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【ジム・クレイマー】若者から学ぶんや!若者の投資行動の特徴4つ!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの12/7のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

 

今日はダウは-0.49%、SP500は-0.19%と下がったんやが、ナスダックは+0.45%と上がったよな。わいは今年はCOVID-19のことをいっぱい勉強したで。それがマーケットを理解する大きな要素やと思ったからや。そしてそれがプロフェッショナルな投資家がどのように動くのか、それを理解するのに役立つと思ったからや。そうやって今年の相場を勉強しながらフォローしていってわかったんやが、プロフェッショナルな投資とはっきりと分かれたコホートの存在を認識するようになったんや。プロフェッショナルな投資家の動向は大事やが、もはやそれだけが大事なんやないんや。個人投資家はしばしばより影響力をもったりするんや。特に若い投資家や。手数料無料のRobinhoodとかで投資をしとる人たちや。彼らはプロフェッショナルな投資家が気にすることを全く気にせんかったりするんや。そして彼らの存在は無視できんほど大きくなっとるんや。相場を動かしとるんや。

 

 

 

 

 

 

 

個人投資家はマーケット全体の性質を変えるとこまでいっとるんや。2000年のドットコムバブル以来、大きく株価が上がり続けると人々は怖くてしょうがないんや。夜もおちおちねむれんくなったんや。株式は資産というよりは、その価値がすぐに無くなることもありうる、どっぷりとは信用できんものという考えが定着したんや。その企業に何か起こった時はめちゃめちゃ素早く価値が無くなってしまう。金融危機がその考えに拍車をかけたんや。個別株は危ない。苦労して銘柄選びをしても、マーケット全体に勝てんかもしれん。そうやったら、インデックスファンドにお金を置いといたらええやないか。アクティブファンドは結局パッシブファンドに勝てんのやから。あとは債権も持っとこう。そういうことが常識の知恵として定着したんや。

 

 

やけど、手数料無料のトレードシステムが生んだ若者世代の新しい投資家が、そのような常識の知恵を覆していっとって、その状況はパンデミックからの8か月間でめちゃ顕著になっとるんや。若者は年寄り世代よりも楽観的や。今まで叩きのめされたこともある年寄り世代は慎重で株式を過度に信用せんしあきらめを持って接しとるんやが、若者世代はウォール街の言うことなんか全く気にせんのや。アップグレードやダウングレード、目標株価の引き上げや引き下げ。そんなの彼らにとっては何の意味も持ってないんや。例えばアナリストがテスラの目標株価を引き上げたところで、彼らはそれがどうしたんやと思うんや。アナリストのことを、誰やお前、今までなんかすごいことしてきたんかと思うんや。彼らは伝統的なバリュエーションも気にせんのや。PERだろうがPSRだろうが、彼らにとっては関係ないんや。彼らにとって大切な唯一のもの、それは、誰がどのような正しいことをしているか、もしくは間違ったことをしているかということなんや。

 

彼らが株を買ってみて間違ったなと思ったらすぐに資金を引っ込めればええんや。手数料はかからんのやから身軽に自分の考えを反映していけばええんや。彼らはだから、ウォール街の喧騒や他のことにとらわれてないんや。幸運にも多くの若い投資家はお金が大好きや。ネット上で様々な株に関する議論が若者の間でなされとる。わいらはその若者投資家の特性を学ぶことでマーケットをより理解せんとあかんと思うで。その特性を四つ言っていくで。

 

 

まず一つ目は、若者投資家はインデックスファンドにあまり関心が無いんや。彼らはインデックスファンドでは金持ちになれないと思っとるんや。SP500に資金を入れたらテスラを買えんやないか。そうしたらテスラの今までの素晴らしい上がりもとれんかったやないかと思っとる。それよりは自分でホームワークをして、自分がこれだと思う個別株を買うんや。彼らはネット上の情報をうまくかつようして銘柄リサーチをするんや。わいが感じる限りは若い投資家はかなりうまくリサーチをして銘柄選びをしとるんや。

 

二つ目は、若者投資家は他の人からこのようにしろと指図されることを嫌うんや。彼らは最もスマートな人たちがもはやウォール街を目指さないことを知っとるんや。やからウォール街の言うことも聞かんのや。スマートな人は起業したりテクノロジー会社に行ったりするということを知っとるんや。起業も今はそんなにお金がかからんでできるからな。インスタグラムやらShopifyやらEtsyやら、ビジネスを助ける仕組みも今は抱負やからな。スクエアからファイナンスを受けてもええし。これらは小さな事やないで。今の若者はインターネットに育てられとるんや。わいらはおそらく今の若者がどのぐらい賢くてパワフルか、見誤っとると思うで。どれぐらい彼らがネット上の情報から素早く物事を学ぶのかということを。

 

三つ目は、若者投資家はええ耳を持っとるんや。めざとくニュースを見つけ、そのことが有利に働くんや。パンデミックが世界のデジタル化をめちゃめちゃ加速させて、もしかしたら7年とか10年とかの進歩がおこったかもしれんが、インターネットはより安く、より早く物事を学ぶことを可能にするんや。コンピューターサイエンスの学位が無くたって、多くの人がネットをフル活用しとるんや。ちなみに今はええ時代や。テクノロジーの天才やなくてもセールスフォースやスノーフレイクやズームのような会社がどんどん仕事や情報集めをやりやすくしてくれるんやから。わいらはスマホを使えばええだけなんや。若者投資家は冷笑主義やないんや。パンデミックが起こった時、ワクチンなんかできないよと多くの人が悲観的に思っとった。今まで風邪のワクチンなんかできたことないやろう?とどれだけの人が言うとったことか。mRNA型のワクチンなんか今までできたこともないのに、できるはずないという声も聞かれた。やけど政府は多額のお金を投資してワープスピード計画をやって、現実にワクチンはもう少しで手に入るところまで来とるんや。若者投資家は冷笑も悲観もせんかった。ワクチン株にものったし、リカバリー株にもいち早くのった。一個だけあげてみると、例えばNorwegian Cruiseや。わいは経営陣を信じとるで。やけどどんどんお金を燃やしとる状況や。ウォール街はクルーズ銘柄には近づくなと言うとった。公募増資を連発しながら生きながらえる会社やと。まだいつクルーズが復活できるかも不確定やと。やけどここのところ四か月の株価の動きを見ると、ウォール街は完全に間違っとるで。わいはこの前NFLをテレビで見とったら、CMでNorwegian Cruiseの宣伝があったんや。既にCMを出せるんやで。ビッグカムバックを予想するのは無茶やないで。

 

 

 

四つ目は若者投資家はESG投資に入れ込んどるということや。彼らのエトスとしてというよりは、ビジネスモデルとして環境に則することは優れとると思っとるんや。彼らはこの分野はもっともっと大きくなることを知っとる。電気自動車も水素燃料電池も素晴らしいし、会社がグリーンエネルギーについて語ることが重要やと信じとる。もう一度言うが、彼らは冷笑も悲観もせんのや。彼らは自分自身でリサーチをして、自分自身がその会社を信用するかどうか決めるんや。もし信用したら彼らは株を買うんや。もちろんラッキーによって株価が上がることもあるやろう。他の要因も大きいやろう。大統領選挙の動向、FEDの動向、景気刺激策の動向。やけどこれらを若者が気にしておるか?答えはNoや。若者投資家は、年寄り投資家のように、それらのことで曇ってしまっとる眼鏡をかけてないんや。目が曇っとるのはわいらなんや。小賢しいのはわいらなんや。曇ったひびの入ったレンズを通して株式市場をとらえとるのはわいらなんや。物事がうまくいっていても、いろんな要因を取り上げてびくびくしとる。それはわいらなんや。わいらには選択肢がある。今までどおりネガティブに、びくびくしながら投資をするか。それとも若者投資家に学ぶかや。年寄りのようにすぐ債権を買うなんていうのは、金の無駄やしあなたをどこにも連れて行かんのや。

 

 

結論としては、若者投資家を未熟だと下に見るのはもうやめようやないか。彼らが株式市場で一大勢力になっとることを認めて、彼らから学ぼうやないか。彼らが巻き起こしとる動きにのるのは今からでも遅くはないんやから。

 

 

やっぱりジムクレイマーはいいこと言いますね。

 

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