逃す原因になることも多いんや。

 

 

 

一つ会社をあげるならスノーフレークや。ストックはベストパフォーマーやが、実際の企業内容の認知度はめちゃ低や。スノーフレークはクラウドベースのデータ・ウェアハウスのビジネスや。わかるで、小難しいと思うことやろう。やけどこの会社は9月にIPOして、伝説的なデジタルマスターのFrank Slootmanに率いられとるんや。彼はかつてServiceNowを経営しとって、わいは彼のリーダーシップもあって、ServiceNowはずいぶん前から好きやったんや。スノーフレークは昨夜、素晴らしい決算を発表したで。まさに皆がデジタル化に移行するべきでそれを助ける会社を作ったというSlootmanの勢いがあらわれとるで。データというのは現代の会社の、脈打つ心臓のようなものや。データこそがわいらが世界を理解して行動するよすがになるものや。やからこの会社は多くの会社にとって必要不可欠になっとる。クラウドベースのデータ・ウェアハウスであらゆる情報が整理されることによって、経営陣はすぐに正しい決断を下せることができるようになるんや。スノーフレークはしばしばセールスフォースとも手を組んで、最大限に目的を果たせるように、誰を次の顧客にすべきか、誰を次のターゲットにすべきか、どのようにすべきか等をはじきだすんや。NetflixのQueen's Gambitのチェスで例えると、あなたがスノーフレークを使うと、他の皆がチェッカーズをしとる中であなただけがチェスのゲームをしとるような状態になるんや。

 

 

 

もちろんスノーフレークの業務内容が良くて決算が良くても、それでも株価がそれに見合うのかというのは重要な問題や。そしてスノーフレークの株価が他の会社と比べてめちゃめちゃ高いのは周知の事実や。やけどこういうめちゃめちゃ早い速度で成長しとるテクノロジー株に対して、例えばスノーフレークとかテスラとかやが、そういう株に対しては常識的なバリュエーションはあてはまらんのや。こういう株の買い手にはルールブックは無いんや。でも皆ますます、データが企業にとって血液のようなものやと更に認識しはじめとる。スノーフレークのような企業にいっぱい対価を払ってもデータを駆使していきたいんや。

 

 

そしてそういう、皆の目には見えなくても会社のデジタル化を助けとる企業があるんやが、更に何が必要かというと、そのデータを脅威から守らんとあかんのや。そこで出てくるサイバーセキュリティー企業もまた、一般の皆の目には見えない企業や。一般の人には見えづらくても投資家はちゃっかり買い上がっとって、OKTAやZSやCRWDとかは最近またすごい勢いで上がっとる。こういう会社、皆の目に触れにくいが他の会社のデジタル化を助けとる会社は、これからもどんどん重要度が増すばかりなんや。

 

飲食業界を見てみると例えばチポトレや。彼らの業績が何でのびとるかというと、デジタル化がどのレストランチェーンよりも進んどるからや。素晴らしいオンラインオーダーシステムを持っとって、テイクアウトも完璧にハンドルできて、なんと彼らは店に客がいっぱいやったCOVID前の同じ同店売り上げを上げとるんや。あなたはもしかしたら、スターバックスがJuniper NetworksからのKevin JohnsonをCEOにすえたのは、偶然やと思っとるんか?違うで。スターバックスは技術屋をトップにすえたかったんや。コーヒーを作るのがうまくなくてもええんや。ジャワコーヒーは知らんでも、ジャバスクリプトを知っとる人がええんや。そしてチポトレもスターバックスも人々に広く認知されとって皆にそのクオリティーが明らかやから人気が集まるんや。他に誰がテクノロジーをうまく使いだしてデジタル化を成し遂げとるかというと、例えばカルバンクラインとかの親会社のPVHだったり、Ralph Laurenやったり、Tapestryやったり、William Sonomaやったりするわけや。Levi Straussもそうや。

 

 

 

これらのデジタル化への転換をハードにプッシュしとる会社は買いや。そしてそれ以上に、皆の目には触れにくいんやが、会社のデジタル化を助けとる会社の方がわいはより好きや。目に触れやすい会社の株を買うのにとどまるんやなくて、目に触れないけど目に触れる会社に多大な貢献をしとる会社に目を向けるんや。昨日決算発表があったOKTA、ZS、CRWD、SNOWは皆そういう会社や。おとといの決算のCRMもや。もしくは今日のDOCUや。

 

ただ忘れるんやないで。これらの会社はハイリワードやが、ハイリスクや。もし決算がいけてなかったりしたら、昨夜のスプランクのようなことになって、23%も一気にダウンすることになるんや。やから危ないんや。やけど儲けもでかいんや。結論としてはデジタル化への転換を切実に考えてハードにプッシュしとる会社は買いや。やけどそれ以上に、その会社のデジタル化に貢献しとる会社に目を向けることを忘れたらあかんで。できれば両方のグループを持っとくんや。そしてテクノロジー株は決算ミスした時は下落幅が大きいということも忘れたらあかんで。

 

 

 

 

デジタル化、まだまだ加速していきそうですね。

 

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