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【ジム・クレイマー】わいがフィンテック会社を大好きな理由!Jamie Dimonの言葉が自ら物語っとる!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの6/15のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

わいはフィンテック株が大好きなんやが、良くいろんな人から、なんでフィンテック株が好きなのか聞かれて、その理由としてわいはスモールビジネスをやっとっていかにフィンテック会社に助けられとるかを説明してたんやが、そしてスモールビジネスをやっとる人として以下に普通の銀行よりもフィンテック会社が素晴らしいかを説明しとったんやが、昨日ようやく確定的な言葉で腑に落ちたんや。誰の言葉かというと、昨日のMorgan Stanley ConferenceでJPMorganのCEOのJamie Dimonが語った言葉や。彼はフィンテック会社との競争について語ったところや。

 

わいは間違ったことをDimonが言ったことにしたくないから、そっくりそのまま彼の言葉を言うで。彼はこう言うたんや。「自分たちのことを批判的に見ようとするならば、私たちはSquare (SQ) がやったことを本当はできたはずだったのです。だけどやらなかったのです。」言わずと知れたSquareは信じられんぐらい早く成長しとる会社で、スモールビジネスを支えて彼らをより強く安定的にビジネスができるようにしとる会社や。Squareはスモールビジネスの成長速度を上げることを可能にしとるんや。そしてDimonはこう続けたんや。「もしあなたが私たちの経営ミーティングにいたのなら、私はこう言っていたでしょう。私たちは同じ事ができたんです。でもやらなかったんです。私たちにはイマジネーションが無かったんです。」そうなんや。技術的なことうんぬんやないんや。ただJPMorganはSquareと同じことを考えつかなかったんや。

 

そしてDimonは、JPMorganのレガシー・システムが、新規の事業開発ということになるとマイナスになるということを語ったんや。更に、テクノロジー会社はJPMorganと違って、capital requirementsもliquidity requirementsもsocial requirementsもinsurance requirementsもCCAR requirementsもresolution requirementsもいらないということを語ったんや。2.2兆ドルを抱える世界で最も大きな銀行としての枷が、JPMorganのフットワークをそいでしまっとるというわけや。たぶんわいらは、JPMorganに突飛なことをしてもらいたくないんやろう。堅実のままでいてほしいんやろう。

 

やけどDimonは考えつかなかったと言うが、そうならなぜAmerican Express (AXP)は考えとるんや?わいは昨日CEOのSteve Squeriと話したが、最近買収したKabbageの話をしとったで。この買収でAmerican ExpressはSquare的世界に参入するんや。スモールビジネスを助けて、Squareにリアルな競争を挑むんやで。この動きは理に適っとる。American Expressほどスモールビジネスを助けるのに向いとる会社もないからな。

 

わいはJPMorganとそれを率いとるJamie Dimonをめちゃ尊敬しとるで。わいが大人になってからの大部分で、この銀行とつきあっとるんや。やから今回のDimonの、JPMorganが足りないところを指摘する言葉は素晴らしいと思ったんや。やけど、真の失敗は何かというと、スモールビジネスが必要なことが何かということを捉える能力の欠如や。JPMorganは大会社だけ相手にして、大きなお金だけを動かしとるんや。そうすることで巨額な利益がとれるのに、なんでわざわざ利幅の小さいスモールビジネスの分野にも目をつけんとあかんのや?

 

要は、JPMorganの失敗は想像力の欠如なんかじゃないんや。故意にスモールビジネスの分野をビジネス対象から省いたんや。コンザバティブな銀行員としては、そしていろいろな規制に縛られとる大銀行に所属しとる銀行員としては、失敗ができないわけなんや。やからごりごりとそこに参入せんかったんや。やけど、当然のことながら、常に正しいのはニーズを持っとる顧客の方や。Dimonがそのニーズを満たすことをせんかったら、彼は最終的にはその部分のビジネスを失うのは当たり前や。今になってみると、SquareやPayPals (PYPL)の今の時価総額を考えて、彼らがここまでどれほど早く、強く伸びてきたかを考えると、やっぱりDimonはなんとかしてスモールビジネスの分野に賢く参入する道を探らんとあかんかったんや。賢くやらんといかんかったんや。他の大銀行のように、いろいろなところをつまみ食いするようなやり方ではあかんのや。

 

ということで、なんでわいがフィンテック会社が好きなのかをわかっていただけたやろうか。伝統的なルールも哲学もシステムも、古き良き日のそういったものに縛られることなく、どんどん成長するんや。古い大銀行より新しいフィンテック会社についていく方がええやろ?

 

 

SQもPYPLも持っていて大好きです。

 

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