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【ジム・クレイマー】まるでポスト・COVIDのような決算やったで!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの8/12のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

パンデミックとリオープニング、どっちに転んでも儲かる会社というのは多くないんや。そしてその中の一つの会社がDisneyやで。今夜この会社は素晴らしい決算を発表したんや。映画とテーマパークビジネスがノーマルに戻って来とって、しかも同時に、オンラインのストリーミングビジネスも予想より良かったんや。率直に言ってわいはこの決算に感銘を受けたで。やけどわいがぐだぐだしゃべっとってもしゃあない。直接この人から話を聞こうやないか。Disneyの新しいCEOのBob Chapekや。Bobよ、ようこそMad Moneyへ。

 

やあジム、調子はどうだい?

 

わいはこの決算を見て本当にうれしかったんや。この会社の決算がええと皆がハッピーになるんや。あなたが着任したのは18か月前やったよな。そしてすぐパンデミックがおこった。あのパンデミックを経てもなお、今回の決算はどのセグメントでも成長がみられるんや。どうしてこんなことができたんや?

 

私たちはDisneyと他の会社との違いを際立たせることにフォーカスしたんです。私たちはここまでのDisneyの素晴らしい物語を語ったのです。パンデミックが起こった時初期のころから私たちは、この先何がおこるのかギアをニュートラルにいれて中立で待つのではなく、アクセルを踏むことに決めたのです。手をこまねかずに、二つのイニシアティブに集中したのです。一つ目はもちろん、顧客にダイレクトに我々の映像を届けるDisney+です。そして二つ目は私たちのテーマパークビジネスです。テーマパークビジネスが今回のパンデミックのような打撃を受けることはここまでありませんでした。とても多くのネガティブがありました。ほとんどの私たちのテーマパークビジネスはダウンしてしまいました。しかしその中で我々はテーマパークビジネスを改めて見つめなおし、練り直し、どうしたら顧客の満足度を最大ができるかと考えたのです。同時にパンデミックを逆に好機にとらえ、今まで商業化してこなかったものを商業化できないかという検討を活発化させました。私はこの最悪の時に、我々が成し遂げたことを本当に誇りに思っています。

 

なるほど。Bobさんよ、実際あなたは、今回のカンファレンスコールの中で、テーマパークの予約状況が強いと語っとるよな。しかしCOVIDの影響はどうなんや?デルタ株はフロリダでも猛威を振るっとるよな?これからもひどくなるかもしれんこの状況で、本当にテーマパークビジネスはうまくやっていけるんか?

 

ジムよ、顧客の信用ですよ。私たちは長年かけて顧客の信用を獲得してきました。その歴史を築いてきました。私たちがパンデミックの最中にウォルト・ディズニー・ワールドを開けたとき、多くの懐疑的な見方がありました。しかしここからもう一年もたちますが、とてもうまく、責任を持って運営してきたと思います。私はそれに誇りを持っています。そしてこの一年間が更なる信頼と信用になり、これからも多くのお客様にきていただけると思っています。ディズニー・ワールドは安全に遊べるのだという信頼があるのです。

 

ちょっとその安全について語ってみたいと思うで。あなたの会社はとても厳しいワクチンポリシーがあるよな。昨日Norweigian CruiseのCEOともしゃべったんやが、彼もその点ではタフなポリシーがあるんや。やけどフロリダ州知事とかは彼のポリシーには批判的なんや。クルーズ船の乗船に際してワクチン接種を義務付けるということに関してな。フロリダ州知事はディズニーに関してはどうなんや?わいが知る限りあなたはワクチンに関しては妥協しないと聞いとるが、ぶつかったりはせんのか?

 

私たちはワクチンがこのパンデミックの状況を和らげるキーになることを強く信じています。私たちDisneyは他の世界のことをコントロールすることはもちろんできません。しかし、私はディズニーのキャストや従業員にはワクチンを打っていてほしいです。それは彼らの健康だけでなく、お客さんの健康のためです。私たちはフロリダ州政府と素晴らしい関係を築いています。私とフロリダ州知事とで、マスクやワクチンについての考えは違うところもあるかもしれませんが、彼は私たちが私たちの仕事の範疇で自由にやることを認めてくれています。私たちのお客さんのため、従業員のため、そしてビジネスをやり続けるため、必要なことを私たちはやります。

 

ということはワクチンをうたないキャストは首になるということなんか?

 

私たちがやりたいのは、全員がワクチンを打つように説得することです。お客さんの安全がとても大切であるということを一番認識すべきであるということを皆で意思統一することです。お客さんに最高のサービスをする、そして安全はその欠かすことのできない大事な要素です。

 

なるほど、さて、今回の決算やが、Disney+が素晴らしくやっとることを見逃すことはできんで。あなたは2024年までに230-260 millionの人が会員になると言っとったが、私はこのターゲットに向かってええ進展具合を見せとると思うんやが、その点はどうなんや?

 

私はDisney+の先行きに自信を持っています。去年の12月の決算で言ったのは、コンテンツにかける投資を倍掛けすると言いました。特に私たちのパワーハウス・フランチャイズにかけるお金を増やしています。そしてそれがここのところのパイプラインに実り始めてきていると思います。そしてコンテンツに関しては伸び続けているのです。そしてそれはグローバル・フランチャイズの話だけではなくて、各国でつくられているローカルコンテンツも伸びていますのです。私たちのパイプラインは成長を続けていて、私はDisney+の先行きにとてもハッピーです。

 

なるほど。あなたはDisney+を値上げしたやろ。それで加入者数に影響が出たということはなかったんか?

 

全然ありません。加入をやめる人の数は減り続けていて、加入を更新する人の数は増え続けています。そしてこういうことは、価格帯と顧客満足度の関係を読み解くのに素晴らしい例になるのですが、私たちの将来の燃料になるでしょう。

 

さて、ESPN+のことやが、わいはフットボールをここで見るのでESPN+のファンなんやが、この数字も成長しとることに驚いたんや。ESPN+の数字の成長についてはどうなんや?

 

ESPN+はスポーツ専門チャンネルESPNのストリーミングサービスのことですが、Direct to Consumerの観点からフレキシビリティもあり重要だと考えています。この点は私たちにとってキーなんです。私たちがもっとアグレッシブになりたいと思ったら、私たちはESPN+を通してそれができるのです。

 

なるほど、そうよな。さて、ちょっと議論がわかれることについてなんやが、今週のはじめに、リアル・ショーマンのAMCのAdam Aronとしゃべったとき、彼は、人々は映画館に行きたがっとるというたんや。今までのどの時よりも皆映画館に行きたがっとると。やから大ヒットを飛ばしたければ映画館で上映しないといけない、と。彼はあなたの、映画の封切をストリーミングでやってしまうという戦略に疑問を投げかけたんや。わいはブラック・ウィドウを$30払ってストリーミングで見たんやが。ところで主演女優が訴訟を起こしたりもしとるよな。わいはあなたはブラック・ウィドウをストリーミングでも公開することで多くのお金を儲けたと思うんやが、そこのところについてはどう思う?

 

私が思うに、消費者がどのように映画を見たいかというトレンドはものすごい速さで進化してきています。もちろんいつだって、映画館で映画を楽しみたいという人は多くいるでしょう。私自身も映画館で映画を見るのが大好きです。私たちのディズニー映画はそこのところをないがしろにはしません。映画館で映画を上映します。しかし同時に、技術革新とあとCOVIDの時代になったこともあり、ジム、あなたのように、映画を家で見たい人が多くいるのです。世界は常に変化していて、私たちは常にその変化の波のフロントランナーでありたいと思っています。そして同時に、私たちは消費者に選択を与えたいと思っています。彼らがいいと思う方法で映画を見てほしいのです。技術革新が起きる時はいつでも、皆が幸せになる方法があるというものなのです。私たちは顧客の満足度を重視しているのです。

 

それでは俳優の人の契約書をやっぱり書き換えんとあかんのやないんやろうか?

 

私たちのビジネスで俳優の人のキャラクターほどパワフルなものはありません。今回訴訟をおこしたスカーレット・ヨハンソンは素晴らしい俳優であり、ブラックウィドウでは素晴らしい仕事をしました。そしてブラックウィドウは大きな成功を収めました。俳優の重要性が私たちの中で小さくなることはこれからもあり得ません。彼らがキャラクターにDNAをふきこむのです。命をふきこむのです。映画に愛と情熱を与えるのです。私たちは彼ら彼女らとビジネスができることに誇りを持っていて、その関係性は将来にわたって大丈夫だろうと思います。

 

最後に一つ、全ての人が今、中国との関係を心配しとる。今回の決算で中国の売り上げを見たら予想よりも全然ええ数字やったやろ。彼らはわいらをまだ好きってことなんか?

 

中国の消費者はディズニーの商品を大好きです。私たちの歴史は、私たちのコンテンツがグローバルに愛されることを示しています。消費者が望むのであれば世界各国を舞台にした映画がこれからもつくられるでしょう。もちろん中国も含めてです。

 

私もあなたもまだ時代はポスト・COVIDじゃないことは承知やが、あなたの決算はポスト・COVIDやったらこんな感じかと思わせるような素晴らしいものやったで。これからも期待しとるで、ボブ。

 

ありがとう、ジム。

 

 

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