こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの3/15のMad Moneyはどうだったでしょうか。
Mad Money16周年やで!さあ、追加景気刺激策のお金が皆入り始めたことやろう。それで皆何をやるんや?株式市場に投資する前にやることがあるで。まずクレジットカードの借金を払うんや。愚か者になったらあかんで、まずこれをやるんや。カード会社が受け取っとる金利より儲けようとするよりも、や。そして健康保険は大丈夫か?もし保険に入ってなかったら、何かあった時にえらいことになるで。入ってない人は保険に入るんや。景気刺激策のお金をそれに使うんや。わかっとる、退屈なアドバイスや。やけどまずはここをしっかりせんと、何かあった時大変や。
そこのところをカバーしたら、次は手数料の安いインデックス・ファンドにお金を入れるんや。老後のためのお金やで。そしてそれが終わったらようやく、残りの分があなたのMad Moneyや。わいが16周年を迎えた番組でいつもいうとることや。個別株投資をやるんや。今日の株式市場はダウは+0.53%、SP500は+0.65%、そしてナスダックは+1.05%と、上がったで。
なんでお金をはじめから個別株投資しろと言わんのかって思うか?もしあなたが景気刺激策のお金を受け取るんやったら、もしかしたらあなたは十分な余剰金が無いまま生活しとるかもしれんからや。投資に関してはわいはいつも、インデックス・ファンドから始めろと言うとるやろ。少なくとも$10000はインデックス・ファンドにいれるんや。個別株投資の前にこれは必須やで。仮想通貨はどうや?絶対に買えと言っとるわけやないが、わいはビリーバーや。資産は分散が大事でもあるで。そしてそういうことも考えて、さあいざ個別株投資をするとするやろ。
どの銘柄を買えばええかというのは、あなたの個人事情に関わってくるで。それはわいにも今ここでそれぞれに一人一人の事情を鑑みてアドバイスすることはできん。例えばもしあなたが若ければ、まだまだ先々まで稼ぎ続けるわけや。そしたらあなたは喜んでリスクを取れるというもんや。そしてリスクを取ることがあまり怖くないやろう。やけどあなたの年齢がより上やったら、あなたはより注意深くあらんとあかんのや。株式投資だけやなくて、人生とはそういうものや。
昔やったら、良く知っとって自分が好きな商品をつくっとる会社を買えばええと言うとったやろう。そして決算発表をよく聞いて、カンファレンスコールも聞いて、その会社に関する記事も読んで、ホームワークをするように言うとったやろう。もしくはホームワークのあげく、やけど一株あたりの株価が高くなりすぎとったら手が出ないということもあったかもしれん。手数料も高いから食指が動かんということもあったやろう。やけど今は手数料が無料や。そしてFractional Shareを買えるんや。いくらからでも株を買えるんや。だからTeslaやAmazonやAlphabetのような高い株でも、ちょっとでも買えるんや。手数料無料でな。やからこれらの銘柄を買わん手は無いで。
若ければ若いほど、よりSpeculativeな銘柄にもアグレッシブな姿勢でいてほしんや。例を挙げると例えば、MRNAや。わいらは皆、この若い会社がCOVID-19ワクチンで素晴らしい成功を収めとることを知っとる。わいは皆、この会社は彼らのmRNAテクノロジーをCOVID-19だけではなく他の様々な病気に応用し得ることを信じんとあかんと思うで。複数のブロックバスターがまだまだこれから生まれる可能性があるんやで。
やけどもしあなたがより年を取っとったら、ギアを変えて、JNJのような株に投資することをゴールにせんとあかんと思うで。配当を支払っとる長い実績があって、COVIDのワクチンは一回接種でええ素晴らしいものをつくって、しかもそのワクチンであんまりお金儲けをしようとしてないほどや。MRNAに比べたら劇的なアップサイドは期待できんかもしれんが、株主にこれまで素晴らしく報いてきた長い歴史を持っとって、トリプルーAのバランスシートを誇っとる本当に数少ない会社の一つで、もしかしらこれほど大きな会社の中では、アメリカ一のバランスシートかもしれんくて、しかも素晴らしい新薬のパイプラインを持っとるんや。そしてこういう若かったらこれ、年取っとったらこれというのは、他の業種でもいろいろあるんや。
例えば今日、めちゃめちゃホットになっとるペイメント業界で、ストライプが新たな資金調達に成功して、時価総額が1000億ドルを超えたということが報道されたやろ。その激戦のペイメント業界、未来は明るいと皆思っとるやろうが、若かったらSQに注目するんや。Cash Appや。これからも長年にわたってどんどん成長するやろう。Cash Appはビットコインを買う最も簡単な手段になっとるんや。そして有望さはPYPLも一緒や。ダン・シュルマンや。未来の世界的なデジタル銀行になるんや。Speculativeかって言われればそうや。やけどかつてほどはSpeculativeやなくなって、実現可能性がどんどん高くなっとるんや。
やけどもしかしたらもっと確実な銘柄に惹かれるかもしれんな。ペイメント業界でもっと長いトラックレコードがある会社や。VとかMAとかや。熟練しとって、しかもまだまだ成長しとる。もしくは成長速度はよりゆっくりでも配当があるJPMのような会社も、より低いリスクを取りたい人はええやろう。
あとは、クラウド業界はどうや?この業界は未来をつくるんや。ここのところ皆にあまり好かれてないがな。若者投資家は例えばSNOWを考えたらええんや。このデータ・ウェアハウス会社は、他のどの企業よりも早く成長しとるで。この前の決算があかんかったという輩がおるが、そいつらは間違っとる。そういうやつらは何もわかってない。この前の決算は素晴らしかったで。やけどもし年をとっとったら、CRMとかADBEとかNOWがええやろう。もしここら辺の銘柄でも不安やと思うなら、MSFTもええやろう。CRMとかはMulti-year runをすると思うけどな。そして経営陣はそれに向けて頑張っとるところやけどな。
時に株は、若者向けから年寄り向けに変わることもあるんや。例えば去年はTeslaは若者向けやった。まごうことなき、ハイリスク、ハイリターン・プレイやった。株価はここまで上がってきたけど、わいはここからまだまだTeslaを買いたいと言う人を止めることはできん。なぜならわいはTeslaが大好きやからや。たとえイーロンマスクが彼の肩書を「テクノキング」に変えてもや。Tweetするだけやったらええんやが、SECの書類に書いとるんやで。まあええわ、なにはさておき、Teslaはもう、ジュニア・グロース株やないで。その巨大さを考えるとシニアのグロース株や。
さて、EVスペースでよりリスクをとりたい若者は、Churchill Capital IVを考えるとええかもしれんで。SPACでNext Teslaと言われとるLucid Motorsとマージ予定や。この株はいわゆる、ウルトラ・リスキー株の代表例や。まだまだこの会社が儲けるのには時間がかかるやろう。やけどめちゃクールなEVをつくるんや。わいはSPACについて散々警鐘をならしたやろ。そのことで、わいがSPAC嫌いやという話が巷で流れとるが、それは間違っとるで。わいは経営陣とビジネスがおぼつかないSPACが嫌いなだけや。Lucid Motorsにはお金が集まっとる。この会社の株は一回大きく持ち上げられて落ちた。大きく持ち上がったのは彼らのせいやない。もしあなたが若いなら、この会社に投資して、うまくいかんくてもその損を取り返せる時間があるで。そして今高値からめちゃ落ちとる位置に株価がいるんや。
もしあなたがご年配の人なら、聞いてくれ。最も安全にEVプレイをする方法は、FとGMや。EV-SPACや、ここまで破竹の勢いやった若い会社はことごとくモメンタムを失っとる。FとGMを買うのはより低リスクや。FordはMustang Mach-Eを作っとるで。これはTeslaのModel Yのライバルや。あとはelectric F-150や。もっとも売れとるピックアップトラックや。スモールビジネスがここから盛り返したら、この車もめちゃ売れるで。GMは2025年までに30の車種の電気自動車を投入する予定や。GMはバッテリーにも多額の投資を行っとるんや。どちらの会社も確立されたビジネスで、よりバランスシートが改善されて来とって、リアルな売り上げと利益があって、それがうなぎのぼりなんや。今年に入って、Teslaは株価が上がってないが、GMは39%、Fordは50%も株価が上がっとるんや。CCIVとかFiskerとかQSとかもええが、EV SPACのハネムーン期間は終わったかもしれん。EV銘柄は戦場になりつつある。ええ銘柄でも大きく株価が下落しとるものもある。やからこそのFとGMなんや。
今日最も大きく動いたAMCはどうや?映画館プレイや。もしくはGameStopはどうや?WallStreetBets銘柄や。わいにとってこれらの会社の株価は動きすぎや。もしこういう動きに乗ろうとしたら、高い確率でお金を失うやろう。何もニュースが無くても激しい動きをしまくるからな。やけどもしあなたがめちゃ若かったら?リスクにかける自由はあるで。
さて、今回は景気刺激策の現金を例にいろいろ言ってみたわけやが、もし景気刺激策がもらえんような人の場合も、今言ったような株はワークするわけやが、もしあなたがもっとずっとリッチやとすると、いつもわいが言っとることの言葉を思い出してほしいで。「You only need to get rich once」一回金持ちになればええんや。お金持ちの場合は、あれやこれや銘柄でいろいろ遊ぶことないんや。まとめとしては、個別株を買う前には、年齢とかのファクターを考慮して、あなたの事情にあったリスクの取り方をしてほしいんや。そして、それがきちんとできた暁には、長期でええリターンをあげることにつながるんや。そしてそれがMad Moneyがいつも目指しとるところなんや。16年間もな。
16周年万歳!
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