こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの8/5のMad Moneyはどうだったでしょうか。
毎日毎日、今のマーケットがどれほど割高かという話を聞くんや。多くの人が、株価が高くなりすぎて、個別銘柄が自重で壊れてしまうんやないかと思っとる。それなのに今日はまた上昇の日や。ダウは+0.78%、SP500は+0.60%、そしてナスダックは+0.78%や。こういう中でもアンダーバリューされとる、割安なバーゲン株があるんや。わいは今回それを言っていこうと思うんやが、その前にここのところで最も強烈な動きを見せとるIPO株のロビンフッドのことを言っておきたいで。二日間で80%も上がっとったりしたんやが、今日は-28%と、下落した日になったんや。HOODはここ数日でミーム株になってしもうて、ミーム株ということは、理由も無いのに愛されるということや。やけど今日、IPOからまだ一週間もたってないのに、大株主による早期の株式売却が発表されたんや。
こういうことは真の、オーバーバリュエーションのサインや。株価が高すぎるんや。少なくとも機関投資家にとってはな。やけど個人投資家にとっては必ずしもそうじゃないけどな。こういう動きがどんどんでてくると、株価は割高なんやないかという意見が多く出てくるのも当然や。やけどまあ、ロビンフッドはちょっと置いておいて、ミーム株のこともとりあえず忘れようやないか。これらの株は、別にマーケットを代表してるわけでもなければ、今マーケットが良くやっとるかどうかの指標になるわけでもないで。そうじゃなくて、今マーケットにある割安株、バーゲン株を見ていこうやないか。
まずはWalmartや。Amazonは良くやっとるがWalmartはまだこの地球上で売り上げ的には最も大きいリテールやで。今日のアップグレードがあるまでは、年初から考えると実はこの株はダウンやったんや。ええファイナンシャルで利益の24倍と安いにもかかわらず、や。これは今のマーケットの倍数や。すなわちWalmartはSP500のアベレージぐらいということなんやが、そんなもんか、この会社は?もっとええやろ普通に考えて。今日Wells Fargoのアップグレードがあって、わいはそれは理に適っとると思うで。そのレポートでは、所得が高くない層の人がチャイルドクレジット等からのキャッシュでどれぐらい潤っとるのか、そしてタイトな労働市場のおかげで時給が上がっとる、そういうことがかかれておったんや。Wells Fargoによると、Walmartは他の同業社よりもええんや。加えて会員制のWalmart Plusとかもやっとるしな。アナリストが言うに、相対的に株価の動きが悪かったことが、買いの好機を生み出しておるということなんや。COVIDいらいWallmartは同業他社に比べて冴えなかった。TargetとかKrogerが伸びとる時にSP500に18%も負けとるんや。それが今好機を演出しとるということなんや。そういうこともあって、今までの株価のタイトなレンジを破って、今日は3%も上がったんや。わいのファンドはこの株を持っとるが、ようやく動いてくれたと思ったで。皆ここぞとばかりにWalmartを買いに入っとるんや。Walmart Money Trainが駅から発車しようとしとるんやで。
他にも割安株があるで。Uberや。この株は年初来15%も下がっとるんや。やけど今朝Squake Boxという番組でCEOのDara Khosrowshahiは、ビジネスはライドシェアーの分野もデリバリーの分野も両輪で予想よりええと言ったんや。唯一の問題は労働力不足や。ドライバーが不足しとるんや。やけどこの点について彼は、近い将来解消されるという証拠を語ったんや。失業保険の上乗せが問題なんや。これがあると皆働こうとせんのや。失業しとったほうが得やからな。やけどこの上乗せ分が夏で切れるから、ドライバーは戻ってくるんやないかということなんや。事実、この上乗せは州によってはもう減額されたり終わったりしとるんやが、そういう州ではドライバー不足が見られんということなんや。確かにUberは伝統的なバリュエーションでは株価は安いと言えんかもしれんが、やけど今までこの株がどうトレードされてきたか、そして同業他社のことを考えると、やっぱり割安なんや。
化学会社を見てみようやないか。Lyondellbasellや。いろんなプラスチックを作っとる会社でかなり退屈なんやが、やけど退屈はええと言うたやろ。株価は今年の利益の5倍なんや。そして4.7%の配当があるんや。馬鹿げとるぐらい安いやろ。素晴らしいキャッシュフローと経営陣を考えると、なんでこんなに株価が安いのか、その正当化の理由を考えるのは難しいで。Trinseoはどうや?これもプラチック製品メーカーやが、これも株価は今年の利益の5倍以下なんや。安すぎやろ。
スティールメーカーもや。Cleaveland CliffsとNucorはそれぞれ利益の4倍と5倍や。Nucorは地球上でベストのスティールメーカーや。素晴らしいバランスシートと配当があるで。業績はピークなんやないかという人がおって、そうやったら確かに株価は上にいかんやろうが、わいはピークやとは思ってないで。例えCOVIDで経済が悪くなってNucorの決算の数字が半分になっても、それでも今の株価は安いで。同じようなことがホームビルダーにも言えるで。Toll BrothersもLennarもDR HortonもKB Homeも。これらはだいたい利益の9倍やが、KB Homeなんか7倍以下という馬鹿げた安さなんやが、これらの株価は、将来の今よりずっと高くなるであろうローン金利、そして家を買いたい人の数が減るんやないかということを織り込んどるようやが、やけどCOVID、そしてこの国の人口の増加がどれほどの家の需要を生み出しとるかということを織り込んでないようや。
最後に車会社や。これらはタフや。半導体不足でFordもGMもだいたい利益の8倍で取引されとる。もしここから景気後退期に入るんやったら、これらの株はこれでもオーバーバリューされとるやろう。やけど、わいは景気後退に入るとは思わん。特に今またCOVIDのアウトブレイクがおこっとる時にはFedはそんなことを許さんやろう。こういう風に考えてみようやないか。7年前、Fordの株価は$18やった。今株価は$13や。まじでこの7年間で、Fordは何の新しい価値も生み出さんかったと思うか?ここから素晴らしいEV車のラインナップがあるのに、将来がないと思うか?バランスシートも急速に改善しとるんやで。CEOのJim Farleyはまじでこの会社を生まれ変わらせとるんや。
結論や。今のこの好調なマーケットがいつまで続くのか。Robinhoodの動きのようなクレイジーなことがいつまで起こり続けるのか、わいにはわからんが、やけどこのクレイジーさとかはひとまず忘れるんや。今こそ割安株に注目するんや。あなたが思っとるよりそういう株は多いかもしれんのやで。
いいですね、だんだんこういう株を買いたくなってきました。
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