こんにちはマカベェです。
新年早々の打撃ですね。
二日の絶好調相場で開けた2020年、三日にいきなり急落したのは、イラン関係でした。
イラン司令官殺害は「戦争止めるため」とトランプ氏 イランは「厳しい復讐」誓う
三日に、イラン革命防衛隊の精鋭部隊「コッズ部隊」のトップだったソレイマニ将軍が、バグダッド国際空港を出たところの貨物ターミナルの近くで、トランプ大統領の指示による米軍のドローン空爆を受けて死亡しました。
複数のミサイルが車両2台の車列を直撃して、ソレイマニ将軍だけではなく、計10人が死亡しました。
ソレイマニ将軍はイランで、最高指導者ハメネイ師に次ぐ2番目の実力者で、国民的英雄として扱われていたそうです。
トランプ大統領によると、これは「戦争を始めるためでなく、止めるため」だったということです。
ソレイマニ将軍はアメリカの外交官や軍関係者を攻撃しようとしていて、先手をうって殺害したのだと。
当然のことですが、イランとアメリカの緊張は一気に激化すると懸念されていて、米国務省はイラク国内のアメリカ人に、ただちに国外に退去するように警告を出しています。
イランの最高指導者ハメネイ師は、ソレイマニ将軍の血、そして彼と共に昨夜殉教した者たちの血で手を汚した犯罪者たちには、厳しい復讐が待ち受けているだろうと、決意表明を出しています。
どうなっちゃうの？
その昔、イラク人の彼女がいたという広瀬さんのTweetでは、軽め。
エミンさんの見立ては慎重です。
いずれにしろ、株はどーんと下がり、原油はどーんと上がっています。
さて、ここでジムクレイマーはこの件についてMad Moneyで何を語っているでしょうか？
こういうケースには辛抱強くいかんとあかんで。なぜなら、物事がはっきりしてくるのは時間がかかるからや。
石油の上りに賭けたければ、石油会社を買うのが一つの手やが、買ってええ会社はたった三つしかないで。
まずBPや。6.3%の配当は魅力的や。
後はSchlumbergerやな。世界中で採掘が進みつつあるんや。
最後にPioneer Natural Resourcesや。原油価格が上がると思うんならこの会社や。
これらの会社はそれぞれちょっとずつ違う旨味があるんや。
ChevronとかExxonMobilとかはあかんで。終わっとる。今回も全然上がらんかったやろ。
いつも言うとる通り、そもそも基本的に石油会社はお薦めせんのや。原油価格が上がりにくい世の中になっとるからや。
石油会社というよりはサイバーセキュリティーの会社とかの方がええかもしれんな。
ちなみにマーケット全体としては、イラン問題による下落圧力は長期ではそれほど無いと思うで。ただ、イランがテロリストのサポートを増加させたら、まじ悲劇や。
イランの報復攻撃はどうなるのでしょうか。
応援よろしくお願いします。