こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの7/22のMad Moneyはどうだったでしょうか。
今日はダウは+0.07%、SP500は+0.2%、ナスダックは+0.36%やったんや。今回はアメリカの障害について語りたいで。COVID克服後の凄まじいブームは結局来ないという感じになってないか。少なくとも100年前のスペイン風邪の後のようなものは来ないんやと。確かにあの時とは違うんや。ずばりワクチンを打ちたくない人が障害になっとるんや。彼らの非協力さが経済全体の障害になっとるんや。COVIDのパンデミックからの経済回復は歴史上最も早い、最も素晴らしいものになるとかつては思われとったわけやが、それが本当に大丈夫なのか、心配になるようなクラシックなサインが見られるんや。
一年以上前のことを考えてみると、二番目にひどい大恐慌がCOVIDのためにおこって、わいらは今世界中がつながるグローバルな世界に住んどるから、全く予期していなかったCOVIDウイルスという要因によって巨大なパートの経済がショックを受けたんや。移動ができなくなってしまったからな。単純に世界中がシャットダウンせんとあかんかったんや。わいらはこのようなことは、生きている間一度も経験したことはなかったんや。そしてそこから素早く回復することなんか不可能やと思っとったんや。
当時、わいらは、ワクチンをつくるのがどれだけ難しいか、過去のワクチン開発がどれほどの時間をかけてなされてきたか、何回も何回も聞いて、例えばおたふくかぜのものは四年もかかっとるんや。最も速かったと言われとるものでも四年や。それよりも短い時間でCOVIDウイルスを鎮めることができるのか?まさかできないやろうと皆思っとったんや。できるんやないかと言った人は馬鹿じゃないかと思われとったんや。
政府は経済にお金をどんどん注ぎ込んで、なんとかビジネスを持ちこたえさせようとしたわけやが、例えば多くのスモールビジネスを救うことは非現実的やったんや。それでも頑張って、人々が家にStayしていなければいけない時も、なるべくビジネスの灯を絶やさぬようにしたんや。わいらは仕事では通っていたセントラルオフィスを捨てて、新しい家を買い、オフィス仕様に仕立て、そしてNetflixやビデオゲームのようなエンターテイメントをフルに楽しめるような空間もつくり、自炊をし、遊びは静かにアウトドアでキャンプやボートとかをやったんや。
そうしている間に、去年の秋、ModernaとPfizerが問題解決の手段をつくったんや。ブーム!彼らのワクチンは良くあるような50%は効くという類のものやないんや。一年に一回打つインフルエンザワクチンのような感じやないんや。そうじゃなくて、アイゼンハワー大統領の時に撲滅したポリオのワクチンに近いような、すごく高い有効性を示すんや。94-95%の有効性なんや。やけどポリオの時とは違うんや。あの時はアイゼンハワー大統領は国家を挙げてワクチンを打たせ、わいらは愛国精神をもって義務やと思って高校とかのワクチンを打つ場所に列を作ったもんや。
今の政府はめちゃめちゃお金を刷って投入しとる。大恐慌の時の失敗を繰り返さんようにとやっとるんや。経済の炎にどんどんガソリンをふりかけとるんや。仕事をつくるために。仕事を無くした人を助けるために。皆が買い物をできるように。そしてCOVIDで危険な職場で働くことを避けれるように。やけどここで冒頭の障害が出てくるわけや。ワクチンを打ちたがらない人たちや。
多くの人は医者にかかっとるやろう、かかりつけ医がおるやろう。ドクターは皆にワクチンを打てというやろう。政府は皆にワクチンをうけさせるために多くのお金を使っとる。宝くじまでつくったりもしとる。ワクチンは大量に確保しとるんやが、皆うたないために廃棄寸前のものもあるんや。この国ではまだ多くの人が自由に生きたい、強制されたくないということだけでワクチンを打ってなくて、もしかしたら彼らはCOVIDで死ぬのも上等やと思っとるかもしれんが、経済的な打撃という意味でも、国家への貢献という意味でも、利己的すぎるという意味でも、いかがなものかということで、これがCOVIDからの真のカムバックに対する巨大な障害になっとるんや。
どういう障害になって現れとるんや?まず、リスクフリーの債券を買っとる人は今オーバードライブ状態になっとるんや。なぜなら彼らは、再度のシャットダウンがあるか、少なくとも部分的なロックダウンがあるということを思っとるからや。確実性を大きく上回る不確実性があって、皆が何を排してもCOVIDにかかりたくないという根本的なところがゆらいどって、それが国家につきまとっとるんや。わいはこのことが、今の債券金利が馬鹿げとるぐらい低いままであることの原因やと思うで。今の金利レベルは銀行にとって、たった2-3か月間に期待されとったほどの儲けを出すのを難しくしとるんや。ということでPayPal (PYPL)やそのドッペルゲンガーであるSquare (SQ)の株が上がっとって、これらの会社が今の状況で有利やと思われとるんや。これらの他にも、クラシックな銀行じゃなくて銀行みたいな業務をしとる会社が上がっとるんや。
わいらはトラベルやレジャーの業界が大需要部なことを知っとる。Southwest Air (LUV)もAmerican (AAL)もUnited (UAL)も、ええ数字を発表したんや。やけど投資家は彼らの先行きがBullishなことを信じてないんや。わいらはDelta (DAL)の発表を待っとるが、デルタ航空が数字をビートするのを待っとるというよりは、COVIDデルタ株が人々をビートするんやないかという恐れが消えないんや。一方で半導体不足が車不足を起こしとって、家も不足しとるんや。ハウジングやオート業界は経済の大事なエンジンやから、その影響は大きいで。
状況は悪くなっとるんや。COVIDデルタ株が経済をスローダウンさせるんやないかという危惧によって、多くのいいニュースに対して人々が耳をふさぐようになっとるんや。例えばDow (DOW)は予想されたよりも大きな儲けを出したが、もしかしたらこの会社の歴史上最も素晴らしかった決算で、CEO Jim Fitterlingがそれを強調した時も人々は無視したんや。株価は下落したんや。やけどそこで不思議なことがおこったんや。金利が落ちることでかれらの4.6%の配当がより魅力的になって、彼らの状況はより安定したんや。あと、わいらは需要はまだまだ強くなるから物価はまだ上がると思っとったが、今どうなのかは不確かやで。需要の低下によって物価は下がってくるかもしれん。すでにその動きはおきとるんや。
悪いことばっかり挙げてきたが、ここでええニュースを言おうやないか。このアメリカの障害は終わり得るんや。ワクチンを意地でも打ちたくない人は、やけど今はCOVIDにかかってもどうやって対処して治療したらええかわかっとるから、死ぬ確率はずっと低くなっとるんや。彼らはウイルスをまき散らす可能性があるから、味方の中に混じっとる敵みたいな状況になるんやが。この障害は二つの方法で直し得るんや。まず、ワクチンを打ってない人はCOVIDは普通の風邪と同じようなものやろと思っとるんやが、ワクチンを打ってなければそんなことは決してないんやが、まあでももしCOVIDにかかったらその抗体ができるということや。この方法は悪い方法でわいは人々にCOVIDにかかってほしくないんや。もっとええ方法としては、ここから感染者数がまた急激に増加して人々の危機感が増して、ワクチンを打ちたくなかった人もある程度打つようになることや。デルタ株の感染力の強さを考えると、悪い方法の方がずいぶん早く進むやろう。残念ながら。
もし障害が取り除かれたら債券は売られ、金融株は上がり、ホームビルダーの株も上がり、インフレは抑えられ、そしてモールにワクチンを打っとる人があふれることになるやろう。先週から今週にかけてこの障害は三日間の株式市場のセルオフを起こしたのを見たやろ。やけど再度これがおこりかねんことをわいらが理解するのはそう遠い将来のことじゃないやろう。ワクチンを打つのを拒否する人にはその権利があり、わいらには彼らを確実に翻意させる方法はないんやから。ワクチンを打たない人は問題や。やけど、わいはそのことが結局のところ経済に与える影響は限られとると思うんや。COVIDにかかって免疫がつくか、ワクチンで免疫をつけるか。後者が望ましいことは言うまでもないが、ワクチンを打たない人は前者になる可能性があって、結局は集団免疫に近づいていくんや。
COVIDの感染者数が上がっても死者数が増えてないのが希望ですよね。
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