こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの3/2のMad Moneyはどうだったでしょうか。
12年前、わいは天然ガスで動くバイクに座っとったんや。天然ガス分野のパイオニアのAubrey McClendonがプロトタイプとして一から作ったもので、チェサピーク・エナジーの創業者の彼はディーゼルやガソリンよりも天然ガスがよりクリーンで豊富やと信じとったから、天然ガスがガソリンにとって変わる時代が来ると思っとったんや。彼とわいはオハイオ州の採掘場にも行って、天然ガスが豊富なのを見たりもした。彼はこの天然ガス駆動のバイクは、ガソリン時代を終わらせる始まりになると思っとった。ペンシルバニアのMarcellusやオハイオのUticaや、オクラホマとか炊事穴とかテキサスで天然ガスは抱負なんや。これらがガソリンを終わらせるんやないかと彼は思っとった。やけどそんな時代は来ずに、彼は5年前に死んでしもうたんや。事故やったんやが、自殺やったんやないかと思われとる。政府が彼を不正入札の罪で起訴した時やったからな。天然ガスの夢は彼と共に死んだんや。
そして今、石油は死ぬのかということにまたなっとる。今日Exxon Mobilは、素晴らしい投資家のJeffrey Ubbenをボードメンバーに加えることをアナウンスしたで。会社をカーボンフリーにシフトしていくために、新しい声を取り入れようという試みや。Exxonはガソリンのおおもとや。やけど気候変動を信じとる人たちにとっては、今日と言う日はモニュメンタルな、Exxonがガソリンの終わる日をカウントダウンしとることがわかったような日になったんや。
Teslaとかを通して電気自動車に近年流れこんどるお金は、Plug Powerとかを通して水素燃料電池関連も含めて、その流れに疑いの余地は全くないで。EV関連のSPACの数はめちゃめちゃ多いで。FordはF-150の電気自動車化を急いどる。GMのMary BarraはEV業界で重要な力になっとって、もはやEV化は、ifの段階ではなく、whenの段階や。実現するかどうかに疑いの余地はなく、実現することは決定で、あとはいつ実現するのかということだけや。GMの方針転換は素晴らしいで。
ということで、いつなのかということなんやが、石油会社は皆、EVの未来は遠い将来やと思っとって、石油はまだまだ採掘してインフラを建設し続けんとあかんと信じとったんやが、はたしてそうなんかという風になってきとる。電気自動車化の動きは本当にパワフルで、今電気自動車の割合は3%やが、それが倍に、そしてそのまた倍に、と増えていくのはそう遠い未来ではない感じになって来とる。そしてこれは古いパラダイムへの挑戦であり、新しいパラダイムへの喜びや。わいは今年こそが、ESGに立脚しとるファンドが、他のファンドに石油会社を持たないように圧力をかけとる年やと思っとる。2021年に入ってここまで、石油業界は素晴らしいカムバックを見せた。それは否定できん。やけどそのカムバックは、サウジアラビアが減産しとったり、バイデン政権の方針を皆がおそれとったりすることによるものなだけや。
Aubrey McClendonは天然ガスがガソリンにとってかわるということにおいて、タイムライン、締め切りを設定せんかった。やけどEV業界は違う。はっきりしとるで。2030年や。これが締め切りや。もしかしたら笑われるかもしれんが、わいがどれだけのお金がEVに流れ込んどるかと言うのをつぶさに観察して思うに、Aubreyのガソリン・フリーの未来は来ると断言せざるを得ないで。だからExxonは方向転換が必要やったんや。現実にアジャストせんとあかんのや。やから先生をボードメンバーに加えたというわけや。Exxonの創業者達は墓の中で驚いとることやろう。こんなにも、エレクトリック・ゴールド・ラッシュが盛況で、しかも誰もが5年前には思っていなかった程の速さでEV化が進んでいっとるということを。
EV化の波に乗るしかない!
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