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【ジム・クレイマー】今週のゲームプラン!更なるネガティブに襲われる週になるのか!?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの9/17のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

わいは前々から大々的に言っとったやろ。ラリーウィリアムズの解析もやったやろ。それによると今日から大きな下落の時が始まるということなんや。現金を多めにするのもええし、トレーダーやったらショートするのもええと言っとったやろ。わいは自分ではショートは普通はせんのやけどな。今のマーケットを見とると、もっともっと番組でネガティブな面を強調しといた方が良かったかなと思うぐらいや。やけど率直に言ってそれをするのも難しいんやがな。いかしネガティブなセンチメント通りの下落の日に今日はなって、ダウは-0.48%、SP500は-0.91%、ナスダックも-0.91%やったで。

 

ただ、株式市場が下がっとるということは、わいが今思いつく限りで唯一の明るいことや。そうや、下落は始まっとるんや。そうしたら悲観が織り込まれるんや。いろいろな数値からセンチメントが下手したらここのところでも本当に有数の悪化具合を見せとるという結果がでとる。センチメントの悪化は実際ええニュースなんや。なぜならばマーケットが下落基調からのターンアラウンドを果たすには、センチメントの悪化なしには上昇基調にならんからや。

 

もしかしたらどんどんセンチメントが悪化して株価が下落していく中で、あなたはちょっとずつ買いに入れるかもしれんで。次の10日間で大きな下落があったら買っていけるかもしれんで。わいは実際買いに入るアイディアがあるんやが、それは退屈なものや。わいはこういう局面では奇をてらうことに興味は無いし、面白く投資することにも興味がないんや。退屈と安全、これが大事なんや。ここは強調しときたいで。このMad Moneyはトレーディングの番組やないんやが、歴史的パターンで下落の時なんや。過去20年間以上、9月後半の下げと言うのは最も安定した一年のパターンの一つなんや。だからわいはラリーの解析をあなた達にシェアしたやろ。そしてそれがまさに起ころうとしとるわけや。

 

株価が下がるのは皆が株を売っとるからで、皆が株を売るのには理由がいろいろあるやろう。債務上限問題を不安に思う人もおるやろうし、金利がここから上がる可能性を不安に思う人もおるやろう。物の不足やサプライチェーン問題、あとはビジネスがしにくくなっとることとかを心配する人もおるやろう。例えば製薬会社や。民主党が薬価をコントロールする法案を提出したことを不安に思っとる人がおる。例えそれが頓挫しても、や。工業株に関しては景気刺激策が必要やろうが、それがどうなるのかまだわからん。旅行やレジャー株はCOVIDでやられとる。デルタ株でレストランチェーンとかもやられとって、状況は醜くなっとる。

 

そういうことを考えると、来週のゲームプランは明るいものにはならんことがわかるやろ。やけど、わいはこの番組でマーケットを元気づけるためにおるんやないで。わいはあなたに、わいはマーケットが好きなことを押し付けたいわけやないで。わいはあなた達にことさらに株を買えと言いたいわけやないんや。わいは永遠にBullな人間ではないで。わいは、わいが正しいと思っとることをあなたに伝えたいんや。ということで来週のゲームプランを見ていこうやないか。いろいろネガティブな週になるかもしれんが、繰り返すが、ネガティブが溜まることはBullにとってはええことやからな。マーケットがネガティブということは、ええニュースがあったら目立つということでもあるからな。下がった後は株が上がりやすくなるということでもあるからな。

 

月曜日やが、わいがここまで番組で言ってなかったネガティブなことから始めようやないか。中国不動産開発大手の中国恒大集団が経営危機に直面しとるんや。わいはもしかしたらずっと前にこれをとりあげとくべきやったのかもしれん。巨額の債務返済が滞っとって、そのサイズはまじで巨額や。$300 billionの負債やで。わいはどうやって利子をこの会社が返せるのか、わからんで。もしデフォルトに陥ったらどのような大きな影響が多方面に波及するか、わいはその怖れを強調しすぎることができないぐらいやと感じとるで。この会社を救うには絶対に中国政府の介入が必要なんや。やけど問題なのは、今中国政府は、共産党は、まさに共産主義に立ち返ろうとしとる。ここのところでこんなに露骨なのは初めてのことや。富裕層をターゲットにしとる。わいは中国恒大集団が必ずしもデフォルトに陥ると言っとるわけでは無いが、少なくとも顧客や株主は大きな被害を受けるやろう。もし中国恒大集団が崩壊したらその影響は我々にも波及する可能性があるで。対岸の火事じゃない可能性があるんや。そうや、中国恒大集団はそれほど大きな存在なんや。それほど危険な存在なんや。

 

月曜日の引け後はLennarの決算発表があるで。わいはこの会社がお気に入りでええ決算を発表すると思うが、ええ決算という結果にはならん可能性があるで。わいらのマインドセットがネガティブやからな。やけど素晴らしい経営陣によって今のハウジングの状況がどうなのかがわかるやろう。わいは特に今、家不足の問題がどうなっとるのか、供給が需要に追い付いてきとるのか、そこのところを聞きたいで。この会社はハイブリッドワークに重要や。

 

火曜日はわいらは二つの決算発表に注目したいで。FedexとAdobeや。Fedexはここのところネガティブなアナリストのコメントを多くうけて株価が下がって来とる。ということは何かええことがあったら買っていけるということや。Adobeに関してはここのところ、テクノロジー株の先行指標のような銘柄になったで。長い間株価は上がり続けとって、それはビジネスがブームしとるから当然なんやが、わいはAdobe Suiteの製品が好きやで。Adobeの製品を使う全員をクリエイティブにするかどうかは知らんが、少なくとも全員をクリエイティブになったような気分にはさせるんや。

 

火曜日は更にWorkdayのアナリストミーティングがあるで。Workdayの前の決算は良かったんや。Chairmanでco-CEOのAneel Bhusriは何も素晴らしい発表なしにこのアナリストミーティングを開催するような男やないで。もし月曜日と火曜日にWorkdayの株価が下がっとったら、もしかしたら買いに入れるかもしれんで。

 

水曜日はFed Dayや。パウエル議長がしゃべるで。今は季節的に下落基調の時や。彼がどのようなことを言ったって、マーケットはネガティブにとらえる可能性があるで。パウエルはめちゃめちゃ思慮深くて、彼の演説を聞くどの人よりも賢い男や。それにしてもわいらは債務上限の問題を最速で解決せんとあかんのや。ぼやぼやしとったら国債のRateが下がって財務省が大きなダメージを受けるで。パウエルはどう考えとるのか。そしてパウエルは更に、スタグフレーションなんやないかという懸念にも答えんとあかんと思うで。経済は上がってないのにインフレが上がっとるやないかと言う声が大きくなっとるんや。それらを考えるとわいはここでまた売りの波が来るかもしれんと思うで。経済のスローダウンへの懸念が大きすぎて、インフレへの心配も大きすぎるんや。株式市場の下落無しに解決なんかせんと思うで。

 

木曜日はCostcoとNikeの決算発表があるんやが、わいは双方ともええ発表をするとは思わんで。Costcoの株はここまで一直線に上がってきて、Costcoは月別の数字を発表するやろうが、今まではいつもアップサイドサプライズをおこしてきとって、特別配当とかいろんなええ発表があってのこの動きやったんや。それだけでも決算前に売る理由になるで。もし買いたければ決算前やなくて、決算後に買うんや。Nikeに関しては、タフ、タフ、タフや。ベトナムからのサプライチェーン問題は大きいと言われとるし、Nikeは中国政府の次の標的になり得るという人もおる。一方でNikeの株はしぶとく上がってきた歴史があるのも確かや。だからショートするのも怖いし、ロングも怖い、そういう状況や。ということで注意しようやないか。

 

さて、デルタ株が猛威をふるっとるが、レストラン業界はどうなっとるんや?木曜日はDardenの決算発表もあるで。オリーブガーデンとかのレストランの状況がどうなっとるのか注目や。わいは状況はええと思うが完ぺきではないと思うで。さて、他に何があるかというと、来週のゲームプランのこのパネルの中でもしかしたら最もポジティブなのは、木曜日にあるDellのアナリストミーティングかもしれんな。Michael DellがVMWareについて語ると思うで。VMwareがデル傘下からスピンオフし、独立した会社になるからな。わいはDellは天才やと思うし、素晴らしい男やし、正直な男でもあると思うから、来週下がったらDellを買えるかもしれんで。

 

金曜日はパウエルが再びしゃべるんや。彼はエンカレッジングな話をするかもしれんが、例えばCOVIDがおさまればサプライチェーン問題が緩和されるかもしれんしな。やけど結論としては来週はより高いネガティブさが積もるかもしれんのや。やから来週、マーケットが下落しても驚いたりパニックになったりしてほしくないんや。まだS&P500オシレーターの数値は売られすぎレベルまではいってないんや。買いに入る時は注意するんや。

 

 

来週も下落の週になるのでしょうか。

 

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