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【ジム・クレイマー】テーパリングを気にしすぎるな!セクターが移り変わる!ターン・ターン・ターン!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの8/16のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

わいはエコノミストやないで。わいは教育者や。人々が自分自身のポートフォリオを構築しようとする時に、何に気を付ければいいのか、そして何を気にかけなくていいのか、教えるためにおるんや。もうテーパリングの議論はたくさんや。テーパリングはあなたの優先リストの下の方にあるべきや。だからわいはこんなガムテープを口につけとるんや(TAPERと書いているガムテープで口をふさいで登場しました)。今日はダウは+0.31%、SP500は+0.26%、そしてナスダックは-0.20%やったで。ダウとSP500はレコードクローズや。

 

皆口々にテーパリングの議論をしとる。そういう人たちの口にこのTaper Tapeを貼っていきたいものや。そんなことよりも重要なことがあるんや。The ByrdsのTurn Turn Turnという曲を知っとるか?その歌詞の始まりはこうやろ。To everything, turn, turn, turn. [全ての物事には(ターン、ターン、ターン)]、There is a season, turn, turn, turn. [季節があり(ターン、ターン、ターン)]・・・。そこに続こうやないか。物事は移り変わるんやで。わいがこの歌に続くとしたら、今は工業株を買う時で、銀行を売る時で、ヘルスケアを買う時で、テクノロジー株を売る時や。Turn Turn Turnや!

 

そうや、人々はいろいろトレードし続けとる。次の動きを逃さんようにと気を張っとる。だからや、二週間前あたかもめちゃめちゃハイ・マルティプルな、PSRがめちゃめちゃ高いような企業の株が買いやと思われとったのが、それが変わって、ユーティリティーとかホームビルダーとか消費者製品の会社の方がええようになったり、ころころかわるんや。これらのローテーションをおこすマジカルパワーには傾向があるんや。今週Fedが何かシグナルを出すと思われとって、やからナスダックが下がっとって、半導体会社も売り、となるんや。ユーティリティー株は上がっとる、なぜなら、金利が下がっとるからや。デルタ株の猛威が上がっとるからや。ワクチンの接種率の伸びが下がっとるからや。やから、PepsiCo (PEP)とかProcter & Gamble (PG)とかDuke Energy (DUK)を買えばええとなるんや。

 

これらのどの動きも馬鹿げてはないで。やけど繰り返すが、Fedにあまりにもフォーカスするのは、ただ怠惰な思考につながるんや。Fedの議長や大統領の言ったことを聞いて、それがどういうことを意味するのか類推するのは簡単や。そしてパウエル議長がいつどのように動くのかを予想するのも難しくないんや。それはゲームとしては面白い。やけど一つ問題があるんや。そのことだけではあなたはお金を儲けることができんということや。そういうのはただのぺちゃくちゃとおしゃべりをしとるだけや。推理ゲームをやっとるだけや。それだけではだめで、今わいが気にしとることを7個挙げときたいと思うで。

 

まず一つ目は消費者の状態や。もうちょっとで7月の小売売上高の発表があるで。わいは今消費は燃える石炭のように熱いと思うで。議会がガソリンを浴びせとるからな。やからWalmart (WMT)とかLowes (LOW)とかHome Depot (HD)とかTarget (TGT)の決算はデルタ株の影響が見えないような素晴らしいものになるんやないかと思うで。消費が強い限りはわいらはそれほどFedのことを心配せんでええんや。

 

二つ目はアフガニスタン情勢がどのぐらい重要なのかということや。わいらは助けが必要な同盟国を見捨てたんか?もしくは沈む船から逃げ出したんか?わいには答えはわからんで。やけどこういうことを考えることは重要なんや。戦略的に台湾が大事やからや。わいらは同じように台湾を見捨てたりするんやろうか?わいらの半導体の多くが台湾でつくられておるのに?Taiwan Semi (TSM)は中国の自動車会社とより近くなったりするんやろうか?それともそういう不吉な前兆ではないんやろうか?バイデン大統領もそれを明確に否定できるんやろうか?アップル株とかはめちゃ強くて新高値をつけとるから、マーケットは心配無用と言っておるかのようやが。やっぱりアップル株はただ持っとくんやで。トレードするんやないで。

 

三つめはCOVIDや。株式市場はデルタ株は自然に衰退していくと言っとるんや。イギリスや、インドさえもそういう感じなようにな。皆ワクチンをうつか、COVIDにかかることで免疫をつけるんや。やけどわいは自然消滅は甘い考えやと思うで。あまりに多くのワクチン反対派の人が病気になる権利を振りかざしとる。ウォール街は新しいインドアでの活動のガイダンスは所詮短命やと無視を決め込んどるようやがな。Regeneron (REGN)のモノクロ抗体薬や、Abbott (ABT)のBinax検査システムに感謝や。両方の株がわいは好きやで。CDCとFDAの体たらくを見とると余計にな。

 

四つ目やが、金利の動向や。長期金利が下がっていくのは家を買う人にとっては朗報やが、ローンを貸す人にとっては悪いことや。となるとLennarを買ってJPMorganを売るのがええんか?もしかしたらそうや。家の値段は賃貸に比べたらまだ安くて、金利は低い今なんだって買うのはええように思えるからな。わいは今実は不動産を買う方が株を買うよりええかもしれんと思っとるで。マッド・ランドや。

 

五つ目やが、低いPERの会社にお金がいっとって、高いPERの会社からお金が出とるということや。PSRで評価されるような株は猶更厳しいことになっとる。これはめちゃハードなturn turn turnや。なぜならマーケットはお金を吸い込むすべてのものにあきあきしとって、配当などの安全性を求めとる感じになるからや。わいらはこの傾向が、株式の供給が多すぎる時に見るんや。そして結局は配当株すらも下がってしまうことになったりするんや。あまりに多くの会社がIPOしてもう覚えるのもできんほどや。やけど実はこういう時が真の、本物のテクノロジーのグロース株に注目してついていくべき時なんやけどな。

 

六つ目やが、時価総額の大きな優良銘柄で配当も素晴らしい会社が愛されとる。Johnson & Johnson (JNJ)とかPEPとかBristol-Myers Squibb (BMY)とかそこらあたりや。アフガニスタンがごたごたしようとも、それがBMYの配当となんの関係があるのか考えんとあかんのやで。関係ないんやで。

 

七つ目やが、ディルピクルスがソースよりもうまくできんことや。すまんな、重要なことやなくて。確かに今おこっとる経済状況よりは重要やないかもしれんが、いつかおこるかもしれんテーパータントラムよりわいはこれが重要なんや。

 

わいがこれらのことを挙げて言いたかったのは、多くの季節があり、それぞれの季節の中に多くの要素が詰まっとるということや。覚えておくべき最も大事なことは、これはローテーションやということや。もしくはturnやということや。そしてそれがどうであれマーケットは進んでいくんや。この200日で5%の下落がないことを覚えとかんとあかんで。テーパリングが怖いという怠惰な思考だけで優良株を売るんやないで。もしあなたがマーケット全体が下落に転じると思うなら、株を買うときは一度に買わずに、例えば株がセクターローテーションとかで下がったときに買うようにするんや。心配はいらんで。次のturnはすぐくるんや。そこで上がるというものや。

 

 

ちょこちょこ動くよりどっしりといきたいです。

 

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