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【ジム・クレイマー】この下落の日にもワークした「痛む親指」銘柄達!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの5/10のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今は若者投資家のための株式市場やないで。今日のテクノロジー株のクラッシュはひどかったな。ほとんど全部が下落したで。ダウは-0.10%、SP500は-1.04%、そしてナスダックは-2.55%も下がったんや。実はこのマーケットはストレートフォワードなんや。やけど特に若者投資家にとっては困惑の市場になっとるやろう。そして恐れおののいとるやろう。わいは今夜、この放送で、怯えとる若者を変えたいと思うんや。この状況でどの銘柄が大丈夫なのか、はっきりと若者投資家に言いたいと思うんや。そしてそれらの銘柄がなんで大丈夫か、なんで上がり続けるのかにも触れたいと思うんや。そしてなんでテクノロジー株が下落し続けるのか。

 

今の株式市場って言うのはベテラン向けのものなんや。今良くやっとる銘柄って言うのはもう何十年もマーケットにおるような銘柄や。ベテランが良く知っとる銘柄や。そうじゃなかったらクラッシュに巻き込まれとるんや。いわゆる最近の株って言うのはあかんのや。ナスダックの多くの株は今日本当に醜く下落したで。本当に多くが下落して、今アンタッチャブルになっとるんや。例えその会社がめちゃめちゃ良くやっとって業績がめちゃめちゃ良くても下がってしまっとるんや。株式市場は今日は本当にひどくて、引けにかけてほとんど全てを下落に巻き込んだんや。ナスダックだけじゃなくて、ニューヨーク証券取引所に上場しとっても、例えば半導体ビジネスをやっとったらほとんど全部ひどく売られたんや。わいは以前の放送で、半導体のチップよりポテトチップの方が良くやっとる言ったやろ?あれや。

 

下落した株が多くあるんやが、今は下落した株よりも、今ワークしとる銘柄に焦点を当ててみたいと思うで。わいがいっつも言っとる決まり文句があるやろ。There is always a bull market somewhere. どんな時にもどこかにはブルマーケットがあるんや。今敗者になってしまっとる銘柄は、ワークしとる銘柄に向けての資金源になってしまっとるんや。わいらはテクノロジー株とかから資金がぬけて、どこに行っとるのかを注目せんとあかんのや。今どこのブルマーケットがあるのかや。今日のような日だって、SP500の40%の銘柄は株式市場が開いた時は上がってたんやからな。今日のようなひどい状況の時、ワークする株というのは痛む親指のように目立つんや。やから「痛む親指銘柄」を言っていきたいと思うで。

 

まず会社が鉱物を採掘しとったら、そしてその会社がMP MaterialsのようなSPACじゃなかったら、その株は上がっとるんや。今日の午後は株価は打撃をうけとったけどな。Alcoaは$5から$41まで、わずか一年で上がっとるんや。彼らのアルミニウムは自動車を作るのに必要なんや。Freeport-McMoRanは同時期に$9から$42まで上がっとるんや。彼らの銅はいろいろなものに使われとるが、特に電気自動車や。こういうマテリアル会社はわいのような古い人間にはなじみがあるんや。やけど若者投資家は、アルミニウムとか銅がいかに必要か、興味がないやろう。わいは彼らを責めとるんやないで。あなたが金融危機とかを経験してないのであれば、こういう銘柄を誰が気にする?今まで気にしてきて誰が儲けた?やけどこういう銘柄が、経済がブームしとる時にワークする銘柄なんや。わいらが理解せなあかんのは、経済がブームの時にこういうマテリアル系の株が上がるんやが、それに流れ込む資金は他の株が売られてできるということや。こういう会社は退屈やと思うかもしれんが、退屈でも何でもワークするんや。

 

そして同様に石油株もワークするんや。わいは石油業界全体はどうでもええし、この業界を薦めてないことは皆知っとると思うが、二つ例外があるんや。配当目当てだったらChevronがええんや。グロース目当てやったPioneer Natural Resourcesがええんや。わいは経営陣を良く知っとるが素晴らしいんや。基本的に石油関連に投資したくないという人をわいは責めることはせんで。やけどなんで石油株がワークしとるのかはわかっといたほうがええで。株価の上がりは旺盛な需要によるもんなんや。そして更にインフラストラクチャー株もワークしとるんや。インフラ法案が予想されとるやろ。スティールに関係しかり、スティールでマイニングをする会社やったらそれは勝者や。Catapillarはベストの中のベストや。10年前彼らはマイニング会社のBucyrusを買収して、その買収がここにきてようやく実っとるんや。加えて彼らは例えば高速道路を作るための全てのものを持っとるんや。

 

あとワークしとるのはホームビルダーや。活況を呈するハウジングマーケットのおかげや。COVIDで都市から田舎への移動がおこって、リモートワークやリモートスクールはより広い家を人々に志向させたんや。更に低いローン金利も相まって、ええ家を探すのが今は難しくなっとるんや。家の値段はどんどん上がっとるんや。ということでLennarもToll BrothersもDRHortonも全部ええんや。そして家が建っとるということは更に、ホームインプルーブメント関係の株や、家具会社もええということなんや。この業界は素晴らしい需要があるんや。Williams SonomaもWayfairもHome DepotもLowe'sもええんや。Home DepotもLowe'sはちなみに、ガーデニングの季節がはじまってそれも追い風や。そして工具のStanley Black and Deckerや。Best Buyもや。ホームシアターが欲しいやろ。

 

あとはコンシューマープロダクトの株や。ええブランドネームを持っとって、上がっとる原材料費に対処できる会社が勝者になるんや。PEPとかKOや。P&Gもええんや。ちなみにドルが下がっとってここ10週間で最低になっとるが、だからこれらの会社の製品は海外でより売れるからええんやで。更にええ自社株買いをやって配当もええんや。だから今日のような日にサポートが見られるんや。あとは輸送や。どこかからどこかまで物を運ぶ会社がええんや。J.B. HuntとかNorfolk Southernとかや。Cumminsはトラックのエンジンとかや。あとは銀行やな。もう銀行やったらどれでもええで。なぜなら銀行は政府のストレステストをパスして、自社株買いをやって配当を上げるからや。金融はクラシックな今のサイクルでええ株や。経済がブームしはじめとる時にその株は大きな儲けをもたらすんや。

 

あとはリテールやな。L Brands、American Eagle Outfitters、そしてGapや。いわゆるLAGトレードや。Matt Bossが言うとることや。今日もこれらは比較的大丈夫やったやろ。あとは農業系の会社や。肥料のMosaicとか、Deereとかや。わいのお気に入りのAgcoもや。これらは勝者やで。あとは化学会社や。DowやDupontや。めちゃめちゃ儲けとるで。需要が強くて、もっと大事なのは、供給が限られとることや。大寒波でプラントがやられたりしたからな。あとは製薬会社や。配当があって自社株買いがあって素晴らしいストーリーがあるやつや。

 

ここまで上げてきた12分野の共通性は何やと思う?今日比較的強かった株の会社は、まず強い需要に支えられとるんや。そして繰り返すが、供給が限られとるんや。会社の製品だけじゃなく株式自体にも言えるんや。株価は需要と供給や。market-share marketとかland-and-expand marketとかtotal addressable marketとかgo-to marketとかいろいろ言われとるが、結局のところ需要と供給なんや。若者投資家は携帯電話の中のものしか注目してない。アプリやゲームや、そういうものだけや。今上がっとる例えば鉱物の採掘会社とかは長年ずっと雌伏の時を過ごしとって、今ブームなんや。今の株式市場は製品の供給がひっ迫しとる会社が上がるで。製品だけじゃなくて株式自体の供給も限られとる株が上がるんや。そういう株は今日のような日でも上がり続けるんや。だからこの痛む親指銘柄を買うんや。

 

 

テクノロジー株の下げがえぐい。。。

 

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