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【ジム・クレイマー】今存在する二つのマーケット!「痛みの家」にいる銘柄達!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの4/19のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

二つのマーケットが存在するんや。一つは"House of Pain"、痛みの家におるマーケット。もう一つは"House of pleasure"、喜びの家に住んどるマーケットや。痛みと喜びの二つのマーケットが存在するんや。喜びの家は、伝統的な銘柄でつくられとる壁があって、どんどん上がっていくんや。痛みの家の方は、がたがた崩れとるんや。壁なんかも崩れてしまっとるんや。なんでこんなに二つに分かれとるんや?ことはシンプルや。あなたが古い人やったら、経済が加速していくときに上がる株というものがあるのを知っとるんや。オールドファッションなシクリカル銘柄とか工業銘柄とかがリオープニングで盛り上がるんや。そしてこれらの株が今株式市場を新高値圏に押し上げとるんや。これらの銘柄は20世紀に上がった銘柄や。経済のリバイバルの時期は、こういう株がブームになるんや。その一方でもっと若い銘柄達があるんや。ロビンフッダーととかの間で、手数料無料のトレードで盛り上がった株たちや。めちゃexcitingな株たちや。例えばTesla (TSLA)や。

 

一方の株を持っとる人は、もう一方の株のことを良く知らんのや。例えば、Okta (OKTA)とかRingCentral (RNG)とか持っとる人は、Emerson (EMR)とかIngersoll Rand (IR)を良く知らんのや。こういう株は若い人には何にも刺さらんのや。Honeywell (HON)すらもや。彼らの興味は、PPG (PPG)にないんや。下手したら、Home Depot (HD)やLowe's (LOW)にもないんや。JP Morgan (JPM)とかWells Fargo (WFC)を持つぐらいやったらのどをかき切った方がましやと思っとるんや。退屈すぎると思っとるんや。

 

今言ったような銘柄が今ワークしとる銘柄や。やけど、今ワークしとるからということは、若者の心には何も刺さらんのや。若者にはエキサイトメントが必要で、彼らはそれを株式市場に見出しとるんや。そういう感じやと、うまく行っとるときはええんやが、こと状況が悪くなると、めちゃめちゃ悪い方向に向かって、悪夢になるんや。もしあなたがわいの番組をみてくれているなら、何が勝者の株価はわかっとるやろ。もう繰り返すまでもないやろ。今日は「痛みの家」を形作る家具とかテーブルとか家について時間を使うで。胸が張り裂けるような損の家で見れる銘柄達や。そしてそれらは典型的には、新しくトレードをはじめた投資家とか若い投資家に買われとるんや。

 

まずはテスラやな。この株は今年までは一直線に上がってきたんや。この会社は2021年も変わってないことに気づいとったか?SP500に加わった後むしろ下に行っとるのに気づいとったか?経験のある投資家はここは追う場面やないとわかるんや。大きく特したら利確すべきことをわかっとるんや。未熟な投資家は買いたいという欲に抗えずに、"Buy the News"じゃなくて"Sell the News"の状況であることに気づかんのや。今年に入るまではテスラは最も素晴らしいストーリーを持っとった株の一つやった。この銘柄の上昇は夢がいっぱいつまっとって、若い人たちをひきつけたんや。株だけじゃなくてコールオプションも若者は買ったんや。株が上がる時はだいたいコールオプションの方が儲かりやすいで。やけど株が停滞しとる時は、オプションほどみじめなもんはないで。2021年は特に”Out of the Money”やろうが、"at the money"やろうが、ちょっとだけ"in the money"のコールオプションも根こそぎ目も当てられん有様や。もちろん、テスラの事故のニュースがテスラ株を助けることなんかありえんで。運転者「不在」だったと思われるテスラ車が事故を起こして、乗っていた2人が死亡したという痛ましいニュースがあったんや。自動運転は、運転者不在やったということが原因なんであって、テスラのせいやないんやが、そんなこと関係ないんや。テスラは困難な状況にあって、イーロンマスクはロケットの方に興味があるように見えるで。誰が彼を責めれるんや?

 

そして痛みの家には更に、COVID時代の勝者たちがおるで。Stay-at-Home時代に恩恵を受けた銘柄達や。例えばZoom (ZM)とかや。$588から$324まで落ちとって、素晴らしかった株が明らかに困難に直面しとる。

 

そしてクルーズ株も困難や。めちゃめちゃ売られすぎやったから今までワークしてきたんや。どんなにバランスシートが醜悪でも魔法のように株価は上がってきたんや。が、CDCの厳しい姿勢で株価が落ちてきとる。多くの若い人たちがやっとるように、この株のコールを持っとったらトラブルや。株価が落ちるとコールは紙くずや。

 

そして最も悲惨な銘柄群がこれや、SPACや。次のテスラを見つけたいという若者の欲望は、テスラのように見えるだけの銘柄を買うことにつながったんや。多くの銘柄が将来宝石に変わる可能性はあるかもしれんが、今は多くの株価が崩壊してしまっとるんや。そして若い、新しい投資家の希望をクラッシュしとるんや。金曜日にQuantumScape (QS)のCEOに番組に来てもらったが、この会社の固相バッテリーはテスラのバッテリーを上回る効率性を持っとるというふれこみやが、彼らの計画はめちゃアグレッシブで、全然うまくいかないかもしれんという可能性が以前の株価には織り込まれてなかったんや。今株価は76%も下がっとって、まさに壊れた夢へのバッテリーになっとるんや。ライバルと言われとるRobeo Powerは80%も下がっとる。

 

Lucid (CCIV)とFisker (FSR)にも同じことが言えるで。素晴らしいストーリーやがひどい株や。LucidのChurchill IVとの合併は素晴らしかったんやが、問題は$64まで上がった株価が間違って高すぎたということや。今$19や。そもそもCCIVを買っとるSPAC上場の仕組みさえも知らん人が多いんとちゃうか。ベストと思われるSPAC銘柄でさえ苦しんどるんや。MP Materials (MP)はレアアースをアメリカで採掘しとるんやが、そしてそれはEVに必要でベストの株の一つと思われとったんやが、公募増資で株がクラッシュしたんや。株価は$51から$29まで落ちとるで。チャージステーション銘柄も全て落ちとるし、Lordstown (RIDE)、XL Fleet (XL)、Nikola (NKLA)のようなEVトラックやハイブリッドパワートレイン銘柄も軒並み落ちとる。

 

そして代替燃料銘柄や。FuelCell (FCEL)とかPlug Power (PLUG)や。この二つの株はめちゃめちゃホットだったんや。水素エネルギーへの大規模なシフトが期待されとったんや。まだそれは起きてないで。その代わりに会計問題が出てきて、会計問題は売りと同義語なんや。

 

そして今日、新たな「痛みの家」銘柄が出てきたで。Peloton (PTON)や。Stay-at-Homeの状況ではめちゃめちゃ良くやっとったんやが、今、消費者製品安全委員会による勧告で株価が打撃をうけとる。そのビデオを見ればあなたは二度とトレッドミルを買わんやろう。幼児がトレッドミルの下にゴムボールと共に引き込まれるビデオをわいはめちゃめちゃ怖い思いをしてみたで。ハリウッドはあれ以上怖いビデオは作れないんやないか?

 

あとビットコインも週末に暴落したよな。わいはいつも言っとるやろ。大きなゲインを得た時は、利確するんや。わいはもっともっと「痛み」銘柄を挙げることはできるで。痛み銘柄の下落は終わってないで。お金を失い続けとるんや。もしあなたが負け株のポジションを阻止出来たら、勝者はひとりでに上がってくんや。やけどあなたが後にはひかずに負け株を持ち続けたら、あなたのポートフォリオはめちゃくちゃになるで。

 

 

痛み銘柄いっぱい持っています。。

 

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