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【ジム・クレイマー】これらの銘柄群でアンチ・インフレーショントレードはどうや!やけどそれだけでポートフォリオを形成するんやないで!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの5/6のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

投資家の中にはインフレをめちゃめちゃ憎んどる人がおる。インフレと聞いたらもう直感的に株を売ったりするんや。やけど全ての銘柄がインフレに対して弱いわけではないで。インフレに恩恵を受ける株を持っとけばええんや。もしくはインフレでも大丈夫な株や。そういう株を見つけたときは、インフレ嫌いな投資家は値段に糸目をつけずに買ったりするんや。わいはヘッジファンドのマネージャーやったんや。プロのファンドマネージャーはこういうインフレの時のプレイブックというものを持っとるんや。インフレ時の勝者を、株価にかかわらずかうんや。そしてその他の株を売り払うんや。

 

今、そういうインフレに強い株を考えるのは難しくないで。もし会社が銅を採掘しとって、銅の価格が上がっとるんやったら、その会社は勝者や。だからFreeport-McMoRan (FCX)が上がっとるわけや。Teck Resources (TECK)を買ってもええんやで。わいはCleveland-Cliffs (CLF)が好きや。かつて鉄の会社やったんやが、スティール会社の二つの買収を経て、世界中のどのスティール会社よりも原材料が安い会社になっとるんや。Nucor (NUE)は世界でベストなスティールの会社で、この二つの決算は良くて、まだまだ上に上がり続けると思うで。これらはめちゃめちゃ明らかな勝者や。もしローテーションをプレイしたければ、Caterpillar (CAT)でさえも買えるかもしれんで。CLFやNUEと同じように、彼らは原材料コストに打撃を受けないというたんや。なぜなら彼らのマイニングビジネスが原材料費の高騰の素晴らしいヘッジになっとるからや。

 

他に何が買える?石油価格はかなり上がったが、石油会社の株はまだまだ安いままや。わいは石油会社のほとんどは嫌いやが、グロースではPioneer (PXD)、バリューと配当ではChevron (CVX)が好きやで。ほとんどの投資家はそんなに個別個別に銘柄をこだわらずに、石油会社のETFを買いたいかもしれんな。わいは最近パイプライン会社にひきつけられたんや。なぜかというと、バイデン政権下では新しい大きなパイプラインを建設するのはほとんど不可能やと思うからや。ここまで熾烈な競争が繰り広げられてきた業界やが、新しいものが出てこんと言うことは今存在しているものが輝くということや。もしエネルギーに対する大きな需要があれば、パイプライン会社も持っといてええ株になるかもしれん。ただわいが心配しとるのは、今の有利の税制がバイデン政権下で変わるかもしれんということや。彼らは民主党やからな。わいはだからKinder Morgan (KMI)を薦めるで。ええ配当があって、MLPの今のポジティブな税金構造がなくなっても対して傷まないんや。

 

ここまで上げてきた株はいいんやが、あと一つ、このアンチ・インフレーショントレードに加えたいグループがあることを忘れたらあかんのや。奇妙に聞こえるかもしれんが、そのグループというのは銀行や。インフレで物価があがるのに銀行を買えやって?インフレが進行したら銀行は負けるというのが普通やと思うやろ?やけどそれは違うんや。なぜなら今は伝統的なインフレじゃないからや。今のインフレは、短期の物事でおこっとるんや。木材やスティールの価格上昇、新しい石油採掘に対するエネルギーポリシー、プラスチック業界に大損害を与えた大寒波、ものすごくひどい半導体不足、高止まりする失業保険のために高騰する労働コスト。こういう短期的なものによるインフレなんや。

 

これら短期的なことについて、銀行はほとんど関係がないんや。考えてもみてみい。銀行はすべからくデジタル化をしていて、従業員があまっとる。それを削減しようとしとる。彼らは半導体がいらない。半導体不足はJP Morgan (JPM)とかBank of America (BAC)に何も影響をもたらさんのや。それどころか銀行は今素晴らしいヘッジになっとるんや。もしインフレが一時的じゃなかったら、Fedのパウエル議長は短期金利を上げざるをえんやろう。それは銀行にとって素晴らしいことなんや。だからJP Morgan (JPM)とかBank of America (BAC)とかCitigroup (C)とかGoldman Sachs (GS)とかWells Fargo (WFC)が上がっとるんや。銀行を、インフレ・ヘッジプレイと考えるんや。

 

率直に言ってわいはこのアンチ・インフレーショントレードにクレイジーじゃないで。今広がっとるインフレほどにはな。なぜなら、もし何かのコモディティーの価格が下がったら、いろんなもの物価が下がるんやないかなと思っとるからや。どれもこれも連動してるような動きだったりするからな。わいは長年の懸念の半導体不足がこの文脈で語られるのはミスジャッジやと思うで。プラスチックのプラントは復旧するやろう。失業保険の上乗せはいずれなくなるやろう。やから、このアンチ・インフレーショントレード、どれかを買うのはええが、全乗っかりすることをわいは薦めてるわけではないで。なぜならそれは、ビジネスサイクルに背くことであり、アメリカの革新性に背くことやからや。

 

 

銀行一つも持っていないけど買おうかな。。

 

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