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【ジム・クレイマー】ウォール街のアナリストは、アメリカの消費者の行動がどれほどになるかをわかってないで!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの5/18のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

ただのリオープニングやないんやで。国中に現金があふれとるリオープニングなんやで。今日はダウは-0.78%、SP500は-0.85%、そしてナスダックは-0.56%と、下落の日になったで。わいは、多くのマネーマネジャーがショッピングに行かなかったり、どこにもでかけなかったりする人やということをわかり始めとるで。もし彼らが外出をする人なら、ピカピカのバランスシートをもつアメリカの消費者が家の外でいろいろなアクティビティーをすることを止める術が無いことを知るはずや。アメリカの消費者は家の中で逮捕されとる状態やったんや。やけどそれが釈放されたらどうなる?まずWalmartにいくやろうし、旅行はとりあえずLas Vegasにいくやろう。

 

わいらがウォール街について知っとることの一つとして、多くのリッチな人たちがいて、その人たちは普通の人たちと隔絶した生活をしとるということが挙げられるで。めちゃめちゃ強い消費の数字がでとるんやが、それは普通のマネーマネジャーはぴんとこんかったりするんや。なぜなら彼らは、普通のアメリカの消費者がどのように考えて行動するのか、シンプルにそれを知らんかったりするからや。そういうマネーマネジャーはWalmartになんか行かんのや。Walmartに行ったら食料品やろうがアパレルやろうがレジャーアイテムやろうが、ワクチンを打った後の人々がどれぐらい消費をしとるかわかるはずや。Walmartは更に、ほとんどの他のリテールと違って、サプライチェーンやコストの高騰に痛手を受けてないんや。Walmartはめちゃめちゃすごいスケールを持っとって、それが機能しとるんや。

 

さて、Home Depot's (HD)の株が下がっとるな。素晴らしい同店売り上げの数字やったが、それを気に入らんアナリストが多くいたんや。五月は前の月よりも悪くなるんやないかとか言ってな。別に40%上がると良かったのが30%しか上がらんかったからといって、そんなことは問題やないんや。しかも今の数字は材木価格の高騰でインフレしてしもうとって、材木価格は今七日連続落ちて来とるんや。まあでも株の動きはわかるで。今日発表されたHousing Start Numberは予想よりも弱くて、しかも塗料分野も弱かったんや。ハウジングに対する支出が今弱くなっとる可能性があるで。家の外のアクティビティーに皆向かっとるわけやから。

 

そしてMacy's (M)の決算の数字やが、比較的良かったんやが、わいにとって注目なのは、どのセグメントがベストやったかや。それは旅行カバンとかのセグメントやったんや。すなわちアメリカ人は外出するんや。そしてアメリカ人は更に宝石も買っとるし、時計も買っとるし、香水も買っとるんや。

 

さて、株価に注目すると、Walmartが高値から下のところにおるのはギフトや。Walmartに行ったこともないアナリストはワクチンがどれほど人々の外出を喚起してるかわかってないんや。Walmartがどれほど人々が買い物をしたい場所であるかわかってないんや。二週間前、わいは釣竿を買いにWalmartに行ったんやが、ジャケットも帽子もブーツも買って、それらはめちゃええんや。そして値段がめちゃ安くて、まるで弱い通貨の国で買い物をしとるんやないかと思ったほどや。そんな感じでカートがいっぱいになるまで通路を行ったり来たりしてしまったんや。そして、Walmartのeコマース分野は弱すぎると良く言われとったが、それは完全に間違いであることがわかったで。

 

旅行カバンが売れとるということで、Norwegian Cruise Line Holdings (NCLH)に注目やで。CDCからのcheck-offも出たし、ここまで膨れ上がった需要はものすごいんや。しかも株はまだまだ高値には行ってないで。あとは皆Las Vegasに行くやろう。大きい年で写真をとるスポットがいっぱいあって、外国やないからPCR検査をいらんし、Wynn Resortsとか盛況になるはずや。あと、旅行カバンといえば、Disney (DIS)はDisney+の加入者数の伸びが冴えんということで株価が下がっとって、株としてはリスクが取り除かれとる。Disney+は確かに重要やが、映画もクルーズ船もテーマパークも、これから活況を呈するんやで。映画ということで言えば、AMC (AMC)の株はただそれがミーム株やから上がっとると思っとるかもしれんが、わいは人々は映画館に戻ってくると思うし、AMCは踏ん張っとる数少ない映画館なんやで。

 

香水が売れとるということで言うと、Ulta (ULTA)が来週決算発表をするで。わいはUltaはええと思うが、それよりもEstee Lauder (EL)は素晴らしいと思うで。わいのファンドは最近ELを買い増したんや。ELの株価は下がっとって、株価が下がっとる時が買いのチャンスなんや。最後に、Airbnb (ABNB)を取り上げときたいで。カンファレンスコールでは素晴らしいストーリーを語ったんや。やけど155 million株を放出して株価は下がっとるんや。わいは今、ちょっとはこの株を買うべきやと思うで。Airbnbを使ったことのある機関投資家は狙っとると思うで。

 

今日は株価の動きとしては読みにくい日やったで。いわゆるキャシーウッドが好きなようなウッド株も好調やったで。そういう時はPalantir (PLTR)とかTwilio (TWLO)とかZoom (ZM)とかUnity (U)とかを買うのがええ感じになるんや。サイバーセキュリティー株も上がったし、いずれの株もバリュエーションはめちゃ高なんやが、こういうのはコモディティー価格の下落と連動しとる。マーケットは不思議な感じで動いとる。まあAT&T(T)が下がっとるのは不思議でもなんでもないけどな。

 

とにかく今日の大きなストーリーとしては、ウォール街のアナリストは多くのアメリカの消費者の行動を把握できてないということや。彼らが景気刺激策で手に入れたチェックを追い風に、ここまで15か月間何もできなかったうっぷんを晴らしに、どのような消費行動をするのか。バトンはWotk at Homeから旅行・レジャーに渡っとるところなんや。そしてその移行に賭けるのに今遅すぎるということはないで。特に、給料をもらいすぎとるウォール街のアナリストがまだまだ状況を把握できたいないようなうちはな。

 

 

リオープニングの雰囲気をひしひしと感じます。

 

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